2009年05月24日
スクウェア・エニックス、「クロノ・トリガー」の同人ソフト(?)を法的に差し止め。ユーザーからは批判の声も…〜予告編ムービーあり

今月、海外のファンが手掛けたクロノ・トリガーの自作続編プロジェクト…
言ってみればクロノ・トリガー同人ソフトですかね?
これをスクウェア・エニックスが著作権侵害を訴えて差し止めていたことが判明したそうです。
クロノトリガーと言えば、ゲーム業界の重鎮・堀井雄二と、エニックスと合併する前のスクウェア社とのコラボ作品として、一世を風靡しましたよね。
詳細と映像ムービーは下記に。
問題となったのは、海外のROM改造コミュニティーのグループが、約4年がかりで制作した「Chrono Trigger: Crimson Echoes」という作品です。
これがその予告編ムービー。
原作のクロノ・トリガーをROM解析して、スプライトなど素材データを使い回したオリジナルの続編、ということらしいですが、よくやりますねぇ……
既存の同人ソフトと違うのは、ファンがファンのために制作した非営利目的のプロジェクトというところですかね。
09年5月31日(ってもうすぐでした)に、リリースを控えていたそうです。
しかし。
今月5月8日、スクウェア・エニックスの法務部が、同制作グループへ著作権侵害を訴える警告状を送付。
Crimson Echoesやその他スクウェア・エニックス関連のROM改造作品は、全てサイト上から撤去し、データも直ちに削除するよう要求。
さもなければ、一つの作品につき損害賠償が最大15万ドルにあたる法的手続きを取ると宣告しました。
制作グループは、完成間近だったCrimson Echoesをはじめ複数のROMハック作品の制作を中止し、開発中のデータやコピーも自ら全て削除したそうです。
ウェブサイトやフォーラムもシャットダウンするなど、長年のクロノ・トリガーファンプロジェクトに終止符を打つこととなりました……
この一連の騒動を報じた海外メディアからは、スクウェア・エニックスの取った行動が法的に誤っていないと認めつつも、批判的な声が上がっています。
作品が誰のものかと問われれば、著作権者あるいは創作者のものという答えが、もっとも妥当でしょう。
しかし今回の騒動は、商売抜きで楽しんでいるユーザー間のコミュニティにまで、権利者が口を出すのは(法的には問題ないものの)果たして道義的にどうなのか、というところですね。
個人的には、スクウェア・エニックスさんの考えは良く分かります。
だってこの作品が出たことで、万が一にもクロノ・トリガーという作品評価が、かえって低下するようなことになったらどうでしょう。
あるいは続編を企画していた場合、あるいは企画予定があった場合、当該同人作品が、続編に与える影響も少なからずあるでしょう。ぶっちゃけ、クリエーターの自由な創作活動に足かせがつきます。
会社側が放置して、これらの問題が出てきた場合、誰も責任とってくれないんですよね。
見て見ぬフリをしていたのはアンタでしょと、そう言われてしまうわけです。民事的ルールにおいては、自分の財産は、自分で守らなくちゃならなりません。
とはいえ…
ファン同士で作ってきた当該同人ソフトは、クロノ・トリガーへの愛情の発現なわけでして……ここが難しいところですよね。
多くの企業では、例えば自社作品の同人誌とか、コスプレとか、その手のファン同士のコミュニケーションは、原則放置ですよね。
しかし、
続編を独自に作るぞ
と言われた場合、難しい対応を迫られそうではあります。
作品は誰のものかと問われたとき、著作権者のものだと一義的に答えるのが、果たして是か非か、皆さんはどう考えますか??
記事はGame Sparkさんから。
R
これがその予告編ムービー。
原作のクロノ・トリガーをROM解析して、スプライトなど素材データを使い回したオリジナルの続編、ということらしいですが、よくやりますねぇ……
既存の同人ソフトと違うのは、ファンがファンのために制作した非営利目的のプロジェクトというところですかね。
09年5月31日(ってもうすぐでした)に、リリースを控えていたそうです。
しかし。
今月5月8日、スクウェア・エニックスの法務部が、同制作グループへ著作権侵害を訴える警告状を送付。
Crimson Echoesやその他スクウェア・エニックス関連のROM改造作品は、全てサイト上から撤去し、データも直ちに削除するよう要求。
さもなければ、一つの作品につき損害賠償が最大15万ドルにあたる法的手続きを取ると宣告しました。
制作グループは、完成間近だったCrimson Echoesをはじめ複数のROMハック作品の制作を中止し、開発中のデータやコピーも自ら全て削除したそうです。
ウェブサイトやフォーラムもシャットダウンするなど、長年のクロノ・トリガーファンプロジェクトに終止符を打つこととなりました……
この一連の騒動を報じた海外メディアからは、スクウェア・エニックスの取った行動が法的に誤っていないと認めつつも、批判的な声が上がっています。
クリエイターをDSやWiiウェアへの移植プロジェクトに参加させるなど、ファンの情熱をマーケティングベネフィットとして利用することを考えてみてください。一般的な戦略としては極端なやり方かもしれませんが、弁護士を使って追い出すのに比べたら、よっぽど前向きで有益ではないでしょうか。(英The Guardian紙の記事より)
作品が誰のものかと問われれば、著作権者あるいは創作者のものという答えが、もっとも妥当でしょう。
しかし今回の騒動は、商売抜きで楽しんでいるユーザー間のコミュニティにまで、権利者が口を出すのは(法的には問題ないものの)果たして道義的にどうなのか、というところですね。
個人的には、スクウェア・エニックスさんの考えは良く分かります。
だってこの作品が出たことで、万が一にもクロノ・トリガーという作品評価が、かえって低下するようなことになったらどうでしょう。
あるいは続編を企画していた場合、あるいは企画予定があった場合、当該同人作品が、続編に与える影響も少なからずあるでしょう。ぶっちゃけ、クリエーターの自由な創作活動に足かせがつきます。
会社側が放置して、これらの問題が出てきた場合、誰も責任とってくれないんですよね。
見て見ぬフリをしていたのはアンタでしょと、そう言われてしまうわけです。民事的ルールにおいては、自分の財産は、自分で守らなくちゃならなりません。
とはいえ…
ファン同士で作ってきた当該同人ソフトは、クロノ・トリガーへの愛情の発現なわけでして……ここが難しいところですよね。
多くの企業では、例えば自社作品の同人誌とか、コスプレとか、その手のファン同士のコミュニケーションは、原則放置ですよね。
しかし、
続編を独自に作るぞ
と言われた場合、難しい対応を迫られそうではあります。
作品は誰のものかと問われたとき、著作権者のものだと一義的に答えるのが、果たして是か非か、皆さんはどう考えますか??
記事はGame Sparkさんから。
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