barfly diary

daily voice of nobuo yamada (abh) / since 2005 https://www.abh-oto-yamada.com/ https://www.instagram.com/abh_yamada/

September 2010

5e186cd2.jpg合間でよく晴れた先日の日曜は(手頃なジャンパーを探しに買いに)フリマでも...と思い立ち、調べて明治公園へ(久々--)。よく晴れた、とか言ってもこの日の日中は予想外に暑く、同伴したこぶらがとばっちり受けたかのように「ゼーハー」状態でちょっと気の毒。

フリマといってもその開催場所によって出店層や世代やアイテムの傾向も変わってくる。例えば小金井公園だったらずっとファミリー傾向が主になる。その点、明治公園は自分にとっては適度にサブカル、適度に若者、適度にガラクタ、適度にファミリー...ってな感じで丁度いい混ざり加減が割と合ってる。目的のジャンパーも¥1500で買えたし。

人込み多かったので6-7割り方こぶをおぶったりかついだりしてのショップ巡りだったのだけれど、やはり、こーいう場でのこぶらのモテっぷりは悔しいかな見事で、こぶらがいるだけで何回も声かけられ、こぶも(ゼーハー言いながらも)若いレディになでなでされてまんざらでもないご様子。案の定、帰りの車中では身体伸ばし切ってバテ寝。

03ac29e1.jpgWhen: 2010, 6-3〜7-6
Where: Higashiyamato/Tama/Kokubunji

本日は久かたぶりに1日のんびりとできた休日。...っていう事でこーして何て事ない散文でも書こうか、という気になる。ランダムに。

今年のWカップ前に(前器が故障した為)購入したニューTVの何が一番便利かって録画作業がいたって簡単な事。HD内蔵なので前時代のようにビデオテープ空いてるの探さなくていーし、録りたい番組番組表で選んでボタン2つ3つ押せばOKだし。加えて連ドラ予約すれば毎週勝手に録画オンだし今録画最中であっても録画の最初からすぐ見れる(今はそれ当り前なんだろーけど)。そんな便利機能故に時間に余裕のない時はとりあえず録画しておいて寝る前や休日空いた時間にまとめ観したりが習慣に。ちなみに今、録画リストにある中でちょっと反応したのをピックアップ。

● NHK教育で先日までやってた「佐野元春のザ・ソングライターズ」は何とな-く時々見てて、興味深い回もあればそーでもない時もありで。そんな中、ちょっと前にやってた「ライムスター」の回がちょっと面白かった。後半では聴講生(若者)に自由にラップ詞を作ってもらってそれらを数人でつなぎ合わせて最後はライムスターの2人と交えて集団ラップを完成させる、といったワークショップ。今、ほぼどの分野でもアートイベントの一つとしての「ワークショップ」(観客参加型)が多々行なわれているけれど、僕はどーもそれが苦手で特に好きでもなかった。ただ、TVの画面を通して番組の視聴側として見ているとその場が楽しく成立してる場合は見てる側も楽しめる。「ライムスター」の回はそれがあって会場全体が楽しそうだった。何より(基本)クール風情な佐野元春氏が珍しく本当に楽しそうに高揚してるサマが見てとれた。ただ、ワークショップって性質上、上手くいく時もあればそーでない時もある。「くるり」の回での(観客が提示した歌詞に即興で歌うという)創作は何処となく失敗感があって、難しいとは思う。もうちょっと前の回の、鈴木慶一氏による実験アニメのサウンドトラックの即興サウンドワークはそれなりの雰囲気を醸し出していた。先日の最終回のサカナクションというバンドの山口氏は(音楽よりも)佐野氏との対話のやりとりに面白さがあった。佐野氏もより深いトーンに行きたがっていたのが分る。ただ、個人的には「この人に出て欲しい」っていうアーティストは何人かいるけれど、そーいう人はオファーあっても断ってるんだろうなぁ。●佐野元春のザ・ソングライターズ

● 「うぬぼれ刑事」も連ドラ録画してた(笑)。クドカンものってファンも多いし作品毎に評価分かれるんだろーけど、僕はうぬぼれはけっこう好きな方です(一番好きなのは"マンハッタンラブストーリー")。うんざりする程宣伝汚染しまくってたこの夏公開してた恋愛映画みたいな主役で2枚目気取る生田トウマにまったく興味ないけれど、うぬぼれでの生田トウマのバカキャラっぷりは最後の方、軽く愛しい気にもなり一時的にファンになる(笑)。個人的にバカ役が上手い人は評価上げちゃうんで。/逆に(オダギリジョーの)「熱海の審査官」は録り溜めしたまままだ1回も見てない。何故だか見る気がしないのは何か理由があるのかも(あまり面白くないって話しも聞いてるし)。

● あとリストにあるのが「ビバヒル」の新シリーズ。前シリーズとは年月違うので今時のアメリカンな若者ドラマって感じで頭ポカーンとして見る感じ(笑)。...に、しても高校生にしてはアダルト過ぎ(特に女子)。先日見てて気付いたのは例えば何かしらのパーティシーンで出てくる(生)バンドってたいがいちょっとダサく、そのベタダサ加減が逆にちょっと面白い。● 最近夜遅くまで起きてらんないので「アメトーーク」も連ドラ予約に。● 録画とは関係ないけど最後に、井川遥は年を重ねる毎に美しい。...本当にどーでもいい事書いてますね(笑)、今日は実にのんびりデーだったかが改めて実感。

e319d4dc.jpg束の間を縫ってたまーにサーフィンモードになるYou Tube。最近の音楽の気分に沿ってテキトーに渡り歩けるのが(大方のユーザー同様に)面白いワケだけれど、その中でちょっと引っ掛かったものをピックアップ(本当にランダムです)。

