中東の窓

長年、日本の外交官として中東に深く関与。中東から見た国際関係を日々発信するブログ。

サウディ向けドローン攻撃

このところ毎日イエメンから南部サウディ向けのミサイルかドローン攻撃を報告している感じがしますが、確かにイランのhtohty軍向けの供給が大幅に増加したのか、少なくとも地元組み立てが増加した模様です。
al arabiya net は、アラブ連合軍報道官が26日夜、サウディ防空軍が北部イエメンからサウディ向けに発射されたドローンをイエメン上空で撃墜したと発表したと報じています
https://www.alarabiya.net/ar/saudi-today/2019/06/27/التحالف-يدمر-درون-حوثية-أطلقت-نحو-السعودية.html
サウディ空軍等はこれに対抗して、これまでも(確か)3度)大規模空爆でドローンやその関連施設を破壊することで対応してきましたが、その効果はいまいちのようです。
何しろサウディは内戦介入以来、好きなようにイエメン各地を空爆し、民間人にも多数の死傷者を出し、国際的な非難を浴びていますから、今後更にサウディで死傷者が出ても、ある意味では自分が選んだ道ともいえるかと思いますが、イランと米の対立が深刻になっている時に、血迷った対応をされると世界中に影響が及ぶので、気になるところです。

haftar軍前線指揮所の制圧(リビア)

リビアに関しては、数か月間の戦闘と流血にもかかわらず、戦況に大きな変化はなく、相変わらずトリポリの南部で戦闘が行われているとお伝えしてきましたが、どうやら戦況が大きく動き出した模様です。

hahtar支持のサウディ系al arabiya netを含むアラビア語メディアは26日夕、統一政府軍報道官が、同軍はトリポリ南方100卉賄世gharyanを完全に制圧し 、同地にあったhaftar軍のトリポリ進攻の前線指揮所を占拠したと報じています。
とくにal arabiya net は、解放後の町の状況、破壊された車両類や、haftar軍の捕虜が連行されるところを見たとの現地談も報じています。 

また、al arabiya net はhaftar軍の報道官がトリポリを制圧したら停戦とリビア問題の政治的解決について協議する用意があると語ったとも報じています。
https://www.alquds.co.uk/%d9%84%d9%8a%d8%a8%d9%8a%d8%a7-%d8%a7%d9%84%d9%88%d9%81%d8%a7%d9%82-%d8%aa%d8%b3%d9%8a%d8%b7%d8%b1-%d8%b9%d9%84%d9%89-%d9%85%d8%af%d9%8a%d9%86%d8%a9-%d8%ba%d8%b1%d9%8a%d8%a7%d9%86-%d9%85/
https://www.alarabiya.net/ar/north-africa/2019/06/27/ليبيا-قوات-الوفاق-تستعيد-السيطرة-على-مدينة-غريان.html
https://www.aljazeera.net/news/politics/2019/6/26/%D9%82%D9%88%D8%A7%D8%AA-%D8%A7%D9%84%D9%88%D9%81%D8%A7%D9%82-%D9%84%D9%8A%D8%A8%D9%8A%D8%A7-%D8%BA%D8%B1%D9%8A%D8%A7%D9%86
もちろんこれだけで、リビアの戦況一般を論じることはできませんが(たぶんhaftar軍は未だ海岸お石油関連施設地帯を占領しているはず)、何しろ政治的解決が動き出しかかったところで、突然トリポリ攻略に軍を進め、サウディ、UAE,エジプト仏等から軍事的も含めて支援を受けているhaftar軍が、戦力的には圧倒的に有利なはずですが、これまで3月トリポリを攻めあぐねてきました。
それがここにきて、前方作戦指揮所を失陥した訳で、haftar軍にとっては、大きな敗北と言えそうです。
特に軍報道官が停戦などを口にし出したというのは、弱さの反映かと言う気がします。
これがぬか喜びでなければ良いのですが、リビアの政治的解決も少し近づいたということでしょうか?





