スプリンターズSの予想結果の前に、本日の勝負レースは、7月下旬から続けてきた最終馬連5%upのラストレースの
中山12R【江戸川特別】ダ1200m

土曜の中山ダートコースは、砂埃が舞うパサパサの良馬場だったが、基準時計どおりのコンディション。
テンから先行争い激しいHペースが濃厚な流れなだけに、好位からの持続力と急坂コース実績を優先したい。

【この穴馬】←クリックして確認
前走は時計速い馬場とSペースに泣いたが、力のいる馬場での末脚強烈でHペース濃厚の今回は一発注意。

レギス
テンのスピードと持続力があり、このクラスでも安定した走り。しかし急坂で甘くなるクセがあり勝ちきるまで時間のかかるタイプ。

アンバウンド
スタート安定し、ペースに合わせて番手に控える競馬も可能。昇級初戦とはいえ、前走の勝ちっぷりから楽に行かせてもらえるなら連勝可能。

リーサムハーツ(危険な人気馬)
初ダートで楽勝する実力だが、骨折明けで追い本数が少ない。スタートから押して押しての先行策だけに、今回の最内枠は包まれて出せない可能性も高く、強くは推せない。

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では【スプリンターズS】予想結果です。

◎の力が抜けているのは歴然であり、それ以外の2着以下の勝負を予想するレース。
ロードカナロアに対して戦いを挑むのは、逃げの2頭とドリームバレンチノあたり。2着狙いの競馬で後方待機する馬もいるのは確かであり、連下にはそれらの馬を押さえたい。
◎アタマ固定での、馬単と3連単が勝負馬券。

◎ ロードカナロア(堅軸)
〇 ドリームバレンチノ
▲ サドンストーム(穴狙)
☆ サクラゴスペル
△ アドマイヤセプター(穴狙)
グランプリボス(危険な人気馬)
ハクサンムーン(危険な人気馬)

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このシルシに至った経緯
【ラップ、馬場、展開、各馬適正と診断】は、以下をご覧ください。

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【コース図紹介】
06_t1200_pc
スタートから下りのためHペースになりやすいが、ゴール前に急坂が控え、持続力を要するコース。
コースデータにリンク
レース映像とラップ分析はこちら
出走各馬の前走ラップ分析はこちら

【馬場状態】
パンパンの良馬場の見込み。Cコース2週目となり、昨日はペース次第では外差しが決まるも、内も粘れるフラットなコンディション。
しかし、本日はメインまでに芝コース5Rが施行されるため、次第に外が優勢に働く可能性が高い。9Rに同条件のハンデ戦が組まれており、その結果を確認した方が無難か。

【展開予想】
フォーエバーマークが内目の枠に入ったため、ハクサンムーンが外から被せるハナ争い。2頭のダッシュ力にさらに競りかける相手はなさそうだが、半径がキツい4角を見越して、3番手以降もそれほど大きく離されるわけにはいかない。早めの流れからスパート持続力勝負。
それでも馬場状態が良いため、急坂で大幅にラップが落ちる底力勝負までとはならなそう。

【最終診断】
スパート持続力が最重要。差し馬が外捲りで勝負するには一枚上の能力が必要であり、最高速や底力よりも、中団程度で運べるテンのスピードか馬群を突ける操縦性を評価したい。

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【各馬診断】

グランプリボス (危険な人気馬)
バクシンオー産駒ながら初の1200m戦。底力ラップが得意で急坂からの最高速は非凡だが、これまで経験してきた流れはテンが35秒台が主。今回予想されるテン33秒前後の流れでは、精一杯押しても中団待機の可能性が高く、最内枠から急坂で馬群を突くにはあって掲示板か。距離ロス少な目に外に出せる中枠だったならば面白かったのだが。

フォーエバーマーク
逃げ宣言をしており、手綱しごいてのハナ濃厚。キーンランドでは後続を引きつけながら逃げ、直線いったん突き放す余裕を見せたが、4角前で息を入れる余裕があったペースと、内が有利な馬場で恵まれたのは否定できない。今回のメンバーで急坂を残すだけの力はどうか。

