2014年06月
2014年06月17日
梅雨らしくないお天気です。
こんにちは。柴田です。
秋田も入梅してからだいぶ経ちました。
雨は一日降り続けるという日はほとんどなく、降ったり
曇ったり
時々晴れたり
と、変化にとんだ天気になっています。
気温も暑くなったり冷え込んだりと、日ごとにだいぶ変わります。
体調管理に気をつけないと!!
6月7日、ジオガイド中級講座に参加してきました。
今回のテーマは「ゆざわジオパークの成り立ち・パート1」でした。
地質や地形についての講座で、専門的な言葉がたくさん出てきたので、理解するのが大変でしたが、大まかにわかったかなという感じです。
ガイドをする為に必要な最低限だけは覚えないといけないですね。
大変だぁ!!
湯沢市では、秋の宮で約一億年前の花崗岩が発見されています。
中生代のジュラ紀にあたりますが、この頃は日本が大陸と地続きだった頃です。
アンモナイト・爬虫類の全盛期だそうです。
まだまだ人類が誕生する前の時代に思いをはせながら、いろいろなお話を聴いて来ました。
今回のコース順にご案内します。
・山田地区 松田砕石場

砕石場なので、地層がはっきり見えます。
約3,500万年前の安山岩の上に約2,000年前の火山の礫層、その上に湖の泣け出の火山噴出物が体積している様子がみられます。
ピンク色の土が特徴です。
高温多湿の時に風化するとピンク色になると言われています。
タイではこの色の土だそうですよ。
という事は、ここもそういう時代があったのでしょうか!

どちらも安山岩ですが、右が新しいもの左が風化したものです。
安山岩の中の鉄分が酸化して黄色くなっています。
割れ目に水が入り、シート状に酸化していくと、たまねぎの皮を剥くようにはがれていきます。
・三関地区 香川寺(こうせんじ)
湯沢の石材のひとつ、関口石。
関口石は、約1,800万年前 大陸から日本が離れ 日本海ができた頃の地層です。
温かい浅い海の砂浜で、貝の化石も発見されます。
波打ち際で波が打ち寄せたあとが縞になっています。
とても加工がし易い石なので、雄勝郡内では 神社仏閣・墓石などに活用されていました。
庭園の置石や台座など、工芸品に適した石です。
とても風化し易いので、古い墓石などは表面が剥がれ落ちています。
香川寺の山門前の仏像の台座です。

綺麗な島を見る事が出来ます。
・須川麓沢 マイロナイト
マイロナイトとは?はじめ聞きました。

断層の深い部分の高温で軟らかくなった岩石が、力を加えられ元の形に戻らず、変形したままになります。
これがマイロナイトです。鉱物の粒子が綺麗に配列し、同じくらいの大きさに整っています。
麓沢の上流にありますが、一般の人が行ける場所ではありません。
麓沢の畑で見る事が出来ます。

マイロナイトは、秋田県内ではほとんど見る事の出来ない石です。
この石は、風化するとつぶ状の‘真砂土(まさど)’になります。
真砂土は果樹栽培に向いています。
三関のさくらんぼが日本一の品質と称される理由のひとつですね。
・横堀 二つ森
小野小町と深草少将のお墓といわれている二つ森。
昔は八十島(やそしま)と呼ばれ、松島のように多くの小島が残っていましたが、現在はほとんど無くなってしまいました。
二つ森は火山岩の柱状節理が見られます。


・小野地区 岩屋堂
こちらも、小野小町ゆかりの地です。
小町が深草少将の死後、世を避けて92歳で亡くなるまで過ごしたと言われている洞窟です。

約800万年前〜600万年前の火山活動で出来たものです。
洞窟は加無山安山岩類で、激しい火山活動の火口に近い場所で溶岩石が降ってきた物が岩石の中に含まれています。
院内カルデラの外輪山にあたるかもしれないとのお話もありました。
残念な事がひとつ。
昨年までは自然のままに残されていた岩屋堂洞窟ですが、なんと柵が取り付けられていました。