世紀の取引(風刺画)

cartoon-26-6[1]中東紛争の包括的解決に関する、米国調停の第1段階のパレスチナに対する投資等の経済協力に関するWSは、本日からバハレンで開催されていますが、自分たちの権利と国土を売るわけにはいかないとして、パレスチナ代表団はボイコットをしており(占領地やガザでは抗議のデモが行われている)、第3者の間にも、このワークショップは開催される前から失敗しているとの評価もあるようです。

今からそれを言うのは正しく時期尚早でしょうが、これだけ当事者の一方からの敵意にさらされる調停案と言うのもあまり例を見ないでしょうね。

その風刺画ですが標識は地雷原と書いてあります、その地雷原で地雷を避けていったり来たりと複雑な軌跡を描いているペンには「世紀の取引」と書いてあります。

ISとの戦い(イエメン、シナイ半島)

イランと米の対立に目を奪われていますが、その間にもリビア等ではISの活動が活発化しつつある、との報道が増えているところ、断片的ですがシナイ半島とイエメンにおけるISとの戦いについて断片的ですが取りあえず。
  • イエメンの方はISとの戦いの成功例でしょうが、al sharq al awsat  net は、サウディ特殊部隊とイエメン軍の合同作戦が、これまでに前例のない作戦で、イエメンにおけるISの首領、財務責任者等を逮捕したと報じています。それによると作戦は今月3日午前09:20頃に行われ、10分で終了し、兵士等の死傷者はなかった由。また発表によると、サウディ軍等はその前からIS首領の潜伏を把握し、監視を強めていた由なるも、それ以上の詳細は発表されていない由。(これまでイエメンの最大過激派グループは「アラビヤ半島のアルカイダ」であったが、イエメン内戦の前からISも勢力を拡大してきたとされるところ、内戦後は過激派対策は米軍のドローン等が担ってきた、サウディ軍のイエメン内での作戦とは、確かに前例のない作戦と言えようか?)
  • もう一つはシナイ半島の対IS戦だが、こちらの方はエジプト軍等が長期間、全力を挙げて?その掃討作戦を進めてきたところ、25日夕から、北シナイ州の中心のエルアリーシュの中心と周辺地域で、戦闘があって、治安部隊に相当の損失が出た模様です。尤も,親エジプトのal arabiya net 等は、エジプト軍が、ISの待ち伏せ作戦を潰したとだけ報じていて、エジプト軍の損失については触れていないところ、al jazeera net やal qods al arabi net 初めて、逆にエルアリシュの複数個所(中には中心地域もある由)で待ち伏せ攻撃を受け、8名または6名の死者、また6名またはそれ以上の負傷者を出したと報じています。(と言うことで事実関係は錯そうしているところ、何しろこのエルアリーシュ地域では、これまでも何度となく戦闘や待ち伏せ攻撃があったところ、まさかその中心地域で待ち伏せされたとも思えないが、エジプト軍、治安部隊の掃討作戦が思うようには行っていない実例として、ご参考まで。)
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/egypt/2019/06/26/الأمن-المصري-يحبط-هجوماً-على-3-حواجز-أمنية-بالعريش.html
https://www.alquds.co.uk/%d9%85%d9%82%d8%aa%d9%84-8-%d9%85%d9%86-%d8%b9%d9%86%d8%a7%d8%b5%d8%b1-%d8%a7%d9%84%d8%b4%d8%b1%d8%b7%d8%a9-%d8%a7%d9%84%d9%85%d8%b5%d8%b1%d9%8a%d8%a9-%d9%88%d8%a5%d8%b5%d8%a7%d8%a8%d8%a9-6-%d8%a2/
https://aawsat.com/home/article/1785146/%D8%B9%D9%85%D9%84%D9%8A%D8%A9-%D9%86%D9%88%D8%B9%D9%8A%D8%A9-%D8%AA%D8%B7%D9%8A%D8%AD-%D8%B2%D8%B9%D9%8A%D9%85-%C2%AB%D8%AF%D8%A7%D8%B9%D8%B4%C2%BB-%D9%81%D9%8A-%D8%A7%D9%84%D9%8A%D9%85%D9%86
https://www.aljazeera.net/news/politics/2019/6/26/سيناء-مصر-العريش

