中東の窓

長年、日本の外交官として中東に深く関与。中東から見た国際関係を日々発信するブログ。

「助けを求めるアレッポ」(風刺画)

05qpt776[1]「助けを求めるアレッポ」と題する風刺画で、死神が町を破壊しているのを地球(世界)が涙を流しながら、眺めているという風刺画です。
この死神とは誰でしょうかね?正しい答えは内戦そのものということでしょうか?
http://www.alquds.co.uk/?p=640576

トルコの人工衛星打ち上げ

hurryiet net は、トルコはその軍事・民生用人工衛星を打ち上げたが、その主体はトルコ軍で、当面は主として軍事用に使われると報じています。
それによると、この衛星は高解像度レンズを積んでいて、今後主としてトルコ周辺、シリア、イラク等で、高解像写真を撮り、テロ作戦、シリアでの作戦に利用されるとしています。
またこの衛星は現在稼働中のGOKTURK-2に続く2つ目の軍事衛星とのことです。しかし、その部品のトルコでの製造割合は20%で、今後は80%にすることが目的の由
http://www.hurriyetdailynews.com/turkey-launches-space-satellite-gokturk-1-.aspx?pageID=238&nID=106936&NewsCatID=374
この記事を見て、トルコがついに自前のロケットで衛星を打ち上げるところまで行ったのかと勘違いましたが、記事によると打ち上げは仏領ギニア(南米?)のspaceport からとのことで、別の記事を見たら、打ち上げたのは欧州宇宙機構の開発した、低軌道用衛星打ち上げロケットのvega とのことでした。
確か、現在のところ、ロケットから人工衛星まですべて自力で行えるのは、米とロシア以外には中国、欧州、日本位(そのほかインドとかイスラエルもあるか?イランは?韓国もロケットは自前でないと思う。北朝鮮は衛星打ちあげとしょうしてICBMを開発していたかと思う)でしょうが、そのうちこの分野でも競争が激しくなるのでしょうね













シルトの奪還(リビア)?

今度は本当なんでしょうね?

アラビア語メディアは、リビアの統一政府軍が5日、シルトを完全に奪還したと発表したと報じrています。
それによると、政府軍は5日朝から、ISの最後に残った拠点に対して激しい攻撃を仕掛け、同市を完全に制圧したとのことで、最後まで残ったIS要員は逃走したㇼ、殺されたりした由。
政府軍はその後市の各地で残党の掃討作戦を行っている由。
シルトに対する攻撃は5月に始まり、政府側で死者600、負傷者3000を出したとのことですが、ISの方では何人が殺され、どの程度が逃げ延び、どこへのがれたかは不明(少し前に、シルトが陥落すると、ISが周辺お国に拡散し、却って北アフリカの治安が不安定になるとの記事があったかと思う)
この作戦終結に関してal qods al arabi net は、カッダーフィの根拠地であったシルトはその後ISの根拠地となり、ようやく統一政府の手に落ちたと題して、シルトがカッダーフィの生地であったため、多くの住民が最後までカッダーフィを支援し、リビア内戦で大きく破壊されたが、その後ISとの戦いで、さらに激しく破壊されたと報じています。
http://www.alquds.co.uk/?p=640452
https://www.alarabiya.net/ar/north-africa/2016/12/05/ليبيا-قوات-الوفاق-تستعيد-سرت-بالكامل-من-داعش-.html
これまで何度もシルトの奪還はまじかいとされてきたところ、今回完全制圧の発表を疑う理由はありませんが、取りあえずこれで統一政府軍等(おそらくは最大の勢力はミスラタの民兵か?)が、重要な軍事行動に成功したことで、最近見捨てられつつあったセラージュの政府も息を吹き返すのでしょうか?
それとも、この戦闘で最も戦果を挙げた民兵等の影響力がさらに大きくなるのでしょうか?
更には、ISの残党がどこに逃げて、その影響がどうなるかが懸念されます
取り敢えず








エジプト―サウディ関係(UAEの調停失敗)

