barfly diary

daily voice of nobuo yamada (abh) / since 2005 https://www.abh-oto-yamada.com/ https://www.instagram.com/abh_yamada/

カテゴリ:▼いきものばんざい > 庭のカマコ日記<2018>

…で、急きょ、カマキリ先生のツイッターに感化されて、ウチの庭のカマコの10月日記を。…まず、冒頭のクランベリーの上に乗っかったカマコ、これは前夜が例の9月末の台風26号が吹き荒れた、その翌朝の写真。恐る恐る庭の現状を確認しようと見てたらおもむろにカマコがクランベリーのど真ん中に乗っかってて、まるで嵐を一晩中耐え抜いてやっと穏やかな朝になり静かに朝日を浴びている…かのような佇まいがあり、そのたくましさとその姿が確認できた安心とで何とも象徴的なシーンだった。下の3態もおそらく同じカマコかと思う。家族が撮ったのでピンボケだけど、お腹がパンパンに大きくなっていて「もしかしたら…」と後日近くの枝を確認したら卵が産みつけてあった。この時、まだ10月のアタマ…例年からしたらけっこう早い時期かと思う。
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….ただ、これを境に、現在(11月初旬)まで、カマキリの姿は1回も見ていない。見てないというよりその気配すらない。そしてカマキリに限らず10月に入ってから庭に虫を見かけることが(例年に比べると)ほとんど無くてそれはそれで心配になる(下の写真だけ)。僕としては植物があって虫もいて…という形が生態系の豊かなバランスで、どっちかがいないというのは寂しい感じがある。実際に今年の(秋以降の)庭の自然状態はどーなっているのか…大幅な土の掘り起こしがあったのも少しは関係してるのかも知れない。
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カマキリ先生:俳優・香川照之の自宅のベランダにカマキリが産卵、しかもその産卵最中に本人が帰宅して遭遇する…という本当の奇跡が(一部で)話題に。確かにカマキリの卵って気が付くと何処かしらにあったりするもので、そのライブ中に出くわすというのは流石カマキリ先生!

そして興奮と感動のままに、それでいて的確にこの命の引き継ぎの瞬間と、カマキリ(小さな生き物)の健気な命の営みを、まるで上質な詩人もしくは哲学者のような文体で見事に表現されている。特に「虫たちは今日もーー生命を繋ぐために懸命にこの地球という星に食らいついているのだ。」…のフレーズが熱くさせる(笑)。カマキリ先生のカマキリ日記はちょっとしばらく要チェック。

(カマキリ先生)香川照之 Twitter

9月は(前途の理由もあり)この2ショットのみ。上のカマコはかなりお腹が膨らんでいる。けっこう時期的には早めかも(10月現在、すでに1個は産卵が確認できた)。
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前月登場の「小型カマコ」が8月のある時、くの字に干からびて死骸になってた(中段左)。ちょっと唐突でビックリして写真撮ったのだけれど、しばらくその死因が分からなかった。同じカマキリ同士の共食いであったならもっと体のあちこちが無くなっているはず。「あまりに暑過ぎて干からびた?」とかも思ってたら、写真を拡大して驚きの判明。…死骸のカマの顔の所に「クモ」がベッタリ張り付いていた。…つまり、クモがこのカマを頭から行って体の中身を吸い切って殺し、その残骸だった(推測)。小さいボディのカマキリだったから成り立ったのかも知れない。実際にこの写真にそのクモがカマの顔に張り付いているのが分かるのだけれど、あえて拡大写真は自粛します。