深い山の中に、突然紅い柵が見えたときには、ビックリ!!
史跡・遺跡としては台無しになってしまった気がします。
・秋の宮地区 川井橋付近
湯沢で最も古い花崗岩です。
阿武隈山地に分布する花崗岩類の北方延長にあたります。
この地域の基盤となっている地層です。

・秋の宮地区 目覚めの清水
川井橋の脇の五叉路公園にあります。
花崗岩類は良質な清水を貯え、花崗岩の間から湧き出ています。

ここは、昔から宮城・山形との交通の要所でした。

・中山地区 からと石
旧中山小学校跡にある‘からと石’
もともとあった物か誰かが持ってきたのか?
石は三途川カルデラ初期の火山活動の噴出物です。
中山集落の山手側は、典型的な地すべり地形となっています。
役内川の蛇行は地すべりによっておされ、ダム湖ができ、今の流れになったと思われます。
‘からと石’は地すべりによって運ばれてきた物かもしれません。

石の上に石を乗せているのは、誰かがやったのか・自然の物なのかは不明です。
この‘からと石’は江戸時代からここにありました。
江戸時代の紀行家「菅江真澄」が絵に残しています。現在と比べてみましょう。


‘からと石’の脇にある杉は、女性3人でも手が届くかどうかの太さになっています。
長い年月を感じさせてくれます。
・秋の宮地区 岳山砕石場
山田の砕石場とは色が違いますね。

柱状節理が見られます。
大きなダンプカーが砕石の作業をしているので、遠くから地層を見て来ました。
視力が悪いのと雨が降って視界が悪かったので、当日はあまりよく見えなかったです。
カメラのズームでやっとわかるかな?
さてさて、長くなってしまいました。
地理・歴史に興味のない方は、面白くなかったかもしれませんね。
私もあまり得意な分野ではないのです。
でも、本当に太古の時代から繋がっているんだなぁと思うと、もっと知りたくなってきます。
ジオパークのお勉強も始まったばかり。
頭の中にどれだけ入るかわかりませんが、壊れかけたメモリーに頑張ってもらいましょう!!
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秋田も入梅してからだいぶ経ちました。
雨は一日降り続けるという日はほとんどなく、降ったり
曇ったり
時々晴れたり
と、変化にとんだ天気になっています。気温も暑くなったり冷え込んだりと、日ごとにだいぶ変わります。
体調管理に気をつけないと!!
6月7日、ジオガイド中級講座に参加してきました。
今回のテーマは「ゆざわジオパークの成り立ち・パート1」でした。
地質や地形についての講座で、専門的な言葉がたくさん出てきたので、理解するのが大変でしたが、大まかにわかったかなという感じです。
ガイドをする為に必要な最低限だけは覚えないといけないですね。
大変だぁ!!

湯沢市では、秋の宮で約一億年前の花崗岩が発見されています。
中生代のジュラ紀にあたりますが、この頃は日本が大陸と地続きだった頃です。
アンモナイト・爬虫類の全盛期だそうです。
まだまだ人類が誕生する前の時代に思いをはせながら、いろいろなお話を聴いて来ました。
今回のコース順にご案内します。
・山田地区 松田砕石場

砕石場なので、地層がはっきり見えます。
約3,500万年前の安山岩の上に約2,000年前の火山の礫層、その上に湖の泣け出の火山噴出物が体積している様子がみられます。
ピンク色の土が特徴です。
高温多湿の時に風化するとピンク色になると言われています。
タイではこの色の土だそうですよ。
という事は、ここもそういう時代があったのでしょうか!

