24節 行政権力 その35
中国の報道記事が、表に出ない日本の政治を暗示しているようだ。
民主主義、人権尊重の憲法基調であるが、そんなものは、西欧からあたえられたものであって、東アジアの実態は、民衆の人権なしのエリートによる独裁政治が基本と思える。
中国で、不当に安い値段で土地から立ち退きを強制され、それに対する陳情活動をしていたが、報復で、非合法に監禁された上に、契約書への署名を強要され、出口がなく、集団自殺をはかった(朝日新聞14-7-17(13面))というのである。
自分らの政策、これを意思の反映とすると、自分の意思に反対するものは暴力をもって報復するとは、天下を取った気分だろう。普通、そうしたことができないから、歯ぎしりするものだ。
似たことがあったが、日本ではどうするだろうか。決して、マスメディアに載ることがない、暗黒の闇で殺害あり、病殺、偽装自殺ありの最悪の事態が待ち受けている。職場を追われ、家庭破壊は朝飯前というところだ。中でも、精神病院送りが効果的であろう。
こうしたことに貢献するのが、公安警察である。
どんな事件が載るかは、事前に定められていると、現存するマスメディア機関の、顔も登場する現職アナウンサーから聞いている。だから、タレこみがあっても、事前の審査があって、権力に都合の悪いものは却下ということになるだろう。
「取材していいですか」
NHK記者という名で、土地をめぐる民事裁判(平成4年(ワ)209号事件など)に関わり、取材許諾の電話を頂戴したことがある。だが、当事者に事実関係を取材するのではなくて、そもそも、取材許可を得ようとするのは、報道の自由からしても、いささか、ふに落ちない。取材許諾を得られないと、天下のNHKですら、取材はやめたというのでは、どういうことであろうか。
裁判所関係者が、この訴訟の相手方らの名を見て、血相を変えたことがある。権力に関わるひとにとっては、重大なことなのであろう。この点を、取材記者も承知していたということだろうか。
隠れて、悪事が行われるというのは、このことである。それには、電磁波は文字通り、目にみえず、においもなく、証拠に取られにくく、攻撃できる。
中国の報道記事が、表に出ない日本の政治を暗示しているようだ。
民主主義、人権尊重の憲法基調であるが、そんなものは、西欧からあたえられたものであって、東アジアの実態は、民衆の人権なしのエリートによる独裁政治が基本と思える。
中国で、不当に安い値段で土地から立ち退きを強制され、それに対する陳情活動をしていたが、報復で、非合法に監禁された上に、契約書への署名を強要され、出口がなく、集団自殺をはかった(朝日新聞14-7-17(13面))というのである。
自分らの政策、これを意思の反映とすると、自分の意思に反対するものは暴力をもって報復するとは、天下を取った気分だろう。普通、そうしたことができないから、歯ぎしりするものだ。
似たことがあったが、日本ではどうするだろうか。決して、マスメディアに載ることがない、暗黒の闇で殺害あり、病殺、偽装自殺ありの最悪の事態が待ち受けている。職場を追われ、家庭破壊は朝飯前というところだ。中でも、精神病院送りが効果的であろう。
こうしたことに貢献するのが、公安警察である。
どんな事件が載るかは、事前に定められていると、現存するマスメディア機関の、顔も登場する現職アナウンサーから聞いている。だから、タレこみがあっても、事前の審査があって、権力に都合の悪いものは却下ということになるだろう。
「取材していいですか」
NHK記者という名で、土地をめぐる民事裁判(平成4年(ワ)209号事件など)に関わり、取材許諾の電話を頂戴したことがある。だが、当事者に事実関係を取材するのではなくて、そもそも、取材許可を得ようとするのは、報道の自由からしても、いささか、ふに落ちない。取材許諾を得られないと、天下のNHKですら、取材はやめたというのでは、どういうことであろうか。
裁判所関係者が、この訴訟の相手方らの名を見て、血相を変えたことがある。権力に関わるひとにとっては、重大なことなのであろう。この点を、取材記者も承知していたということだろうか。
隠れて、悪事が行われるというのは、このことである。それには、電磁波は文字通り、目にみえず、においもなく、証拠に取られにくく、攻撃できる。