とっさんの川柳挑戦

朝日新聞の岡山柳壇に投句し、その時のトップ入選の方の句と私の3句を1週間ごとに記録して行きたいとブログを始めました。 また、庭の花を載せて行きたいと思っています。

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2010年03月

春が来た・政治・岡山柳壇

 このところ日本列島は天候が大荒れである。暴風が吹き黄沙が舞い雪も降るという。この2日程は雨続きであった。やっと今日はいい天気になり甲子園では関西と沖縄の興南が戦ったが関西は負けてしまった。今治西も負けた。昔は、四国勢は強かったのであるが変わってしまった。

 春は、すぐそこにいつの間にかきている。花便りも聞こえ花見の計画もしている。狭庭では、この所の雨で白木蓮がほとんど散ってしまった。水仙やボケは満開である。花にらが咲き始め桃は3分咲きというところである。菜の花も咲き始めている。

 もくれん3月22日撮影 白木蓮     ボケ満開          菜の花  ぼけ               なのはな 

 

 

 

 政治では平成22年の予算が成立した。子供手当てが組まれ公立高校の無償化などが大きく取り上げられている。少しは景気もよくなるであろう。しかし今は政治家が上司を誹謗し、目立ちたがるのである。それをすぐにマスコミが取り上げ火に油を注ぐのである。私もサラリーマンの時、酒の肴に上司をぼろくそに言っていたが公の席では慎んでいた。当たり前の話である。マスコミは目立ちたがりやの手に乗らないようにしてほしい。

 岡山柳壇 24日題は陽気

 トップ入選  モンローのヒップが陽気に揺れている  篠原和子

 私の選句   喫茶店陽気な午後の熟女たち      新田すすむ

          陽気に誘われ老春が芽生える      木野光子

 家事を済ませて三々五々喫茶店に集まり話が弾んでいるのでしょう。その点、男は孤独ですね。せめて老春を楽しんでください。技と体は、ままなりませんが心は燃やしましょう。春が来たのですから。

 私の句  陽の気で余生を過ごし千の風  陽気風吹かせていつもニコニコと

 

 

 

 

 

 

くろまぐろ・金メダル・岡山柳壇

 ワシントン条約の締約国会議で大西洋・地中海クロマグロの取引を禁止する提案を反対多数で否決した。最高級のトロがとれるクロマグロは日本で人気が高く禁輸になると値上がりや品不足が心配されていた。私らはくるくる寿司を食いに行ってもトロをたくjさん食うことは無く縁が少ない。しかしとりあえず良かったが今後、対処が必要であろう。たまにはうまいトロを安く食したいのである。

 バンクーバー冬季パラリンピックのスキー距離10キロクラシカル立位で岡山出身の新田佳裕が金メダルを獲得した。またアルペンスキースーパー大回転男子座位で狩野新田金亨が金メダルを獲得したとのことである。おめでとう。  狩の              

左は新田佳裕、右は狩野亨               

 

 

 3月17日 岡山柳壇 題は飾る

   トップ入選  2500飾る柳壇言祝ぎぬ      森定三竿

   私の選句  飾り棚洋酒の瓶があくびする    久保田 亨

           空っぽの老舗を飾る一斗樽     村下おさむ

   飾るは景気のいい句はなくてさびしい句ばかりでした。昔は酒屋には一斗樽どころか四斗樽がたくさん店頭にありました。さびしくなりました。

  私の句 雛飾り年に一度の町おこし  雛飾り古いものほど威張ってる

 

 

 

奥道後45周年大感謝祭

 3月7日、8日、阪急交通社の「奥道後45周年大感謝祭」に行ってきた。あいにく7日は小雨が降ったが時々は止んでくれて傘を使うこともすくなかった。2日目は晴天であった。1万円だということであるが昼食2回と2日目がオプションであり5500円が追加となった。今回の2日目のオプションでは42人中12人が参加した。私も参加したが人気は悪かったようである。