右下のカマはある時期からずっと家の下の駐車場脇の雑草エリアを(何故か)テリトリーにしていた。その時期は大抵いつもそこに居た。庭の中でなく道路っぱたで危ないのになぁ…って内心思いつつ、この写真のすぐ後日、駐車場内でこのカマが死んでいるのを子どもが見つけた。どーやら車の出し入れの際に引かれてしまったらしい。さすがにこのパターンは防ぎようが無い…。何だか残念(子孫を残す媒体数がまた減ってしまったって事でも)だけど、「駐車場エリアは危ないよ」っていう認識は虫には求めようがない。…そんなこんなの、おそらく繰り返しが「野性の日常」なんだとも思う。
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眠気でつい1枚忘れてました。カマコもそうだけど、今写真見ると植木の「ルブス」が今より元気に葉っぱ茂らせているのが気になる…。
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7月のカマコたちはより行動範囲が広がり色んな所で出くわすようになる。だいたい毎年その種類は、緑系、茶系、その両方って感じだけど写真一番下のミニ型のカマコは珍しい(ただこのミニ型、次の月にクモに殺られて死んでしまう…)。
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確認した限り、今年は5月にその姿を見せた2018年版カマキリ。6月に入ると(まだまだ羽は生えないものの)背はヒョロッと伸び、5月期がべビーから幼児だとしたら6月期は小学生って感じ。各シーン(エリア)にて何となく4-5態の確認。
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今年は僕の方がかなりの熱量で庭に出入りしているせいか、庭いじりしてるとフとした所でカマコたちと目が合ったり出くわしたりする。5月の段階では例年と同様に(各所で)ほぼ5-6匹位は確認出来た。おそらくこれでも(卵ふ化数からしたら)10分の1以下まで減ってしまったんだと思う。実際、庭のクモがべビーカマコをくわえている瞬間に奥さんが出くわしたらしい…。(写真は同じカマもあり別のもあり)

・壁面の3態。褐色系。
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・ドラマチックな構図。壁の崖から覗くカマ(外部世界を見て何思う)/ポストから庭を眺めるカマ(この時は背景のミニバラがまだ満開期)。
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・葉っぱのカマ。褐色とグリーンの2種。
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・金網のカマコンビ。「カマブラザーズ」と命名。
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・壁にて、まだぎこちなく獲物を狙っているカマ2態。下のはこのまま半日位は微動だにしなかった。虫の時間軸世界。
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・ラベンダーとブラックベリーの葉っぱのカマ。
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・コツラ(鉢植え)をエリアにしていたカマ。…とにかく鉢植えの数も増えて、各所に点在させているのだけれど、その鉢を持って手入れなどで移動してフと眺めているとそこにカマコがいたりする。何となくの印象で、カマキリってテリトリー感覚がある気がする。それぞれ点在する数匹のカマコたちはそれぞれの「定位置」があるようで、ほぼ同じ様な場所で同じカマに会ったりする。写真の時はしばらくこのカマはコツラをテリトリーにしていた。その後、梅雨に入り雨が続いたのを境に(湿気に弱い)コツラがどんどん萎れてしまい、一気に枯れてしまった(1年草で時期が終わったのもあるかも知れない)。同時にここにしばらく居たカマも居なくなっていた。
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庭の虫のメインキャラクターでもあるカマコたち。およそ年末頃に命耐えるまで果たして何匹生き延びているでしょーか。引き続き成長を楽しみにします。

5月に入れば一気にピンクに咲き出すミニバラ。その景観は風物詩的に「季節来たか--」となる鮮やかさ。ただ、同時に覆ってくるのが花のつぼみ/新芽にビッシリとはびこるアブラムシ。その対応に労を使う。出足がちょっと不安だった(アブラムシ捕食隊)テントウ虫もやっとチラホラ登場してきた。ただ、それに頼ってる余裕も無い程にアブラムシの増殖力がキリがない。農薬は他の虫たちも影響与えてしまって(僕が本質で望む)自然生態系全体のバランスを欠いてしまう事でもあるのでNG。…という事で水を入れた霧吹きを噴射して彼らを落とし続ける…というやや不毛な作業を地味に地道に続ける。(右上)黄色い粒が付いているのはテントウ虫の卵。早く孵ってアブラムシを食して欲しい。…昨日、最後に「竹酢液」を噴射したら自然薬品とは言え、若干の化学成分も入っているからなのか、今日のミニバラに思いの外テントウ虫(&幼虫)の姿が少なく、やっぱり水鉄砲噴射方式で地味に地道にやっていくしかないのだろーか。
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そんなこんなで1、2時間とか庭に出てると(アブラムシがシャツに付いてたり)急に飛んで来た小さな虫が手に停まる、っていう事も時々ある。箱庭での自然や野性をミクロに眺めていると彼らの発見がいちいちあって、興味は尽きない。
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そして驚いた事に早くも今年(2018年)のカマコ第一号を発見(4/22)。おそらく桑の木の枝にあった(小型の)カマキリの卵からのべビーかと思う。だいたい1.5センチ程度の。近づいたら早足で逃げていった。果たして彼は(彼女は)この庭世界で生き延びて再会する時が来るでしょーか。
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