hothyドローンのサウディ空港に対する攻撃

イランと米国の間では双方の非難合戦がさらに激しくなっていますが、その代理戦争の色彩もあるイエメン内戦に関しては、25日もサウディ南部の空港に対して複数(アラビア語と言うのは不思議な言葉で、1の次に双数と言うか2の名詞形があり、その後に複数形がきます。したがっていちいち説明しませんでしたが、今後とも複数と言う場合には3以上とお考え下さい)のドローンが攻撃した模様です。

これはhothy軍報道官が声明したもので、それによると彼らのドローンqasef KY TO(アラビア文字からの訳)複数がジャザーンとアブハの空港の滑走路等を攻撃した由。

これに対して、アラブ連合報道官は、同連合軍が、軍事基地のあるkhamis mashit の住宅地域を攻撃したドローン1機を撃墜したと声明した由。

https://aawsat.com/home/article/1784916/%D8%A7%D9%84%D8%AF%D9%81%D8%A7%D8%B9%D8%A7%D8%AA-%D8%A7%D9%84%D8%B3%D8%B9%D9%88%D8%AF%D9%8A%D8%A9-%D8%AA%D8%B9%D8%AA%D8%B1%D8%B6-%D8%B7%D8%A7%D8%A6%D8%B1%D8%A9-%D8%AD%D9%88%D8%AB%D9%8A%D8%A9-%D9%85%D8%B3%D9%8A%D8%B1%D8%A9-%D8%A8%D8%A7%D8%AA%D8%AC%D8%A7%D9%87-%D9%85%D9%86%D8%B7%D9%82%D8%A9-%D8%B3%D9%83%D9%86%D9%8A%D8%A9-%D8%A8%D8%AE%D9%85%D9%8A%D8%B3-%D9%85%D8%B4%D9%8A%D8%B7
https://www.alquds.co.uk/%d8%a7%d9%84%d8%ad%d9%88%d8%ab%d9%8a%d9%88%d9%86-%d9%8a%d8%b3%d8%aa%d9%87%d8%af%d9%81%d9%88%d9%86-%d9%85%d8%b7%d8%a7%d8%b1%d9%8a-%d8%a3%d8%a8%d9%87%d8%a7-%d9%88%d8%ac%d8%a7%d8%b2%d8%a7%d9%86-%d9%81/
https://www.alarabiya.net/ar/saudi-today/2019/06/26/التحالف-يعترض-درون-حوثية-اطلقت-نحو-خميس-مشيط.html
https://www.aljazeera.net/news/politics/2019/6/25/%D9%87%D8%AC%D9%88%D9%85-%D8%AC%D8%AF%D9%8A%D8%AF-%D9%84%D9%84%D8%AD%D9%88%D8%AB%D9%8A%D9%8A%D9%86-%D8%B9%D9%84%D9%89-%D9%85%D8%B7%D8%A7%D8%B1%D9%8A-%D8%A3%D8%A8%D9%87%D8%A7-%D9%88%D8%AC%D8%A7%D8%B2%D8%A7%D9%86

hothy軍とサウディ軍の報道の間には若干の懸隔があるところ、仮に複数ドローンの攻撃が事実であれば、残りのものは途中で撃墜されたか墜落したのでしょうか?

