一部の人からも要望もあり、昨年は残念ながら受験に力を注ぐためにブログの更新があまりできなかったので、昨年度の受験の回想をざっとしたいと思います。

その前から書いてもいいかと思いましたが、ものすごい長くなりそうですし、一昨年はブログを病的に更新していたので、とりあえず昨年だけ書こうと思います。

昨年晒さなかった模試の結果なども同時に晒していこうと思います。

どういうものになるかわかりませんが、とりあえず書いていこうと思います。

では、1年2ヶ月前へタイムスリップ。

2007年3月、東大に余裕で落ちたおれは、浪人するか、進学するか、ものすごい悩んだ。

浪人しようと思っていたけれど、実際落ちてみると気持ちが変わったことに気づいた。何よりもその前の1年間の宅浪生活で、精神的に限界だった。あと1年なんて耐えられる自信は無かった。しかも1年死に物狂いでやっても受かるかどうか微妙だと思った。それくらい学力は低かった。

最後まで悩んだけど、答えは出なかった。

結局、大学進学することにした。それは、『浪人すれば浪人するしかないけど、進学するならそのまま大学へ行くことも、大学辞めて再受験することも、仮面浪人するのも可能だ』という、消極的な理由だった。

そんなわけで、理科大生となった。

大学生活が始まったころは、再受験するつもりはあまりなかった。

もう受験のことは忘れて、気持ちを切り替えて大学生活を楽しみ、勉強もそこそこがんばって大学院で東大へ行けばいい、という気持ちだった。

正直いってその前の1年は人としゃべる機会がほとんど無かったから、友達ができるか心配だった。

でも意外と友達はすんなりと出来た。

思えば理科大に集まってくる連中は、自分にとっては気が合うというか、なじみやすい人々だったと思う。

思ったよりも理科大の印象は良く、大学生活は順調だった。

でも、徐々に雲行きがあやしくなってきた。

何かが足りないと感じていた。

それは、自分が縮こまっていくことへの危機感からくるものだったかもしれない。

そのまま大学生活を続けていったら、自分はどんどん普通になっていき、大衆に埋没していってしまうと思った。それは自分が一番嫌なことだった。

何らかのアクションが必要だと感じていた。

そして、徐々に再受験について意識しはじめた。そして結局再受験をするために仮面浪人しようという決意をするに至った。その決断には主に3人の人物による影響もあった。

1人目は、ある合格体験記で読んだ、東工大から東大へ仮面浪人した人だ。その人は東大に落ちて後期東工大に受かって、そこから仮面で東大いったという珍しい人だった。後期に東工大に受かるくらいだからおれよりは相当学力が高い人なんだけど、でもその人の考えに共感したし、その人は夏ごろから受験勉強をスタートして、大学で進級しつつ合格したということだから、おれも春からやれば合格できるかもしれないという淡い期待を持った。

2人目は、理科大の同じ学科に進学した、同じ高校の同級生だった。といっても顔を知ってるくらいで友達ではなかった。その子と仲良くなろうと思ったけど、その子の様子が変だと気づいた。なんか全然学校に来ないし、友達をつくろうとする様子も無かった。5月病とかじゃなく、4月の頭から来ないのだ。それを見たとき、こいつ実は仮面浪人なんじゃねぇかと感じた。こんな身近に仮面浪人がいるかもしれないっていうのは結構衝撃的だったし、それと同時に怒りを覚えた。ある意味では仮面浪人生というのは、周りの連中がせっせと通っている大学を否定して、他の大学へ浮気しているようなものだった。周りからすれば良く思うはずはなかった。だから『仮面浪人するなら周りの友達に知られちゃいけない』とも感じた。

3人目は、中学の同級生だ。そいつは浪人をしてるらしく、慶應を目指してるといっていた。そいつは中学時代はそれほど勉強に熱心だったわけじゃなかった。そいつが浪人までして慶應を目指しているっていうのはかなりびっくりした。同時に、そいつが慶應に受かったら劣等感を感じるだろうなぁと思った。

思えば理科大に入って徐々に『早慶コンプ』というものが大きくなってきていた。東大に落ちたから東大コンプは当然だけど、それ以上に早慶にコンプレックスを感じるのはかなり痛かった。東大生や東大卒なんてのはごく一部の話で、それほど目にする機会もない。だが早慶となれば別だ。芸能人とかアナウンサーとかでも早慶出身の人は多くて目にする機会も多く、徐々にコンプレックスを増幅させていった。早慶は学費が高いこともあって受験しなかったんだけど、それを後々かなり後悔した。(
まぁ受験しても受かったか微妙だったけど)

そんな感じで、4月終わりごろだったと思うが、受験勉強を開始した。

ブログでも仮面浪人は相当厳しいという指摘を受けて、しかも別名留年大学と言われる理科大においてなんて無理だということを言われた気がした。

もちろん大学受験のために大学を休学するという選択肢もあったけど、理科大が嫌いだったわけじゃないし、合格する自信もそれほど持てなかったし、学費を払ってもらった親にもうしわけないという思いもあり、大学と両立させていくこととなった。

自分としては、東大合格を果たすとともに、宅浪なみに失敗率が高い仮面浪人というものが、無理ではないということを示そうと思った。



そして結局うまくいかなかったという話はまた次回(学生ブログランキングへ)


仮面浪人はするもんじゃないという話はまた次回(人気ブログランキングへ)