愛と情熱の伝道師・シンガーソングライター アビル ケン official brog

お待たせしました!ついに高校生編の核心、アビケン物語④です。
さて、僕の人生を大きく変えた「あるモノ」とは…。



前回のおさらい

↓↓↓
アビケン物語③
http://blog.livedoor.jp/abi_ken/archives/7950316.html



何度も拳を打ち付け、泣いたらいいのか、怒ったらいいのか、どうしようもなく行き場を失った僕は、北海道に持って行ったバックからある「小冊子」が顔を出していることに気がつくのです。

それは、現地でもらった詩集でした。

普段、本を読むことは好きでしたが詩を嗜むことはありませんでした。

しかしその夜の僕は、どうしようもないこの心の答えが知りたくて、収めようのない感情を鎮めたくて、何か学びになるようなことが書いてあるかもしれない、そう思って詩集を手に取ったのです。

まず初めのページにこんなことが書いてありました。

「あなたが苦しみに涙する時、想いを馳せてください。この世界にはあなたよりも深い悲しみに涙する人がいるということを。」

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※ 詩の内容はアビケンの記憶を頼りに書いていますので、実際の内容とは異なるかと思います。
あくまでアビケン個人の記憶と想いからの表現です。


ほんとにそうだな、と。

こころにひとつひとつの言葉を染み込ませていく。

で、かなりいろんな内容があったので全部は覚えてないんですが、僕の人生を変える言葉に出会うのです。



最初の行にこう書いてあります。


「人に裏切られれば苦しい、人に傷つけられれば悲しい。こんなにも辛くて悩んでいる今夜の私は間違っているのだろうか」
 

 おお、まさに今夜のオイラだ。

高まる期待!!

なんですが…。

次の一行に衝撃を受けます。




「そうだ、間違っているんだよ」

 


なんですとぉぉ!!!???

いやいやいや、あんだけ期待させといてからの否定!!??

おいおいどんな悪徳商法だよ!と言いたくなる展開に、嫌が応にも先を読んでしまいます。



「裏切られても信じ、騙されても許し、傷つけられても愛するんだよ」



「何度もくり返して、私の胸もこんなに傷ついてしまったけれど」



「それでもこうしてきたから、今の私があるんだよ」



「だから、もし君も同じことができたら」



「私が持っている、この素敵な王冠を」



「君にもあげるよ」





と。

ここでアビケンは号泣しました。

そして、理解しました。


「人を愛することに理由はいらない」


のだということを。


誰が、人を傷つけることを、好んでやりたいと思うでしょうか。

傷つける人には、必ずそれなりの理由があるのです。
(もちろん正当化してはいけませんが。)



もう少し後になって知るのですが、僕の父も自分のお父さん(僕の祖父)のことでたいへん苦労したそうです。

伝聞ですが、かなりエキセントリックな祖父で、自分の子供を台風で増水した激流の川に、突然「ぽーん」と投げ込んだり、柿の木に吊るしてしばらく放置したりと、大変な方だったそうです。

そして、父がまだ幼いころに他の女性と逃避行からの離婚。

母子家庭で育った父は食い扶持を減らすために、本当は推薦で入れた早稲田大学を蹴って高卒で就職をしたそうです。

色んな思いをしたと思います。

更に、何故祖父がそんなになっちゃったのかも家系を辿って調べたらいろんな事情が見えてきました。(その辺はアビケン大学生〜ボランティア放浪編で語ります。)