なお、サウディ側の死傷者の発表がないということは、少なくとも多数が死傷したのではなさそうです。

それにしてもhothy軍は無数のイラン製(と思われる)ドローンを所持していて、連日之をサウディ向けに発射しているのは、ちょっと気味が悪いですね。

AKPのイスタンブール市長喪失(風刺画)

cartoon-arabic-25-6-2019[1]トルコでは23日のイスタンブール市長やり直し選挙で、エルドアンの推すAKP候補が大差で野党候補に敗れましたが(アラビア語メディアにも、エルドアン体制の終わりの初め、という評もある)その風刺画です。

額縁に入ったオスマントルコ風の将軍の格好をした男にはエルドアンと書いてあり、その胸から落ちている勲章には、イスタンブールと書いてあります。

https://aawsat.com/home/cartoon/1783136

イラン・米関係

米・イラン関係について、落穂ひろいをもう一つ・・・

米が、イラン最高指導者ハメネイ等に対して制裁を課したことについて(ハメネイと革命防衛隊の8名だったかの高級指揮官に対しては制裁は課されたが、ザリフ外相に対してはまだ課されておらず、近く課されることになっていたはずだが)、イラン外務省報道官は25日、これはトランプ政権の悪あがきで、最終的、かつ永遠に、米・イランの交渉の道を閉ざしたものであると表明した由。

その間、裏外交の世界で、交渉の再開を目指した瀬踏みが続く可能性はあるが、何しろ最高指導者が標的にされたということだから、そんな裏での打診がばれたりしたら、怖い小父さんたち(革命防衛隊等)に睨まれることは必至で、ハメネイの何らかのお墨付きでももらえない限り、無理でしょう。

それよりもあり得るのは、革命防衛隊やその付属機関、ヒズボッラーやhothy 民兵等の中の跳ね上がり者が、中東の何処かで米やその同盟者の権益を攻撃しようとすることではないでしょうか?

湾岸自由航行防衛同盟?

湾岸問題で、もう一つ落穂ひろいを・・・・
  • アラビア語メディアは、米国が湾岸、ホルムズ海峡の自由航行を守るための国際同盟を構築しようとしていると報じています。特にal arabiya net (サウディ系)は、UAE等を訪問中の米責任者(名前は日されているが、国務長官がサウディ、UAEを訪問中)が、米国はホルムズ海峡の自由航行を守るための国際同盟を構築中であると語ったとしています。それによると、米国は、自由航行を確保するために、友好諸国と、早期警戒のための資源(防衛のための艦船や航空機等の兵力)や資金源について協議している由。
  • 他方、al jazeera net やal sharq al awsat net は、トランプが彼のネットで、日本と中国に具体的に言及しつつ、湾岸の自由航行はそれからの裨益国が責任を負うべきだと主張したと報じています。それによると、トランプは、中国の必要とする原油の91%はホルムズ海峡を通過し、日本の場合には62%が通過しているとして、これに対して米国は現在石油輸出国でもあり、ホルムズ海峡を絶対必要とはしていないが、これまで長いこと無償でその安全を守ってきたと指摘し、今後はこれら湾岸のの自由航行に頼る国が自ら自由航行を守るべきだと書き込んだ由。
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/american-elections-2016/2019/06/24/مسؤول-أميركي-واشنطن-تبني-تحالفا-لحماية-الملاحة-بالخليح.html
https://www.aljazeera.net/news/politics/2019/6/24/%D8%AA%D8%B1%D8%A7%D9%85%D8%A8-%D8%A7%D9%84%D8%B5%D9%8A%D9%86-%D8%A7%D9%84%D9%8A%D8%A7%D8%A8%D8%A7%D9%86-%D8%AD%D9%85%D8%A7%D9%8A%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D8%B3%D9%81%D9%86-%D9%81%D9%8A-%D8%A7%D9%84%D8%AE%D9%84%D9%8A%D8%AC
https://aawsat.com/home/article/1782526/%D8%AA%D8%B1%D9%85%D8%A8-%D9%8A%D8%AF%D8%B9%D9%88-%D8%A7%D9%84%D8%AF%D9%88%D9%84-%D8%A7%D9%84%D9%85%D8%B3%D8%AA%D9%88%D8%B1%D8%AF%D8%A9-%D9%84%D9%84%D9%86%D9%81%D8%B7-%D8%A5%D9%84%D9%89-%C2%AB%D8%AD%D9%85%D8%A7%D9%8A%D8%A9-%D8%B3%D9%81%D9%86%D9%87%D8%A7%C2%BB-%D8%A8%D9%85%D8%B6%D9%8A%D9%82-%D9%87%D8%B1%D9%85%D8%B2
https://www.aljazeera.net/news/politics/2019/6/24/%D8%A5%D9%8A%D8%B1%D8%A7%D9%86-%D8%AA%D8%B1%D8%A7%D9%85%D8%A8-%D9%85%D9%8A%D8%A7%D9%87-%D8%A7%D9%84%D8%AE%D9%84%D9%8A%D8%AC

