barfly diary

daily voice of nobuo yamada (abh) / since 2005 https://www.abh-oto-yamada.com/ https://www.instagram.com/abh_yamada/

December 2005

9b93da2f.JPGWhen: 2005, 12-26
Where: Daitabashi

甲州沿いから降りて(珍しく)京王線:代田橋から乗車してJANISへ(そろそろ今回のJANISレンタル癖は終わりそう)。やはり久々だと電車の切符関係がぎこちない(笑)。/良いお年を。

7599874b.JPGWhen: 2005, 12-25
Where: Water Dog Garden (Kichijoji)

(唐突だけど)ひょんな流れからついにウチでもイヌを飼う事になり、美学校時代のバンド仲間でもあった友人Kちゃんが運営しているDog Zakka Shop...「Water Dog Garden」にかなり久々出向いて彼とかなり久々再会。...今やすっかりショップ・オーナー然としている彼にイヌに関しての色んなアドバイスを聞く。/(以前お店に行った時にも書いたかと思うけど)店内は彼が好むカントリー・ブルースが穏やかに流れ、愛犬がレジ下で寝そべり、ウッディで自然な素材で手作られたイヌ・グッズに囲まれ、そこに加えて(相変わらず)何とも朗らかな彼のソフトタッチ・スマイルに包まれる...というトータルセットは、まさにブレが無く、この空間と彼含めて全てが一つの統一された美意識の作品にもなっている、お見事だなぁ。

さすがに何年もやっているだけあってどんな質問でも応えてくれてさながらイヌ博士(笑)。何よりイヌに対する愛情がそこどこに素直ににじみ出ている。/そんな彼は今はイヌの競技大会にハマっているそう。(詳しくは分からないけれど)何度か優勝もしているらしい。そんな有り様を捉えた写真が何ともオシャレで飾ってあったので勝手にパシャリ。

時折(ロハス的な)イヌ雑誌にも紹介される存在のオーナー:KちゃんとショップWDG...ともすればやたらそれまではファンシーでちょっと理解しづらいセンスのお店が多かった中、趣味性の高いセンスで統一されたこのお店は先がけとも言えるし、その分野で新境地を開拓した事でも功績は大きいんだと思う。

Water Dog Garden

7f1f91ab.JPGWhen: 2005, 12-12
Where: Shinjuku

年末の慌ただしさでご無沙汰になりました。/年明けにちょっとだけリニューアル予定です。/写真は12日、お茶の水JANISの帰り道、甲州通りの新宿トンネル。一か八か入ってみたけれどアテが外れ恐ろしい位の渋滞でクサクサしてたので暇つぶしにパシャリ。/...正月とか言ってもそんなにノンビリ時間があるワケでもないワケだなぁ。

■ 浅田真央と安藤美姫の対比はこの競技の性質上ある意味ちょっと残酷で、例えば...一番早く着く、とか、一番遠くに飛ばす、とか、一番重いものを持ち上げる...だとかのパワー競技であれば決着というのはいたって明快でシンプルなのだけれど、ことフィギュアのような「総合芸術の視点」...で評価を競うものになると、人間の視覚による審美眼が影響する。...ので、その選手らの「オブジェとしての美しさ」がポイントになってくる。...そーなると、持って生まれた選手の体型からくる印象にすでに左右される事もあるかと思う。/安藤美姫も充分にキュートで華麗であるのだけれど、「オブジェとしての」それで言うとちょっとガッチリタイプなのでそれだけで「ちょっと重くて硬そう」...という印象を持ってしまう。それが浅田真央という"軽やかなオブジェ"がいきなり天真爛漫に君臨してしまい、その対比が残酷にもその両者の「オブジェクトの性質の違い」をより浮きだたせてしまった。

安藤美姫の可愛らしさや美しさは「地上の現実内での」それであるのに対して、浅田真央のそれは、フィギュアスケートのスポーツ競技とか、そーいうたぐいの「地上の現実内での」云々の領域を軽く超えていて、まるで最初からリンク上で生息している<あらかじめの生き物>のような、(競技ではなく)ただただリンクという自身の庭で気ままに戯れているひとときを(観客は)眺めている...という気にさせる。...こーなると他の選手とはすでに(立っている)領域が違うので残酷だけどかなわない差かと思う(単純にそれは"スポーツ競技レベル"と"芸術レベル"の違い)。/過酷な日々の練習という「地上の現実」を経てリンクという「架空の幻想楽園」ではその現実感を微塵も感じさせずあらかじめそこで生息してるかのような妖精になる。

■ 週末は数人と忘年の飲み会。...2軒目の飲み屋がサッカー観戦出来る仕様のモニター設備だった。基本は歓迎なのだけれど、(あらかじめ見越して)ビデオ留守録画セットをしてきた身としてはリバプール:サンパウロのトヨタカップ決勝が店内で流れている中でのひとときは、ちょっと残酷(笑)。...極力意識しないように過ごすもどーしても聞こえてくる歓声や試合後の選手のインタビューがアモローゾ...それが聞こえた途端結果が確定。...もはや諦めて後でビデオをタラタラと観る事にしよう。

■ 先日JANISでレンタルしてきたCDの雑記(ここでは主に日本・音楽モノ)...