数年前にこんなことがありました。



家族みんなで集まっていた時、お酒の席で急に弟が、昔の父の暴力を責め始めました。


弟に僕は言いました。



「気持ちはわかるけど、もう止めよう」

「昔はわからなかったけど、今思えば、おとんはとても大変だったと思う」

「同僚がどんどん辞めたり、自殺する人がいるくらい過酷な会社で営業をしながら。」

「自分が行けなかった大学に、子供たちは行かせてやりたいと言って」

「会社が終わっても夜バイトまでしてくれて、僕ら兄弟4人を大学に行かせてくれた」

「確かに急に怒ったり殴られたりした。それでも、僕らに一言でも仕事が辛いとこぼしたことはない。お前らのために働きたくないと言ったことがない」

「無口で不器用だけど、おとんはすげぇ。尊敬するよ。」



そう言った時、父ははじめて僕らの前で大粒の涙をこぼしました。

それを見てやっぱりな、と。



「とても辛く、孤独な中をがんばってきてくれたんだな。」



と、理解しました。




高校生当時の僕から見れば、

「理不尽に暴力を振るう父」だった。

でも、今の僕から見れば

「どんなに辛くとも、ただ黙々と家族のために働き続けた偉大な男」なのです。




そんな不器用な父は、こころが追い込まれ、時に制御ができなくなっていたんだと思います。

しかし、父は自分の気持ちや、思ってることを決して話しませんでした。

当然、当時の僕には父の気持ちや置かれた環境がわかりませんから、とても辛い思いをしていました。




このように、愛やコミュニケーションの問題は、



① 誤解が誤解を生み、こんがらがって解決が困難になるケース



② 何代にも渡って繰り返される家庭内環境によってコミュニケーション不全や不完全な愛情表現が習慣化して文化になった場合、何が悪いのかもわからなくなっていくケース






がとても多いのではないでしょうか。




この体験をもとに、アビケンは三つの確信を持ちました。




その想いは揺らぐことなく、アビケン少年に大志を抱かせ、やがて世界に羽ばたき「愛と情熱の伝道師」として歌うことになる、大きなきっかけを作っていくのです。



つづく!!


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2015.5.30トーキングライブの練習中にふと思い出して歌ってみました。

↓↓↓
アビケントーキングLIVE 

秦さんがデビューした当時「日本人に珍しいタイプのシンガーだな!」と、とても驚いて曲をアナライズしましたが、秦さん節とも言える、すごく繊細なボーカルアレンジとおしゃれなコードですね!

今はドラえもんの映画テーマの曲が有名ですが、僕はもっと初期の曲が好きですねー。

どちらかと言うと商売っ気が無くて、めっちゃパーソナルな感じの曲。

トーキングLIVEはめっさ感動をお届けします!!




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誰もいないはずの家に帰った僕と弟は、「いったい誰がいるのか?」と思いました。

その日、母と姉は入れ替わりで外泊の予定があり、父は当時単身赴任だったか仕事が忙しかったかでなかなか家に帰ってきませんでした。

 おかしいなーと思いつつ、入った家で待っていたのは意外にも父でした。

そして気づいたらボコボコに殴られていたのです。

うむ、この時点では意味がわからないです。

誤解の無いように言っておきますと、今となってはウチの家族は

「かなり」仲が良いです。 

どのくらい仲が良いかと言うと、基本的に家族の誕生日や節目の祝いは全員集合でパーティです。

去年かなー、父の誕生祝いのメールが遅かった兄弟に、

「なんでお誕生メールくれんの!??」

と、当日のうちに確認メールが来るくらい仲が良いです(笑)

そして、父は僕にとって最も尊敬する男の一人です。

しかし、 当時の父は僕が大学あがるくらいまでまさに荒ぶる神(笑)でした。

あれですね、も◯のけ姫で言うとタタリ神になっちゃってる感じです。
↓↓↓

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タイトル「そんなに怒らなくていいじゃん!!?」

近づいたら死あるのみ、みたいな。

ほんと、ギンギラギンなのはさりげなくやって欲しいものですが、このように荒れていた理由も当時の僕にはまったく理解ができませんでした。

しかし、僕が大人になるにつれだんだん理解できるようになります。

あまりに不器用で、それでいてまっすぐな父の生き様に、改めて「父の愛の深さ」を尊敬するようになるのですが、それはまた後のお話。

話しを戻しまして、 いきなり殴られているわけです。

で、どうも言葉の端々を聞いていますと、殴られる理由がわかってきました。

 入れ替わりで外出していた母と姉が、「せっかくボランティアとかして帰ってくるのだから、たまには父親として話しを聞いてあげて」といった具合に言われて、それで僕たちの帰りを待っていたということで。

しかしながら、当時は携帯なども持ち合わせておりませんで、父が待っていることも知らないわけです。

その日の夕方くらいに福岡には到着していたのですが、僕らはコンビニでご飯買って食べたり、寄り道して帰ってきたわけです。

で、「待っていたのに、何で遅く帰ってきとんじゃ。」と。

これは、僕らからすると相当理不尽でした。

だって何も聞いてないから、殴られていても理由がさっぱりわからない。

今思うと、

人は、「正当な理由」を感じない暴力は受け入れることができないんですよね。

もともと、ラグビーで国体まで出た超体育会系の父の教育は、とても厳しかったです。

小学生のころ、成績悪かったとかかな?「貴様らに着せる服はない!」とか言って着ている服をビリビリに破かれてマッパにされたり。(どこのラ◯ウ様ですか。)

僕らが喧嘩したりでうるさかったら耳掴んで振り回されたので、頭から耳がちょっと裂けちゃったり。

時は正に世紀末なわけですよ。(実際1990年代ですから!)