湾岸の自由航行問題とその保護問題については、我が国は湾岸戦争のときに非常に苦い経験をしているところ(当時米国から、ホルムズを通るタンカーの多くが日本のものだと指摘され、日本は金だけではなく汗や血も流すべきだ・・・・boots on the ground が流行言葉になった・・・と非難され、結局戦闘停止後、湾岸にイラクの流した機雷除去のための海上自衛隊掃海艇を派遣した。その後、この経験が我が外交の大きなトラウマとなり、アフガン戦争でのNATOに対する海上給油、イラク戦争後の陸自施設部隊の派遣等に繋がっていく)、トランプの持論からすれば、日本は何もしない、、、では許してもらえそうにもありません。

それにしても、中国などは張り切って海軍力の派遣に応じる可能性がありますが、急速に空母部隊の建設を進めている中国が、近い将来ペルシャ湾にその堂々たる機動部隊を遊弋させる姿など、まっぴらと言う気がします…しかし、これは現実問題としては、ほぼ間違いない確率で、そうなるのでしょう…ヤレヤレ嫌な時代になってきました。

そういえば、明の時代にあの辺まで堂々たる大艦隊(それらの艦船の大きさについては中国式の誇張だろうと言われていたが、確か若干前に巨大な方向舵が見つかって実証されたはず)が鄭和の指揮下に航海したが、彼らは、確かホルムズ海峡まで行ったという説もあるらしく、まあ、歴史は繰り返すということでしょうか。