どちらも安山岩ですが、右が新しいもの左が風化したものです。
安山岩の中の鉄分が酸化して黄色くなっています。
割れ目に水が入り、シート状に酸化していくと、たまねぎの皮を剥くようにはがれていきます。
・三関地区 香川寺(こうせんじ)
湯沢の石材のひとつ、関口石。
関口石は、約1,800万年前 大陸から日本が離れ 日本海ができた頃の地層です。
温かい浅い海の砂浜で、貝の化石も発見されます。
波打ち際で波が打ち寄せたあとが縞になっています。
とても加工がし易い石なので、雄勝郡内では 神社仏閣・墓石などに活用されていました。
庭園の置石や台座など、工芸品に適した石です。
とても風化し易いので、古い墓石などは表面が剥がれ落ちています。
香川寺の山門前の仏像の台座です。

綺麗な島を見る事が出来ます。
・須川麓沢 マイロナイト
マイロナイトとは?はじめ聞きました。

断層の深い部分の高温で軟らかくなった岩石が、力を加えられ元の形に戻らず、変形したままになります。
これがマイロナイトです。鉱物の粒子が綺麗に配列し、同じくらいの大きさに整っています。
麓沢の上流にありますが、一般の人が行ける場所ではありません。
麓沢の畑で見る事が出来ます。

マイロナイトは、秋田県内ではほとんど見る事の出来ない石です。
この石は、風化するとつぶ状の‘真砂土(まさど)’になります。
真砂土は果樹栽培に向いています。
三関のさくらんぼが日本一の品質と称される理由のひとつですね。
・横堀 二つ森
小野小町と深草少将のお墓といわれている二つ森。
昔は八十島(やそしま)と呼ばれ、松島のように多くの小島が残っていましたが、現在はほとんど無くなってしまいました。
二つ森は火山岩の柱状節理が見られます。


・小野地区 岩屋堂
こちらも、小野小町ゆかりの地です。
小町が深草少将の死後、世を避けて92歳で亡くなるまで過ごしたと言われている洞窟です。

約800万年前〜600万年前の火山活動で出来たものです。
洞窟は加無山安山岩類で、激しい火山活動の火口に近い場所で溶岩石が降ってきた物が岩石の中に含まれています。
院内カルデラの外輪山にあたるかもしれないとのお話もありました。
残念な事がひとつ。
昨年までは自然のままに残されていた岩屋堂洞窟ですが、なんと柵が取り付けられていました。

深い山の中に、突然紅い柵が見えたときには、ビックリ!!
史跡・遺跡としては台無しになってしまった気がします。
・秋の宮地区 川井橋付近
湯沢で最も古い花崗岩です。
阿武隈山地に分布する花崗岩類の北方延長にあたります。
この地域の基盤となっている地層です。

・秋の宮地区 目覚めの清水
川井橋の脇の五叉路公園にあります。
花崗岩類は良質な清水を貯え、花崗岩の間から湧き出ています。

ここは、昔から宮城・山形との交通の要所でした。

・中山地区 からと石
旧中山小学校跡にある‘からと石’
もともとあった物か誰かが持ってきたのか?
石は三途川カルデラ初期の火山活動の噴出物です。
中山集落の山手側は、典型的な地すべり地形となっています。
役内川の蛇行は地すべりによっておされ、ダム湖ができ、今の流れになったと思われます。
‘からと石’は地すべりによって運ばれてきた物かもしれません。

石の上に石を乗せているのは、誰かがやったのか・自然の物なのかは不明です。
この‘からと石’は江戸時代からここにありました。
江戸時代の紀行家「菅江真澄」が絵に残しています。現在と比べてみましょう。


‘からと石’の脇にある杉は、女性3人でも手が届くかどうかの太さになっています。
長い年月を感じさせてくれます。
・秋の宮地区 岳山砕石場
山田の砕石場とは色が違いますね。

柱状節理が見られます。
大きなダンプカーが砕石の作業をしているので、遠くから地層を見て来ました。
視力が悪いのと雨が降って視界が悪かったので、当日はあまりよく見えなかったです。
カメラのズームでやっとわかるかな?
さてさて、長くなってしまいました。
地理・歴史に興味のない方は、面白くなかったかもしれませんね。
私もあまり得意な分野ではないのです。
でも、本当に太古の時代から繋がっているんだなぁと思うと、もっと知りたくなってきます。
ジオパークのお勉強も始まったばかり。
頭の中にどれだけ入るかわかりませんが、壊れかけたメモリーに頑張ってもらいましょう!!
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