 風景内子の古い建物        内子座   内子座        風力 風力発電の風車

 

 

 

 松山自動車道で内子町に行く。内子町は私は初めてである。古い家並みを残しており、情緒あるよい景観だった。大江健三郎,伊丹十三の出身地でもある。内子座が有名であり頑張って歩いてきた。次いで佐田岬のメロデイラインを走り「せと風の丘パーク」で風力発電を見た。巨大な翼が異様な音を立てながら回っていた。11機あるが回っていないものもあった。岬でもあり強い風が吹いていた。天気が悪く海の景観は、いまいちであった。

 奥道後では別館に泊まったのでジャングル風呂に行くのも食堂にいくのも長い廊下を歩いた。バイキングは種類も多く大満足で大いに食わせてもらった。

 海に近い駅    下灘駅       翌日は日本一海に近い下灘駅でJRに乗り上灘駅まで一駅を行く、海に近い線路が有名になっている。この付近の地元のお客さんが何でこんな所へ観光客がくるのかと不思議がっていた。松山に行く。県庁近くの坂の上の雲のミュージアムに行く、安藤忠雄が設計したものだという。入館料は400円であった。正岡子規、秋山好古、真之兄弟などの日露戦争とのかかわりあいなどを通して明治の日本を司馬遼太郎が描いている。松山では一六のタルトと坊ちゃん団子を買い、下灘の道の駅では、じゃこてんが1枚115円であり揚げ立てのものを買った。これはうまかった。

 今治市からしまなみ海道で大三島にわたり伯方の塩工場を見学し、大山祇神社に参拝した。ご神前の大楠は2600年の歴史があるという。門を新築していた。

 クス大山祇神社の大楠    本田 大山祇神社の本殿   

  内子の街並と佐田の岬は、初めてであったので印象深いものがあった。奥道後ではご馳走をたらふく食うことができた。

 

 

 

母104歳の誕生日&岡山柳壇

 今日3月10日は母の104才の誕生日である。素晴らしい生命力である。今も自分で食事を取っている。私も78歳となり、だんだんと体の動きが鈍くなってきたが、幸いにしてどこがどうということはなく元気である。母よりも先にあちらへ行くことはできないと思っている。母は田窪家に7人兄弟の2女として丙午に生まれた。昔は丙午は亭主を食うというようないわれの為に結婚は遅くなったようである。しかし5人の女姉妹の中では亭主も90歳まで長生きしたので一番幸福であったと思う。もう話を聞くことも出来ないがもっと聞きたいこともあった、残念である。人間の死に方も色々あるが老衰の大往生はすばらしいことである。

 ヒイラギなん点                  水仙大                

ひいらぎ南天の花が咲きはじめた。水仙も昨日、雪をかぶっていたので下を向くようになっているのであろう。

 

 岡山柳壇 3月10日 題は部分

  トップ入選  栄光の部分は語らぬ丸い背な   蔵内明子

  私の選句  不揃いな部分繕い八十路生き    尾坂正美

          部分化粧ぐんと品よく美人様     平野康子

  悪いところや不揃いなところを修理しながら80歳まで生きるときれいな丸い金平糖になったことでしょう。厚化粧よりは薄化粧の方がいいですね。しかし年寄りは隠さないといけないときもあります。若者の艶々した肌にはかないません。

 私の句 人間の体の部品は素晴らしい  恥ずかしい部分を隠し七十路生く

 私の俳句 灯油缶空穴となる冬落暉  

                      丙午の母百四歳の春迎う  字あまりとなる。うまくできない。

 

 

 

