この度、ねとらじとlivedoorが合体することになりました。
事の経緯



今まで僕は個人で普通のワンルームマンションの自宅環境で
Webラジオサービスの「ねとらじ」を運営していました

ねとらじは回線やサーバ等のインフラ管理を僕の自宅で行い、
サイト管理も僕の時間の空く限りという形で行ってきました。
多くの方々にお手伝いもしてもらっていましたが
日々の管理作業のほとんどは僕一人で行っていました。

ねとらじのようなライブストリーミングサービスは
普通に掲示板などのWebサービスを行うよりも、
対ユーザ数でみるととてもコストがかかり、
Jストリームさんとかでちゃんと申し込んだら
これくらいかかっちゃうみたいです。


サービス拡大という点では
僕の自宅環境にサーバを増設しても
これ以上の台数は管理しきれず破綻しちゃう事は自明で
どこかのデータセンタやレンタルサーバ会社にお願いしようにも
帯域やサービスの体系等の問題から、
首を縦に振ってくれるところが見つからない状態でした。

結果としてユーザ数はずっと飽和状態で、
毎日サーバが落ちてしまうことは日常茶飯事。
日々のメンテナンス作業に時間を奪われサービスを前進させられず、
ユーザにとっても管理者にとってもストレスがたまる状態でした。


そんな時にlivedoorさんから今回のお話を頂いて
双方メリットになって、よりよいサービスになるなら
良い話だなぁと思ったのです。

こちらの条件としては

・運営や方針は変えない
・運営は僕が行う
・サーバの移転やシステム移行は双方が全力を尽くす
・今より使い勝手が悪くなることはしない

したらばさんとの時とほとんど同じですね。

世界に誇るデータホテルさんが協力してくれるという事で
インフラの質は少なくとも今よりずっと向上します。
先日もデータホテルさんから検証した結果
同時接続数1900、のべリスナ数40000という規模の配信を
余裕で24時間安定稼動することができました。

他にも
これまで技術的、時間的制約からできなかった事が
色々できるようになるのかなぁとわくわくしています。


livedoorがいやだ、という方も当然いるかと思いますし
それは仕方がないことだと思います。
最近は他にもP2PWebラジオサービスやその他の音声配信サービス、
自宅環境からの配信も容易になってきたので
ユーザさんの選択肢も色々増えてきたんじゃないかと思います。
用途や趣向に合わせてそういった他サービスと棲み分けが出来ればなぁと、
もっといえば、棲み分けができるくらい色んなサービスが登場しやすい
環境ができればなぁと思っています。


海外事情と比べて、日本ではびっくりするくらい
ネットラジオが社会的には認知されていません。
法律や文化の違いによるところもあるかもしれませんが
僕は日本の他のたくさんのコミュニティの中で
ねとらじと同じような個人ネットラジオサービスが芽を出そうとして
そしてしぼんでいく様を見てきました。
その時々で様々な理由がありましたが、一番多い発展への障壁は
著作権関係の問題です。

既存の制度が不細工という理由で社会の皆で足を引っ張り合って
楽しいイノベーションが消え去ろうとする動きは悲しいなぁと思います。
その制度の中でねとらじはこれまで歪な発展をしてきました。
そしてこれからもその制度の中で、
もっとネットラジオを胸を張って楽しめるサービスを色々提供する予定です。


これからもねとらじをよろしくお願いいたします。