「勝手にしやがれ」...そのバンドネーミングからして狙っているニュアンスが読み取れるけれど、ほぼその通りの音楽性で、借りたアルバム内の1曲「メランコリック・デカダンス・ピエロ」というタイトルも同様のイメージコンテンツ。後半ややメロウ気味になるけれど、冒頭の感じでスカした方がまだカッコいい気がする。ドラムが唄っているスタイルもちょっとユニーク。

「マキ凛花」...ちょっと前にプロモ観た感想記でもピックアップしたレトロ・シアター系シンガー。本当にその世界が好き故に世界が出来上がっていてそれなりに声もチャーミングだけど、一旦慣れてしまうと全体が同じ調子に感じるので後半やや飽きてくるかも。

「METALCHICKS」...これも同様にプロモ観た流れで、バッファロードーターとDMBQの女性2人によるユニット。...音はまさにその両者の音楽性がドッキングしたような、メタルハードなリフ・ロックに音響的な洗練が敷かれたようなちょっと新しい感触だった。2曲目...「ドゥダドゥダダダ...」というやたらベタなコードリフに思わずニヤリとしてしまったと同時に「あれ?それにしても何処かで聴いた事あるような...」と思ったら、案の定それはストラングラーズ「Raven」に入っている「Dead Los Angels」のカヴァだった。唐突にこの曲をセレクトするあたりはちょっとセンス(でもこれも結局セレクトしたのは3曲程)。/...そーいえばちょっと前の情報で、DMBQの女性ドラマーが海外のツアー先で事故で亡くなってしまった..というのを聞いていたので、(よく知らないけれど)もしその人がこのユニットの当人だったら、せっかく面白そうなテイストだっただけに残念。

「ゴンチチ/誰も知らない・サウンドトラック」...実はほとんど何も先入観無しに以前、映画「誰も知らない」を観た事もあってか、劇中で流れている音楽にさほど意識は向かっていなかった(映画が良かったのでそっちに意識が行ってたのもあるけれど)。...で、その後のある時、「日本映画専門チャンネル」でBGMとして流れていた曲がとても気に入り、実はそれがゴンチチによる曲「誰も知らない」...だった事に気付く。このサントラのミニアルバムにはその他の小作品も収められて、例えばこれらの音楽が(ゴンチチという先入観が無く)もっと匿名としての音楽として捉えていたら...それは(例えば)ペンギン・カフェ・オーケストラのようでもあるし、(昔友人からもらったカセットの)「England Under Snow」というユニットの感触にも通じる(それこそ誰も知らないだろーけど)。/このゴンチチ「誰も知らない」は、サティ「ジムノペディ」に感じるものとほぼ同様の"虚無的ロマンティシズム"の名作。

ジーコ監督指名!最終兵器は久保

YES, OK !!

■ 今さらながら改めてHP運営でかかるサーバー使用料を確認したら月¥4000程になっている事に無駄を感じてしまう。使ってるSo-Netの容量限度の事もあり(今時上限50MB...って少ない気がする)、ディレクトリを2つ使っているのが要因なので、これを機にディレクトリを1本化(つまり音系サイトをこっちのメインHPに組み込む)しようかな...と思い立つ。そーすれば月¥800程になるし。...でも、そーなるとかなり容量が足りなくなってしまうので、その際は(これを機に)内容をかなりスリム化しなくては...とも思い立つ。基本が面倒臭がりなので過去のアーカイヴものは割と放ったらかしになっていく分どんどん容量が膨らんでいく。ブログ(ダイアリ)の方にも移したりして、何だかシンプルにしたくなってきた、何もかも。

...その流れでもう一方思い付いたのが、これを機にドメインを取得するのはどーか...と今頃思ったりしているのだけれど、これはこれで(ちょっと調べ始めてみたけれど)色んな業者&サービスがあって、現在使っているサーバーとの兼ね合いとか価格差とか...ちゃんと向き合おうとする程、苦手意識故の僕のメンドー気質が顔を出してしまう...。

■ Wカップ2006のジャパンの対戦相手が決まる。ブラジルには「ひょえ-」...という感じだけど、意外に無気味なのはオーストラリアな気がする。今やあのヒディング・マジックは何をしでかすか...正直その秘技テクニックと、ジーコのストレートなやり方は両極な感じがする分、余計に無気味。/久保は平気なのか?

