日本だけが国連安保理決議1325号の11項に当たる問題じゃない。

今一番卑怯なのは、毎日新聞です。


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9月11日に朝日新聞の社長らが慰安婦問題、吉田調書の誤報について謝罪会見を開いたことに関して、維新の会の橋下徹・大阪市長が記者会見でコメント。今回の騒動以降、慰安婦問題へのスタンスをガラリと変えたように見える毎日新聞について、苦言を呈しました。(9月12日橋下市長登庁会見より)


   中略

僕は日本の慰安婦の問題は道義上の責任はあるけれど、日韓基本条約で解決されたという立場ですけども、「いや、そうじゃないんだ」と、「国連安保理決議によって解決されていないんだ」と言われたんだったらね、「アメリカもイギリスもフランスもドイツもみんな同じじゃないですか」ってことを言わなきゃいけない。強制性という概念を越えて国際法の問題に切り替えてね、言論機関でやり合ってもらいたいと思いますよ。

国連安保理決議1325号11項をめぐる問題

記者:市長は、国としては国際的に慰安婦問題が安保理決議に当たらないということを訴えかけていくということですか?

橋下:日本だけが国連安保理決議1325号の11項に当たる問題じゃない。日本が当たるなら世界各国も当たりますよ。だから、慰安婦問題が人道法に反する罪ということであれば、これはものすごい重たい罪ですよ、人道法違反というのは。個別の戦争犯罪とは違うわけですから。それに日本の慰安婦問題が当たるというなら世界各国も当たるという認識を国連に持ってもらわないといけない。

今、国連は日本だけが国連安保理決議1325号の11項に当たるという認識のもとで、国連の人権規約委員会にしても、とにかく日本だけが慰安婦に対して永久に責任を負え、とことん責任者を処罰しろとなっているわけです。

だから、それがもし日本だけが当たるというなら、世界のそれこそ、恩赦規定の適用無しという安保理決議になっているわけですから、ノルマンディー上陸作戦のときのアメリカに対して適用させなきゃいけないですよ。イギリスだって、ドイツだってフランスだって適用させないといけない。

その中には軍が一定の関与したものと、関与していないもの、こんなの違いはないわけです。国連の安保理決議をみてもらったらわかるように、前に『(新)報道2001(フジテレビ系)』で時間がなかったから言えなかったんですけど、共産党のほうは「軍が関与しているか、関与していないのかが重要だ」と、「そこが大きな違いだ」と言いましたけども、国連の安保理決議を見てください。それ書いていませんから。

紛争地においてのレイプ、女性の人権侵害というところにおいて、軍がなにか施設に関与してたかそうでないのか、関係ありません。だから日本の慰安婦問題というものが、2000年の国連安保理決議1325号の11項にあたるというんであればね、これは世界各国の軍も全部あたるんで、僕が繰り返し言っていたように、これは世界各国で反省するべき問題。

もし仮にね、国連サイド、また世界各国のほうが「いやーうちはこれにはあたらない」と言うのであればね、そしたら日本も「それでは申し訳ないけど、うちもあたりませんね」と。だからやっぱり国際社会の国際論争のほうに切り替えていかないと、また朝日新聞がこれ「強制性があるんだ」なんてこと言ってもね、そんな国内の話しても意味ないのでね。

道義上の責任、道義上の問題っていうことは、人権問題っていうことは認識したうえで、次は国際法上の議論に移してね、キチッと国連の安保理の2000年の1325号11項、これにあたるのかどうか。僕は朝日新聞にね、これにあたるのかどうか、もう広義の強制とか狭義の強制とかいう議論はいいから、国連安保理の1325号11項にあたるのかどうかってことを判断してくれたほうがいいと思いますよ。

それが、今回の慰安婦の実態からあたるって言うんだったら、人さらいのような強制連行、国家が組織を挙げてやった人さらいのような、そんな事実がない以上は、それは日本じゃなくて全世界があたりますよねと。それをしっかりと国連に言っていかないといけないですよ。

で、「いやいや、戦場において女性の人権侵害の問題はいろいろあったけれども、でも国連安保理の1325号の11項、これとは違うんですよ」っていうことを国際社会が言うんだったら、いやそれは日本も同じですよね、って主張をしないといけないし。

そういう議論に切り替えていかなきゃいけないと思いますね。だからなにも日本の国だけを正当化する、自分たちの責任だけを否定するんじゃなくて、世界で言われているのはそういうね、ジェノサイドとかそういう、まさにホロコーストと同じような問題として位置づけられている。永久に処罰しなければならないというのが国際評価なんです。本当にそうなんですか、と。

道義上の責任はあるし、道義上のいろんな問題、人権問題として捉えなければいけないのはその通りだけれども、でも日韓基本条約と、請求権並びに経済協定というところで一回これは終わった話なので、そこで終わらせていいのかどうなのか。それは国際法に照らして、国際社会に訴えていく。そういうロジックに切り替えていかないといけないと思いますよ。
 
 つづく 
 

ソース:  http://logmi.jp/22758
 


    つづき
 

今一番卑怯なのは、毎日新聞

橋下:そういう観点からすれば、毎日新聞が今一番卑怯だと思いますけどね。急に主張変えて。朝日の件はこれはもう言論機関に委ねて、僕らがとやかく言う問題じゃないですけれども、毎日新聞の手のひらを返したようなこのやり方っていうのは、朝日新聞以上に卑怯なんじゃないかと思いますけどね。

僕がずっと言い続けたロジックと何ら変わらないような事を、今さら毎日新聞は言い始めてね。

「道義上の責任はある。でも国際評価として、国際社会から不当な侮辱を受ける場合には、それは事実とは違うことは違う、と言わなければいけない」、とずっと僕は言い続けてたのに、毎日新聞は、徹底してそこをヒステリックにあの手この手で批判してきていたのにですね、これは急に主張を変えたのかどうか、見解変えたんですかね?

それは言論機関としてね、国際社会に対して事実と違うことは事実と違うと言っていきましょう、って言っていたら、急に「国際社会に誤認を与えた」とかっていう毎日新聞の主張になってきてるでしょ?

そういう態度をとっていくとね、朝日新聞のこの問題がこんなに大きくなってしまったのは、別に自分のこととして言うつもりはないけれども、説明責任をキチンと果たそうという姿勢が組織の末端まで及んでなかったいうのが、もう見えてたわけですよ。僕の週刊朝日の問題にしたって、日本維新の会の広告の問題にしたって、まともに答えようとしないわけですから。

僕も大阪市役所全部をマネジメント出来てるとは思わないけどね、僕がトップだったらですよ、そういう問題があったら、そこはちゃんとやれよっていうことを言わないと、結局組織全体のこんな大きな問題になってくるんですよ。だから朝日新聞はこうなってしまった。

次は毎日新聞が危険だと思いますよ。こんな形でコロコロコロコロ変えてるんだったら、前の主張と、前の僕の発言に対するヒステリックな批判と今の状態というのを、ある程度整合性を合わせるような形でやらないと、こんな世間の風に乗ってね、毎日新聞がこんなにコロッと寝返りみたいなことをやるんだったらね、必ずしっぺ返しを喰らうと思いますけどね。
  

ソース:  http://logmi.jp/22758