≪中日新聞杯≫

昨年改装された中京コースなので、過去5年のラップは参考になりません。
よって、今回は改装後に施行された【3/4中日新聞杯】【7/7関ヶ原S(準OP)】【12/1金鯱賞】【12/15愛知杯】のラップを参考としました。


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今回は、以下の6区間で展開と適性能力を検討します。

・2F:1角まで(急坂から)
・3F:2角〜向正面(上り)
・2F:3角前後(下り)
・1F:4角前後(下り)
・1F:直線前半(上り)
・1F:直線後半(平坦)

●レースラップ
【中日(良)】242-384-239-122-114-121:2.02.2
【関原(稍)】249-385-236-118-118-125:2.03.1
【金鯱(良)】240-376-236-117-115-120:2.00.4
【愛知(稍)】246-399-245-115-110-121:2.03.6

●通過順&4角位置、上3F順位&タイム、勝馬名
【中日(良)】(6-7-7-7)外 1位35.0 スマートギア
【関原(稍)】(6-5-7-8)外 1位35.4 ダノンバラード
【金鯱(良)】(8-8-7-7)内 2位34.7 オーシャンブルー
【愛知(稍)】(1-1-1-1)内 6位34.6 エーシンメンフィス

●過去のレース内容と傾向
【中日(良)】改装初日で芝の定着が緩く、良馬場ながらもかなり時計かかる馬場。Sペースから5Fスパートとなり、差し馬が上位独占。
【関原(稍)】1回開催より時計早い馬場で、超Sペースから5Fスパートの底力勝負。4角一団で直線迎え、上がりタイムがそのまま着順に。
【金鯱(良)】人気のダノンバラードが押し出されてハナ切ると、向正面からペース上昇し、6Fの超ロングスパート。それでも走りやすい馬場のため終いのラップはそれほど落ちず持続力が問われたレース。
【愛知(稍)】軽ハンデのEメンフィスが逃げると各馬控えて超Sペース。出走馬の半数以上の上がりタイムが34.5秒と、位置どりがそのまま着順に。

●馬場状況
2/3まで行われた1回開催はBコースを使用し、外伸び傾向が強まったところで終了。今回は内ラチから3m外に設置していた仮柵を撤去して、Aコースでの施行。
いくら直線長く、差しの決まりやすいコースとは言え、内に殺到し、前が壁になる場面があり得るか。1回開催は開幕週から決め手ある馬の差しも見られたが、終日良馬場見込みなのをふまえ、前残り展開を警戒。

●展開予想
ハナを切るのはドリームセーリング。前走、番手馬を引き付けながら終いまで脚を残せたため、番手に予想されるゲシュタルトやパッションダンスが激しく被せない限りSペース。
ただ、開幕週なので中団以降の有力馬が3角から仕掛け、ロングスパートになる可能性大。それでも直線内の馬場状態が良いので、底力比べまでにはならないと推測。


これらをふまえ、先行力と持続力を優先して検討しました。


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●各馬診断〜上位人気馬

トウカイパラダイス】☆
日経新春杯ではずっとラチ沿いを番手追走後、直線いったん先頭に。しかし最高速が足りず、残り100mで外から交わされ3着。柴山Jの距離ロス防いだ完璧な騎乗でしたが、今回も好枠に入り、同じ展開が理想。安定した先行力と持続力があるので、直線先頭に立ってどこまで粘れるか。

【パッションダンス】〇
小倉大賞典ではスタート後控え、3角から仕掛けて先頭射程圏内に直線迎えるも、瞬発力を欠いて馬群を割れずそのままゴール。もう一列前から直線先頭で迎えばと思えた勿体無いレース。先行力と持続力はこのメンバーでも上位であり人気落ちる今回は狙い目。

アンコイルド】-
中山記念では中団から運ぶも、外々を回ってのロスが大きく直線半ばで力尽き惨敗。持続力勝負に強く中京コースに合いそうだが、仕掛けズブさが今回の馬場では致命傷。追い込んで届かずの可能性大。

アドマイヤタイシ】◎(連軸)
中山記念では番手追走から早め抜け出すもタッチミーノットの決め手に屈して2着。それでも直線前半で見せた瞬発力と持続力はなかなかで、安定した先行力からも大きく崩れることは無さそう。しかし、レース後、先頭に立ってブレーキかけたとのコメントがあり、ソラを使う癖があるのか。ゴール前できっちり差せるような最高速が乏しいだけに連軸検討が妥当か。