■ ざっくり言えば僕は(普段嗜好してるジャンル以外は)00年以降の、特に一般洋楽は基本ウトくなってはいるのは事実。(1年程前からずっとハマっていた)アシッド/フリーフォークの流れで見つけた「Devendra Banhart」のプロモ(とは言ってもこのPVはロックサウンドだけれど)。この映像から見える氏から醸し出されるある種の匂いは(かつてのプリンスも放っていたような)適度にポップないかがわしき色気があって"ロックスター"という形容が当てはまってくる。ボーカルスタイルはMボランやP.アイバース、ブロウモンキーズのようなビブラート系。/写真一番上

「Devendra Banhart」


■ 今までステレオラブというと音盤でしか味わう事が無かったけれど、こーして当時の映像を観る事ができると、(音盤で感じる以上に)改めてこのバンド音楽のユニークさが際立ってくる。...ヴェルヴェッツ初期の方法論にearly 80's ニューウェイヴ&ポストパンクをくぐらせて90's ミックスで仕立てたような独自のサウンド。アイデアとセンスがあればとても良質なアマチュアリズムとしても成立するグッドサンプル。/写真2番目

「Stereolab」


■ 打って変わって今度は(1970年にリリースされた)日本のアシッドミュージックの名盤と言われる「溶け出したガラス箱」。前から気にはなっていたものの、やっと音盤を聴く事が出来た。(五つの赤い風船の)西岡たかしが軸になり、ジャックスの木田高介と(当時新進気鋭の)フォークシンガー:斉藤哲夫(中学時代に買った"さんま焼けたか"というEPを持ってます)の3者による唯一のユニット。(想像するに)当時のサイケデリックな時流の影響を受けた青年期の西岡たかし氏のイマジネーションのほとばしりを見事に具現化させた作品で、僕が聴いてきた日本のこのテの作品の中では最も反応できた(逆にジャックスの湿り気はあまり反応できない)。「西岡たかし」というと、僕の世代だと名前は知っているけれど音まではちゃんと聴いた事なくて、「なにわのフォークオジサン」というようなイメージが大方あるかと思う。そんな氏が若き頃吐き出してたこれらの良質な楽曲のアシッド感とのギャップにしばらく戸惑う(笑)。

You Tubeではいくつか曲がアップされている中でチョイスしたのが個人的に気に入っている「何がなんだかわからない時」。背景に薄っぺらーく流れるハモンドオルガン?の音色がよりドメスティックなアシッド感を効果的に増幅させている。例えばこのユニットがこしらえた音楽をその後継承するバンドはなくって、2つ程時代を経て、ポッとゆらゆら帝国に辿り着いたのかな...そんな感じ。歌詞の世界も妙に後引くニュアンスがある。/写真3番目

「溶け出したガラス箱」"何がなんだかわからない時"


■ 日本フォークの流れで(良質な楽曲性を改めて感じる事ができた)「赤い鳥」。チョイスしたスタンダード「翼をください」の当時のライブ映像なのだけれど、現在の汚れチまった世界・社会から観ると、ここまでの真直ぐでピュアな姿勢は時代感覚のズレとか云々関係なくて妙な感動を受けてしまう。ボーカルの山本潤子氏の透明感にちょっと驚く。/写真一番下

「赤い鳥」"翼をください"


■ 最後にちょっと前に軽くハマってた「相対性理論」。最初に耳にしたのがカーラジオでFMから流れてきた時で、この時は"80年代前半期のニューウェイヴ歌謡の素人バンドのデモ音源が何で今時流れてんの?"...って普通に思った。その後、それが今時のバンドでしかもある種のリスナー層に人気のあるグループだと知りTSUTAYAに行ったら普通にあった。僕の第一印象で上記のような事を感じたのはおそらく割とベタなギターフレーズのリフが80's ニューウェイヴ歌謡チックな風味があって(ちょっと違うけど)分りやすい例えだとかつてのジューシィフルーツみたいな。そのベタさ加減のバランス感覚が絶妙でそれ故中毒性が生まれている。歌詞の世界も独特な感覚があり、例えばマンガ喫茶と宇宙を電波経由で瞬間往復するかのような、現実とバーチャルを携帯画面で混在させてるかのような世界が実に今日的。ライブでは(観客の熱狂とは無関係のように)ステージ上で携帯を眺めてたりするというボーカル:やくしまるえつこの振るまいも今日的。/写真ナシ

「相対性理論」

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さて、前途しましたが、去年の秋頃からずっとハマっていたのがアシッドフォーク。まだまだ暑い日が続きますがいずれ物憂気な季節が顔を出す頃、(ボチボチモードが落ち着いてきたので)その辺も紹介していこうと思います(多摩丘陵スケッチの流れとしての意味合いもあるので)。ずっと羅列してきた多摩丘陵ネタも割と落ち着いてきたのもありまとめに入ります。その後、音楽ネタが割と多くなるかと思います(多分)。

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