このところエジプト―サウディ関係が悪化しているという報道が増えていて、確かこのブログでも紹介したかと思います。
この問題に関して、al jazeera net とal qods al arabi net は、両国間の調停を試みたUAEの試みが失敗したと報じています(外交に関しては秘密主義のサウディ系のal arabiya  net は流石になにも報じていません。またal jazeera  net が、エジプトのマスコミが、シーシの「毅然とした」立場を称え、エジプトの勝利だったとしているなどと報じていますが、ざっと見たal aharam は特にこの問題を報じていないようです)

報道によれば、アブダビの独立記念日だったかに、アラブ首脳が出席する機会をとらえて、UAEが、サウディ国王とシーシ大統領の会談(これにはアブダビの皇太子も出席する予定であった由)をアレンジしようとしたよし。
所がサウディ国王の到着が遅れて、当初2日間の予定の訪問だったシーシが訪問期間を3日間と延長したが、サウディ国王の到着の数時間前に、シーシが帰国し、両首脳の会談は実現せず、エジプトメディアはUAEの調停は失敗であったとしている由。
このような動きがあるには、当然裏でUAEが双方に対し、または双方に通じる人脈を通じる等して、会談の成功を確保するものですが、なぜ最後になって突然のシーシの帰国という形で、首脳会議がつぶれることになったのか、その辺は全く不明です。

しかし、al qods al arabi net は、「リヤド ・・・サウディの首都、サウディ政府という意味…の怒りがUAEの調停を失敗させた」と題しており、両者の関係が極めて悪かったことを示唆しており、記事の中ではサウディはエジプトのシリア政策に怒っており、特に安保理でのロシアの決議案を支持する形で、公にサウディの政策に反することを明確にしたことに怒っているとしています。
(ただし、このようなことがあったからこそ、UAEが調停を試みたわけで、なぜそれが最後の段階で失敗したかについては何も言っていない)
同ネットは、両者の調停については、UAEの他クウェイトの首長も大きな関心を有していたとしています。
他方、al jazeera net の方は、先にサウディ―エジプト両政府が、ティラン海峡入り口の2の島がサウディ領であるとして、その引き渡しに合意したことに対して、行政裁判所が違法の判決を出していたことに関し、UAEの調停失敗直後に、エジプトの控訴院(という名前だと思うが自信はない)がこれを支持する判決を下したとしており領土問題を巡っても関係が悪化していたことを示唆しています


いくらアラブ間の問題とはいえ、そのうちに今回の調停失敗の背景等について何らかのより具体的は話が漏れ出してくる可能性もありますが、取りあえずの感触としては、エジプト国内の論調はともかく、これでエジプトは金づるのサウディのみならず、UAEの支援も期待できなくなるのではないかということす。
要するにシーシの突然御帰国でUAEの首脳が面目をつぶされた形になった訳で、他の湾岸諸国との関係に影響する可能性もありそうです。
エジプトとしては困難な経済状況を抱え、湾岸諸国との関係という大きな課題を抱えたのではないかという気がします。
http://www.alquds.co.uk/?p=640512
http://www.aljazeera.net/news/trends/2016/12/5/وسم-يحرج-الرئيس-السيسي-يرفض-مقابلة-سلمان














イエメン情勢(hadiの強硬姿勢)

イエメンのhadi大統領は、国連のイエメン特別代表の工程表に対して、6日大統領としては、正式に選出された大統領だけに権限を委譲すると発表した由。
これは以前からイエメン政府が、工程表と言われる調停案に反対していたことから、当然予見されたことではありますが、同時にイエメン政府としては、内戦解決のためhothy連合に対する非常に厳しい9条件を提示したとのことです。
それらは、下記の通りですが、これらを見る限りhadiはhothyグループ及びサーレハグループに対して、全面的かつ完全な屈服を要求しているようで、これまでの政府の姿勢がさらに強硬になった感があります。
連日報告している通り、どうも現地情勢はそれほど政府軍に「圧倒的に有利」に進んでいるようには見えませんが、この強硬態度の裏に何があったのか?単なる強がりか?駆け引きに過ぎないのか?それともサウディ等から強い支持表明があったのか?とにかく若干不思議な感じがします。
al sheikh 国連代表の信頼性が崩れているという記事は、先日お伝えしましたが、もしかすると同代表に対する不信任の表明でしょうか?