でも、理由があればそのこと自体は受け入れられるんですよね。

しかし、今回は違う!まったく受け入れられない!!

体もだんだん大きくなってきた僕は、積み重なる父の圧政に「いつかやり返す時が来るかもしれない」と思うようになっていました。

そのような長年の恨み?が爆発し、僕は今までの人生と、この圧政にピリオドを打ちたくなるのです。

「すぐそこに台所がある。台所の包丁を使えば全部終わるんだ。」

そう思いました。

そして立ち上がった瞬間!僕と父の動きはピタッと止まり、目が合います。

この時、不思議なことに僕は、その日の朝に北海道で出会った、あるお兄さんを思い出すのです。

同じくボランティアとして、イベントの会場の設営などをしていたお兄さん。

大してお話をしたわけでは無かったのですが、朝早く立ち去る僕らを、疲れているだろうに笑顔で見送ってくれた、彼の顔が浮かびました。

「あ、このまま衝動に任せてしまったら、僕は一生、彼のような爽やかな人間にはなれないのだろうな。」

そう思えたのです。

僕が少年院に入った場合の想定未来をまさに刹那の瞬間に「ぐわっ!」と想像が駆け巡りました。

それで、動きがピタッと止まってしまったのです。

とにかくこの場を収めるために、僕の口をついて出た言葉は

「ごめんなさい」

でした。

その瞬間、父は我に返ったような素振りで、家を出て行きました。

弟を部屋に寝かせて、自室に戻った僕は行き場の無い「怒り」と「苦しみ」で眠ることができませんでした。

「どうして僕は謝ったのか?」

「自分は何も悪いことはしていない!」

という自己矛盾に苛まれるのです。

長年耐えてきた屈辱と、その時の自分の行動が理解できなくて、やり場の無い怒りにただただ身が震えて眠れない夜。

自分自身がわからなくなり、自身の存在自体に疑念を持ったその夜は、まさにアイデンティティクライシスに陥っていたのだと思います。

そしてその時、部屋に投げ出した荷物の中から、僕の人生を決定付ける「あるモノ」が顔を出していたのです。

この「あるモノ」が、僕の人生を大きく変え、苦労して僕らを育ててくれた父の真実を伝えてくれる、重大な意味を持つモノになるのですが。。。


つづく!!



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さて!前回のエグい引きの後、楽しみに待っていて下さった全国全世界のみなさま!(笑)

訪問してくださってありがとうございます!

さて、「僕の夢と15歳の夏」のお話しでしたね。

僕の人生は15歳の夏と27歳の冬に自身の重大な転機を迎えます。

このシリーズは15歳の夏に危うく人を殺しそうになりながらもすったもんだあって大きな夢を抱くに至り、カウンセラーをしながら海外を周って、27歳にオーバーワークで「まったく眠れなく」なり、うつ病患者として入院生活を送ったあと、そこからいきなりミュージシャンとしてTVデビューしたのち、30歳で事務所の社長に制作費を使い込まれ800万ほどの借金こいたあと、なんとかCD発売にこぎつける…!といった感じで進んでいきます。

おおざっぱ!(笑)

出発点は15歳の夏。

当時、僕は所属していた太鼓サークルのボランティア演奏で、弟のゆうくんと一緒に、北海道のイベントに出演しておりました。

高校時代はバンド活動と学外の太鼓サークルに没頭してましたね。

で、そのイベントが終わって家に帰りました。

確か、22時くらいだったかな。

その日は誰も家にはいないはずだったのですが、なぜか誰かいたんですよ。

で、

あれ?

おかしいな?

と。

だって誰もいないはずだったんですもん。

で、問題の我が家に入って約30分後。


僕と弟はボッコボコに殴られていました。


事件の匂いが!!

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つづく! 


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