アドマイヤセプター △(穴狙)
前走はスタートから積極的に前に出して中団より前で運ぶ積極策。課題の掛かりグセを見せず、手ごたえ良く直線に入るが、前が壁となり、捲り瞬発力からの持続力を発揮できず。内にササるクセを考えると、最内を突く奇襲に出たいため、外を回しがちな四位Jに乗り替わりは相性微妙だが、ここまで人気落とせばヒモ穴としての期待度は高い。

サンカルロ
前走は休養明けで59kgを背負ってたとはいえ、終いの伸びが見られず。底力を要する流れは得意だが、時計速い馬場が苦手なだけに、今回は厳しいか。暮れの阪神Cでの再激走を待ちたい。

マヤノリュウジン
スタートうまく持続力も豊富。前走はうまくラチ沿い先行し、急坂まではハクサンとロードに食らいついたが、終いの最高速不足で敗退。さすがに、ここでは厳しいと思うが、重賞でも力を出せるまでに成長。

ドリームバレンチノ
前走は手綱しごいて中団先頭に押し上げ、ロードカナロアをマークして直線迎えたが、どんどん離され逆に後続の追撃を受けるなど、3着とはいえ上位2頭に差をつけられた結果。それでも叩き上昇の度合いが強く、今回のラップは最適。元々テンが早くないので、後手競馬になりやすいが、うまく先手を取れれば持続力豊富で最高速に秀でる。直線で前が詰まらないことを祈る。

ハクサンムーン (危険な人気馬)
前走は外枠からゲートやや遅れるが、現役最速の二の脚で軽くハナを奪い、手綱押さえての逃げ。正確なまでに一本調子ラップを刻み、直線に入ってから追い出す余裕を見せての完勝。
ただ、これまでの好走実績は、テン3Fと上がり3Fがほぼ等しくなるラップであり、今回、フォーエバーと33秒前後で引っ張り合いしたならば、34秒前後で終いをまとめることができるのか不安。サマースプリント最終戦の前走がピークだったのは否めず、番手でしっかり折り合って、自分のラップを守りきる必要もありと、好走のためにはハードルが多い印象。

パドトロワ
前走は外枠から好ダッシュを見せるが、なぜか勝浦Jは手綱ガッチリ抑えて先行勢をみる位置まで下げて不可解な勝負。先に行く2頭をみる3番手から持ち味の持続力勝負がベストだが、衰え厳しく、そこに位置取るテンのスピードが微妙。

サドンストーム ▲(穴狙)
前走では課題のスタートをうまくきることができ中団から運ぶと、終いの持続力と最高速を見せ、時計掛かる馬場でなくでも実力発揮をできたのはうれしい誤算。さすがに今回のメンバーでは後手に回る可能性が高いが、ラップに最適で、ここまで人気を落とすとは不当な評価。

ロードカナロア ◎(堅軸)
前走の敗退は、休養明けながら他馬より2kg多くを背負い、ハクサンムーンのマイペースの逃げに屈した形。それでも3着以下とは力の違いを見せつけ、絶対王者の位置は変わらない。

スギノエンデバー
末脚堅実だが、3角からの下りを利用しての持続力勝負が得意。急坂が控えるコースでは実績が少なく、今回外捲りから詰め寄るだけの脚があるかは微妙。

アウトクラトール
さすがにこのメンバーでは厳しい。

サクラゴスペル
スタートうまく操縦性が武器。高松宮記念では、先行策から直線急坂で瞬発力見せ一瞬前に出る脚を見せたが、最高速と底力が及ばず4着。それでもその後の成長を感じ、今回は得意な小回りコース。内枠ならばもっと評価できただけに、横山Jの位置取りに注目。

マイネルエテルネル
前走は、内目の枠からうまくラチ沿いに入って中団待機し、距離ロスなく直線追うと終いまで伸びるが最高速不足。ほぼ完璧な位置取りを取ったことを踏まえると、ここではパンチ不足。

マジンプロスパー
内を見ながら進める外枠は好都合だが、ダッシュがそれほど速くないため、テンからおっつけて中団より前で直線迎えれるのかがカギ。CBC賞はレコード勝ちとはいえ、ハクサンムーンにエーシンダックマンが被せてのHペースとなり、展開利を受けての勝利。時計早い馬場では最高速が足りない。

シルクフォーチュン
現役屈指のパワーホースだが、ダート短距離戦でさえ、時計掛かる馬場か底力勝負でしか好走できず。