・サーレハおよびhothy指導者abdel malik は政治から引退すること
・彼らは外国に10年は亡命すること
・彼ら2人に対する国際的制裁の実行
・彼らグループの声明や決定の無効化
・hothyグループは武器を捨てて、政党となること
・反乱(クーデター)にかかわったものの責任追及
・移譲期間での正義の法の実施
・クーデターによる被害者への補償
・拘禁者の釈放
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/yemen/2016/12/05/9-مطالب-للحكومة-الشرعية-اليمنية-ردا-على-الخطة-الأممية.html
http://www.alquds.co.uk/?p=640471
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2016/12/5/هادي-لن-أسلم-الحكم-إلا-لرئيس-منتخب














シリア情勢(安保理審議等)

シリア情勢に関し、アラビア語メディアの報じるところ、断片的ながら次の通り

・安保理は5日(現地時間)NZ等提出のアレッポにおける7日間停戦に関する決議案を採決し、ロシアと中国の拒否権で、これを否決した。
なお、両国とともに、決議案に反対したのはベネズエラで、棄権したのがアンゴラの由
(安保理での投票態度はその国の国際政治上の立場を反映するが、ベネズエラの反対はともかく、アンゴラが棄権したのは興味深い…昔の親ソから中立的に変わったのか?)
ロシア代表は、決議案はアレッポの人道的な状況をさらに悪化させる可能性があるとして、これまでも反政府軍は停戦を利用してきたこと、また米政府内にはロシア外相とケリー長官のアレッポに関する合意をサボタージュしようとする勢力があると批判した由
これに対して、米代表は、ロシアは空想上の話をしているとして、人道危機を救うためにも停戦が必要だとした由。
中国代表は、アレッポ問題については、これまで努力してきた交渉をさらに続けることが重要だと指摘した由
(安保理がNZ、エジプト等の決議案を否決したので、今後国連としての焦点はトルコとサウディ等GCCが要求している緊急総会の開催問題に移るが、今のところこの要求が大多数の諸国の支持を得て、近く緊急総会が開かれるというニュースは見られない。
前から書いている通り、この種の現実の国際問題は安保理マターで、総会は拘束力のある決議は採択できないので、全ての国が総会・・・・特に米ロ中等の大国が熱心に推進しているのではない場合・・・というのは、気休めにしかならないことを認識しているからと思われる。
因みに、2011年以降、シリア問題でロシアが拒否権を行使したのは6回目、中国は5回目とのことで、報道されたやり取りを見ていても、極めてとげとげしく、どこか冷戦時代を思わせるものがある)
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2016/12/5/موسكو-تطلب-تأجيل-تصويت-مجلس-الأمن-بشأن-حلب
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2016/12/05/مجلس-الأمن-يصوت-اليوم-على-مشروع-قرار-هدنة-في-حلب-.html
・他方ロシア政府は同じく5日、東アレッポからの反政府軍の撤収を巡り、米政府と2日以内に話し合うことになると発表した
これはロシア外相の発言で、米国とは6日夕か7日朝に協議することになろうと語った由
(しかし、この問題については、反政府軍は既に撤収拒否を声明していて、特に問題となるシャム・ファタハ戦線が応じる可能性はまずなさそうで、米政府がこれらイスラム勢力軍に対して大きな影響力を有しているとは思われないので、両国の協議から何か具体的な成果があるとは思われない。
まあ、外交では話し合いが大事ということか!)
http://www.alquds.co.uk/?p=640455
・その間にも、東アレッポ絵は戦闘が続いていて、政府軍がさらに前進しつつある模様で(おそらくロシアの停戦決議拒否の真意は、このような現地情勢を踏まえて、このまま東アレッポを制圧するまでは、邪魔されたくないということだろうと思われる)、他方ロシア軍はアレッポにあるロシア軍の野戦病院が、反政府軍の砲撃にさらされ、女医1名死亡し、看護師2名負傷したと報じている。
・さらに地中海沖のロシア空母では、戦闘機スホイ33が着陸に失敗し、海中で破壊されたと発表した。
・またロシア軍は,タルトゥスの海軍基地に地対空ミサイルS300を設置した由。
(これら断片的なニュースはロシア軍がますますシリア内戦い深くかかわりつつあることを示していると思われる)
http://www.alquds.co.uk/?p=640506
http://www.alquds.co.uk/?p=640504






