ジャスタウェイ】△(押え)
京都記念ではいったん先行するも、向正面入口で掛かって後方まで下げるチグハグな展開。3角過ぎから捲るも前が壁で、追い出せたのは直線から。
前々走の中山金杯でも同様に折り合いを欠き、前が詰まる場面あって直線追い込んでの3着。今回も折り合い重視で後方競馬に徹すると思うが、前半のSペースをどう乗り越えるのか。
持続力と最高速はメンバー上位で、コースとラップには合いそうだが、課題の折り合いに加え、開幕週馬場は差して届かずの恐れあり。

ジョワドヴィーヴル】消
10か月の休養明けだった京都記念は、最後方待機からペースアップにも馬なりで追走し、直線から追い出し。それほど強く追っていなかったので、久々の実戦を試したレース。今回、上昇ムードだが、稽古を見てもまだまだ本来の瞬発力は取り戻してなさそう。人気先行で買う妙味なしと判断。

サトノアポロ】-
AJCCでは後方待機から、3角捲りから大外を終いまで伸びますが最高速が足りず。底力偏向タイプなので、超ロングスパートになれば台頭しそうだが開幕週の馬場では厳しいか。


●その他気になる馬

コスモオオゾラ】-
先行力と底力が中京コースに向きそうで、そろそろ一発の警戒必要だが、あくまで時計掛かる馬場が得意。56㎏と見込まれたのも痛い。

ドリームセーリング】▲(穴狙)
中山金杯では内枠から押してハナ切ると、3角手前の残り4Fから徐々にペースアップ。直線でも残り100mまで粘ってバテず4着と好走。今回も同斤量と恵まれたため、4角まで自分のペース保てればチャンスあり。

セイクリッドバレー】△(穴狙)
中山記念では後方から直線だけの競馬で0.5秒差の7着。コーナー不得意なので、向正面スタートが理想だが、直線長い高速馬場なら、今でもなお決め手上位。丸山Jが無難に外に出さず、内が空くのを期待して一発に賭けることを期待。

ゲシュタルト】-
AJCCでは楽な手ごたえで直線先頭で迎えましたが、ダノンバラード斜行のあおりを受け、あきらめたのは記憶に新しいところ。前走の小倉大賞典でも楽に先行しましたが、持続力が問われる展開で残り100mでバテて6着。
最高速が足りないので直線先頭で迎えれば面白いがハンデ57㎏は見込まれ過ぎの感。

ショウリュウムーン】-
京都金杯では勝負どころでズブく、直線キレ負け。底力偏向タイプで、Hペースの前傾ラップなら浮上。距離延長で臨むレースなため、後方待機せざるを得ないか。


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◎アドマイヤタイシ(連軸)
〇パッションダンス
▲ドリームセーリング
☆トウカイパラダイス
△セイクリッドバレー(穴狙)
△ジャスタウェイ(押え)

ハンデ戦らしく本命不在。迷った挙句、1番人気のアドマイヤタイシを◎に。
何が勝ってもおかしくないので、連単系の的中は難しいですが、馬券的には◎が2着での高配当を期待して、馬単の裏表を購入。

馬単:◎⇔〇▲☆△*2 & 〇▲☆BOX (10+6点)
3連複:◎-〇▲☆△*2 (1頭軸流し:10点)


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中山メインのアネモネSはシルシだけ。
先週は直線内側の芝が剥げているように見えましたが、内馬場を叩いて整備しているためか、外が伸びやすい印象なくフラットから内寄りの馬場。

前走フェアリーSを逃げて勝利したクラウンロゼが控えての競馬を示唆しているため、逃げ実績ある馬はジーニマジック程度。それほどHペースになるとは思えず、馬群一団から2~3Fスパートの瞬発力勝負と予想。
道中の位置取りと折り合い、そして急坂を駆け上がるだけのパワーを持った瞬発力を重視して検討しました。


前走より楽なメンバーで勝ち負け。連闘の疲れなければ
〇クラウンロゼ(逃げて直線差し返す底力。重賞勝利も同斤量での出走は好走必至)
▲ジーニマジック(前残り馬場でクイーンC好走。希望の枠を確保)
☆マカゼコイカゼ(前走は前が壁になるも最高速は上位)
△カスティエル(前走は折り合いで吉田豊Jとケンカし参考外)
△サクラディソール(外枠からの距離ロス不安も瞬発力上位)
最高速上位も瞬発力勝負では分が悪く府中向き


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【血統フェスティバル】blog
血統にオクテな私ですが、いつも参考にさせていただいています。