オリンピックに思うこと・岡山柳壇

 今回、日本は金メダルが取れなかった。やはり残念である。石原都知事が銅メダルを取ったといって狂喜するような馬鹿な国はないよ、国家という重いものを背負っていない人間がよい成績をだせるわけがないといっている。しかし国の為にと燃えても押しつぶされる人もいる。しなやかさが必要である、ロシアの大統領が低調であった事の責任を追及している。国家の競争ではないといってもそうは行かないものがある。ロシア国籍をとってフィギュアのペア、ショートにでた川口悠子のように好きだから滑っているという考えはすばらしい。しかし競技寸前に弱気になったコーチの為にメダルが取れなかった。4回転に挑戦させてやりたかった。これも運がなかったのであろう。

 真央ちゃんがでたフリーではトリプルアクセルを2回も跳んだが点が低かった、今後スポーツとして競うか芸術とするか大きな岐路である。選曲によって観衆を味方にする盛り上がりも大切である。これはコーチの問題だろう。ヨナの方の戦略勝ちである。スピードスケートでは0.02秒という時間を大きく感じた。また織田信成は演技中に靴紐が切れた。道具に感謝が足りなかったのであろう。靴を自分の肉体の一部と考えていなかった。マラソンで金メダルをとった野口みずきさんが優勝して靴に感謝のキスをしていた。いいシーンがあった。いずれにしても選手には、お疲れさんと労いたい。

    福寿              

 福寿草がやっと咲いた。昨年は2月12日に咲いていた。今年は非常に遅かった。芽が出るのも遅く今か今かと待っていた。花も小さいのである。今年は肥えもやらねばと思っている。もう少し日が経てばもっと花が咲くと思っている。

 3月3日 岡山柳壇 題は聞く

  トップ入選  風音を亡妻の声かと一人の夜  久本にい地

 私の選句

          繰り言をじっと聞いてる思いやり   出井重子

          夫にも半分聞かすひとり言      蔵内明子

  今回は新聞の日によって題が開くと聞くになっていた。私も始めは開くで作っていたが聞くに切り替えた。 自分が見間違えたと思っていたがお詫びがでていた。こんなこともあるのであろう。よく似た字である。

  歳をとってくると夫婦の微妙な機微があるのですね。聞いたり聞かされたりの余生を上手に生きてください。

 私の句  聞き上手いつの間にやらえらい人  お経を有難く聞ける歳となり

        開けゴマ何処を飛んでる青い鳥  

        開けぴろげこれがいいのだ人生は

 

    

 

 

スピードスケート 銀・五輪閉幕&チリ大地震

 スピードスケート団体追い抜き女子の種目で銀メダルを獲得した。金を取ったと思ったが惜しくも0.02秒の差で銀となった。0.02というのは靴の先の金具の差で本当に一寸の差であった。残念であった。田畑真紀、小平奈緒、穂積雅子の3人である。高木美帆は補欠であった。しかし3人から銀メダルを3個もかけて貰ったり、彼女の手袋はレースに出たり、微笑ましいことがあった。しかし厳しさも知った。4年後に頑張って欲しい期待している。

 銀               閉幕閉会式はスノーボードを持って聖火の下で踊る。                 

 バンクーバー五輪の86種目の競技が無事に終了した。テロもなく本当に良かった。17日間夢と感動を味わった。これから寂しくなる。日本は銀3個、銅が2個で合計5個であった。中国や韓国と今まで同水準であったが今回は大差をつけられた。いろいろと反省しているようであるが難しいものであろう。カナダは今までたいしたことも無かったが今回は金が13個、合計メダル25個と素晴らしいことであった。

 ソチ                

 次回はロシヤのソチである。五輪旗がソチの市長に引き継がれていった。

 これを期にして4年後はどうしていくか考えて欲しい。負けてばかりでは困る。

 チリ大地震

 日本時間の27日午後3時半に南米チリでマグニチュード8.8の大地震が起こり甚大な被害だと発表されている。昨日は日本に大津波3mがくると発表され全国で避難誘導が行われた。しかし有難いことに高知と、岩手で1.2mでありその他は20cmであった。気象庁は予測が過大であったこと警報が長引いたことをお詫びしている。しかし正確な情報は難しいことであろう。これでよいのではないかと私は思う。

 

 

 

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