ISのデリゾール攻撃

al qods al arabi net は、ISがシリア東部のデリゾールの複数の政府軍陣地に激しい攻撃を仕掛けたと報じています。
現地活動家によると、ISは5日朝デリゾール市の南の入り口の政府軍要塞に、自爆自動車で攻撃を仕掛け、政府軍兵士少なくとも7名が死亡した由。
また政府軍に近いメディア筋によれば、デリゾールの東でISが爆発物を装填していた自動車2台が爆発し、IS要員10名が死亡した由
http://www.alquds.co.uk/?p=640290
デリゾールだけの断片的なニュースを書いても意味はないとは思いますが、実は気になっているのは、シリア民主軍によるISの本拠ラッカ奪還作戦の動向です。
シリアでは、東アレッポの他に、トルコ軍と自由シリア軍によるal bab 攻略のユーフラティスの盾作戦と、シリア民主軍(クルド勢力YPGが主力)によるラッカ奪還作戦の3つが進んでいたはずなのですが、最近東アレッポ問題は連日かなり詳しく報道され、al bab の方も少しは報じられていますが、ここしばらく(1週間近くなるか?)ラッカ作戦に関しては、殆どニュースもないという状況が続いています。
そこで、このデリゾール(ラッカの東にあり、政府軍とISが町の支配をめぐって争っている)の政府軍へのISの攻撃が、ラッカ作戦と関係があるかもしれないと思って、取りあえず取り上げておいたものです。
何しろラッカはISの本拠地ですから、その奪還作戦がある意味では非常に重要なことは言うを待ちませんが、特段のニュースがない、ということは奪還作戦が進展を見せていないということでしょう。
おそらく、その背景として、ロシア軍機はアレッポやイドリブ攻撃で忙しく、有志連合の方もモースル作戦で手いっぱいで、ラッカ作戦にまで回せる余裕がないのかもしれません。
今回のISの攻撃がラッカ作戦と何らかの関係があるのか否か、全く不明ですが、今後ラッカ方面についても更に気をつけて行こうと思います。










フェイルーズの歌演奏禁止に対する怒り

先日、レバノンの有名歌手フェイルーズが81歳になったとして、レバノン各地で祝賀会が開かれたことを紹介しました。
今度は彼女の歌を流すことをヒズボッラーが禁止したことに対する怒りの反応です。
al qods al arabi net とal arabiya net は、交通事故死した青年の家族が、レバノン大学の彼の誕生日の追悼会で、彼が生前愛していたフェイルーズの歌を流そうとしたら、ヒズボッラー学生部がこれを禁止して、レバノンのネットはには多くの怒りのコメントが寄せられた、、と報じています。
ヒズボッラーは、参集者の中には音楽が流されることを好まない者もいるから、ということを理由にした由。
ヒズボッラーが過激テログループか否かの議論はあるところですが、このような騒ぎから見ても、彼らが過激な原理主義者であることは間違いなさそうです。
何しろレバノンの国民歌手の歌を流すことを禁止したのですから
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/2016/12/05/حزب-الله-يمنع-أغاني-فيروز-في-الجامعة-اللبنانية.html
http://www.alquds.co.uk/?p=640008









対イラン制裁延長問題(イラン大統領の反発等)