■ うっかり言い忘れていましたが、今月から新年1月末までの2か月間限定で、下北沢(池の上)にあるギャラリー+カフェ「現代ハイツ」内にあるBOXギャラリーに、2006カレンダー/Pカード/CD...等、設置&販売しています。/...極々たまーに寄る店だったのですが、何となく今回のタイミングでちょっとしたお遊びで。...規模はてんでショボいですが、もし、最寄りの際は実際商品が手に取れますので(CDは試聴もOK)是非足をお運び下さい。

現代HEIGHTS

先日述べたニューイヤーカード用新作イラストがけっこう周囲で好感触で良かった。...ちょっとこの絵でイメージが出来つつあるので時間があれば早いところシリーズとして取り掛かりたいのだけれど(音作業が入ってきそうだし)何せ12月...こんな僕でさえこの年末年始は「普通に」イヴェントがあっちゃこっちゃ出てきて身体が持つかどーか(まず金が持つかどーか)。

■ 今日はお茶の水「JANIS」に出向き、一気に¥6000分(20枚)をレンタル(それでも新規でCD買えばたったの3枚分)。...詳しくはこれから聴いてから。

■ ちょっと前は毎年恒例のニューイヤーカードの為の新作イラストに取り掛かっていて、今日、印刷物が届く。/...今回も引き続き"(オプ・パターン的な)モード性と風景の接点"...を探るテイストで制作したのだけれど、当初はなっかなか「その気とイメージ」が降りてこなくてけっこう苦戦してた。今年の前半にシリーズで作った「Scenery Echoes」の路線を踏まえつつ、そこに新たなニュアンスを展開させたい...といった、頭の中のイメージの海ではイケる感じで出来上がっていたのだけれど、いざそのイメージを真っサラな画面に具体的に起こしていく作業になるとてんで「普通」止まりのイメージ(...つまり頭で思ってた程結果はインパクトなかった...?となってしまう、よくありがちなパターン)に収まってしまう。...でも、そんな中、あまり最初に組み立ててなくて行き当たりばったりで画面をいじっていた流れで仕上がったものが今回の採用でポストカード化(得てして、沢山考えたり手数かける程良いものが出来るとは限らず、ポっと出てスコーンと決まってしまうものが結果強かったりする...というのも良くありがちパターン、今回そのパターン)。/その絵はちょっと不思議なイメージにもなったので、そのニュアンスを踏まえつつ、新年に向けて<Scenery Echoes 2006>バージョンとして新作を作る予定に(しました)。

2:そして、引き続き受け付け中の<カレンダー2006>...ですが、せっかくのタイミングなので、ご注文された方に今回は特別にその出来たてのニューイヤーカード(+過去のPカードも何枚か付けて)をオマケして販売します。まだ在庫はありますので是非に!

『Nobuo Yamada Illustration Calendar '06』


■ そこそこ長くイラスト業をやっていると、そして現在こーしてインターネットなどを続けていると、たまーに昔ある時期に付き合いのあった人でそれっきりになっていた人から、このサイトとか僕の情報をどこかしらでキャッチして、とっても久しぶりに思いも寄らぬコンタクトをもらう時が極たまーにある。/...で、そのケースで先日思いも寄らなかったT君からメールが来た。...T君とは、僕がイラストの仕事を始めてまだ初期の20代の頃、ほぼ専属的に仕事をもらっていた新宿のデザイン会社Aに、当時(80年代後期あたり)ハタチそこそこ位の彼が確か新人として途中から見かけるようになった人で、その時の風貌は...ロン毛を後ろで束ねて、繊細で影がある青年で、そんな彼のニヒル・アンニュイな雰囲気に興味を持っていた事をつい思い出す。加えて音楽の趣味もけっこうアングラで、僕が会社に納品に行く時とか(あまり記憶が定かでないけれど)その辺の話しとか二言三言話ししてた。

...そんな記憶があった当時から時が経つこと実に15年振り!...しかも、今回のきっかけが、僕のノイズ&サウンド作家活動としてのベクトルで、実はT君は当時からノイズを嗜好していた...というベテラン・リスナーだったという偶然によるこの繋がりも面白かった。その(1990年前後)当時、僕と言ったらせいぜいオリジナル・ラブとかザ・ヘアとか、その周辺を聴いている頃に、彼はWHITEHOUSEとかM.B. Merzbowとか聴いていた生粋のノイズリスナーだった。...で現在、僕がそっちの方に足を突っ込んでいる展開と同時にT君の嗜好歴とリンクした...という時の流れと展開の面白さ。

...その流れでかなり久々に会う事になり昨日、高円寺で行なわれたノイズ系ライブを見に行く。15年後の僕はすでにこのサイトを通して掲載されているので彼には了解済みだけれど、僕が見た(面影記憶すら自信がなかっった)15年振りのT君はさすがに最初分からず(小野伸二と安岡力也が混ざったような風貌で)ちょっとほとんど初対面的な感触になる(笑)。昔は線が細い印象だったけれど、今は(ファット系でなく)ガッチリしていて「こんなに背が高かったっけ?」...となった。/ライブ後、Yonchome Cafe でしばしホロ酔いの歓談。...彼との共通の記憶である(当時の)デザイン会社Aでの事(特に亡くなってしまった女性デザイナーKさんを偲ぶムードにもなる)、それに新たな共通項になったノイズ関係や人生の話しも加わっていく...。

ちょっとした浦島太郎的な、その両者の15年前からの記憶をくっちゃべりの中から手繰り寄せていく...というある種のノスタルジーは、まさにこの年齢になってこそ味わえるビタースィート?な感覚。(T君、壇上に上げてしまってゴメンなさいね)

↑このページのトップヘ