確か米国議会はイランに対する経済制裁の10年延長する法案を決議し、オバマがこれをどうするか(拒否権を使うのか、素直に法案とする署名するのか)が問題になっていて、イランがこれに猛反発していることは策に報告したかと思います。
この点に関して、アラビア語メディアは、ロウハニ大統領が4日イラン議会で、オバマに対して拒否権を行使することを要求し、制裁延長はイラン核合意侵犯であるので、米国が10年延長を決めた場合には、イランとしてはしかるべき方策をとる(濃縮の再開とかか?)とけん制したと報じています。
http://www.aljazeera.net/news/international/2016/12/4/روحاني-يحذر-أوباما-من-توقيع-تمديد-العقوبات-على-بلاده
https://www.alarabiya.net/ar/iran/2016/12/04/روحاني-يطالب-أوباما-بـ-فيتو-ضد-قرار-تمديد-العقوبات.html
次期大統領のトランプは、イランに対して強硬政策を進めると発言していたし、オバマの対応如何にかかわらず、この問題はトランプ政権での中東における最大の問題になる可能性が強いだろうという気がしています。
(それにしても、彼の癖かと思いますが、彼はイランにとっては最大の課題であるシリア政策については、アサド寄りの発言をしていたかと思うが、彼が大統領になった場合、これまでの相矛盾した複数の政策発言をどう組み合わせて、つじつまの合った外交政策を進めるのか、大いに気になるところではあります)

それはともかく、al arabiya net は複数の写真を掲載しつつ、イランの活動家のwar report という機関紙が、イランは国連決議等に違反し、制裁を加えられているにもかかわらず、その商業機で、革命防衛隊、バシージや近代兵器の他、イラクのシーア派民兵を多数シリアに送り込んでいると報じていると伝えています。
それによると、革命防衛隊は最近数千名のシーア派民兵をイランのアバダン空港からシリアに送り出したとのことです。
それによると革命防衛隊は、アレッポ封鎖の兵力等として、シーア派民兵をダマス空港に送り出し、ダマスからシリア各地に配属されている由。
またそれに従事する航空機はイラン航空の子会社で、武器等輸送のために、米財務省から制裁対象とされた、マハン航空の由。
またこれらイラク民兵の大部分はイマーム・アリ軍団に属する由。
(何しろ、この記事のソースが、イランの反体制派の機関紙で、al arabiya というのはサウディ系の衛星放送ですから、真偽のほどは保証できませんが…・仮に事実とすれば、矢張りシリアでの人員の損耗で、これまでも何度も報じられていたようにイランとしても、革命防衛隊の他、イラク、アフガニスタン、パキスタン等のシーア派を多数動員していることの証左の一つとなるでしょう・・・記事には複数のもっともらしい写真もついているので、関心のある方は下記ネットをご覧ください。アラビア語ですが、写真を見る分には言葉は不要でしょう)
https://www.alarabiya.net/ar/iran/2016/12/04/طائرات-إيران-تكثف-إرسال-المقاتيلن-والأسلحة-إلى-سوريا.html











シリア情勢 追加

シリア情勢では、もう一つ重要な動きとして、トルコと自由シリア軍よる「ユーフラティスの盾」作戦がありますが、hurryiet net は、トルコ軍等はISの拠点al bab に接近したところで、その攻勢が遅くなったと報じています。
記事はその理由として、トルコ軍筋によれば
・ISはal babへdabiqからの兵員を増派し、350名以上の兵員が、狙撃兵、重火器を備えて、強固な防衛戦を築いていること
・トルコ側としては、攻撃の前に同市を包囲する計画で、現在北部と西部から迫っているが、これに東部と南部からも接近し、市の包囲を完成させたい意向であること
・周辺で最近トルコ兵2名がISに誘拐されたが、彼らの安全を考慮して、慎重に行動していること
の3があるとしています。
http://www.hurriyetdailynews.com/turkeys-euphrates-shield-operation-in-syria-slows-down.aspx?pageID=238&nID=106885&NewsCatID=352
いずれにしても、トルコ軍としては、al bab の次は、クルド系の抑える(もっともYPGは同市から撤退したとしているところ、完全には撤退していない模様)manbijであるとして、米国の支援するクルド勢力とトルコと自由シリア軍の衝突が懸念されていましたが、その問題は暫くは先送りされたことになります
 
 








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