どうでも良い話だが、この鄭和と言うのがイスラム教徒の宦官だというのだから、歴史としても何か因縁を感じます。

と言うことで、、ぶつぶつ言ってもしょうがないので、取り敢えず。

米国の対イラン追加制裁

アラビア語メディアはいずれも、予告されていた通り、トランプは24日イランに対して、新しい制裁を課したと報じています。それによると、今回の制裁はハメネイ最高指導者を狙ったもので、極めて厳しいものとのことですが、どうせ内外のメディアが詳しく報じている話なので、取りあえずは落穂ひろい(と言ってもあまり大きな落穂は落ちていなかったが)で、次の通り。
  • アラビア語メディアやBBC等は、制裁はハメネイ最高指導者を狙い撃ちにし、先ず革命防衛隊の指揮官たち8名の資産凍結、ハメネイが運用する亡命イラン人の没収資産等から作られた財団の関係者(企業を含む)等が対象としているとのことです。
  • 米財務長官は、今後ともさらに制裁の対象を広げるとしているところ、具体的にはザリーフ外相を検討中の由。ザリーフ外相は、ロウハニ大統領の右腕で、一応穏健、現実派に属するとみられる人物だが、仮にトランプ政権がハメネイと言う革命防衛隊などイランの権力基盤を抑える人物のみならず、政府までも狙っているとすれば、何故ロウハニではなく、ザリーフなのかは不明。米財務長官は、米制裁はソースは明らかにできないが、しっかりした情報に基づいて行われるとしており、もしかしたらザリーフと言うのは裏で色々と工作しているのかもしれない。
  • アラブメディアには、今後米国としてどんな追加制裁ができるのか?などと疑問を投げかけるものもあるが、上記財務長官の言からしても実際のイランに対する締め付け効果はともかく、当面制裁対象には事欠かないと思われる。
  • それより、何故この段階でハメネイに対する制裁を課したか?と言うことが問題で、そもそもイランでは彼が最終的権限を有し、悪名高い?革命防衛隊などは、ロウハニではなく、ハメネイの指揮系統に属することはよく知られているところで、イランに対する制裁であれば、当然のことながら、前からハメネイを狙うべきであったかと思われます。またハメネイや革命防衛隊に対する制裁であれば、石油輸入問題のように、安保理決議や各国との調整を必要とせずに、米国だけでも課せる性格のものだと思います。それをこれまで課さなかったということは、矢張りトランプとしてもイランとの交渉を考えて、これまでは最高指導者は直接の対象とはしていなかったということでしょうか?それがここにきて、ハメネイを狙い撃ちにしたのは、安倍訪問でのやり取りを通じて、ハメネイが癌だと悟ったということか、ドローンの撃墜も革命防衛隊によるもので、要するにハメネイに責任があると考えているものでしょうか?
https://www.alquds.co.uk/%d8%a5%d9%8a%d8%b1%d8%a7%d9%86-%d9%87%d9%84-%d9%84%d8%a7-%d8%aa%d8%b2%d8%a7%d9%84-%d9%87%d9%86%d8%a7%d9%83-%d8%b9%d9%82%d9%88%d8%a8%d8%a7%d8%aa-%d9%84%d9%85-%d8%aa%d9%81%d8%b1%d8%b6%d9%87%d8%a7/
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/american-elections-2016/2019/06/24/بعد-خامنئي-واشنطن-ظريف-على-قائمة-العقوبات-لاحقا.html
https://www.aljazeera.net/news/politics/2019/6/24/%D8%B9%D9%82%D9%88%D8%A8%D8%A7%D8%AA-%D8%A3%D9%85%D9%8A%D8%B1%D9%83%D9%8A%D8%A9-%D8%B9%D9%84%D9%89-%D8%A5%D9%8A%D8%B1%D8%A7%D9%86-%D8%AA%D8%B3%D8%AA%D9%87%D8%AF%D9%81-%D8%AE%D8%A7%D9%85%D9%86%D8%A6%D9%8A-%D9%88%D8%B8%D8%B1%D9%8A%D9%81
https://www.bbc.com/news/world-us-canada-48748544

ロシア特殊部隊等の攻撃参加(シリア、ラタキア)

最近イドリブからハマ、ラタキア、アレッポの一部にかけて、ロシア空軍と政府軍機が極めて活発に活動し、またこれらの支援を受け、政府軍が停戦地域を奪還すべく、激しい地上戦を仕掛けていることが度々報告されてきました
(これらの動きとの関連で、トルコは、戦闘は大量の難民をトルコ国境地域に作り出すと警告していた)
然るにal qods al arabi net は、ドイツメディアが現地ロシア軍の情報等を基に、これらの作戦で政府軍は多大の損害を被ったために、ロシア軍特殊部隊がラタキア周辺で激しい反撃を行っていると報じていると伝えています。
それによると、政府軍は複数正面で攻撃を行ったが、総ての地域で攻撃に失敗し、多大の人員を失ったために、ロシア軍特殊部隊がロシア軍の少将の指揮下に、23日朝からラタキア北部の山岳地帯で、反政府軍医攻撃を開始し、その後も戦闘が続いている由。
この戦闘は戦略爆撃機(戦略爆撃機と言えばロシアから直接作戦している可能性もあるが、取りあえず報道のまま)が直接支援し、アサド大統領の弟の共和国防衛隊が支援している由
これに対して、匿名条件の現地自由シリア軍幹部は、これらの攻撃は反撃され、いずれも所期の目的を達しておらず、政府軍は大損害を被っていると語った由

https://www.alquds.co.uk/%d9%87%d8%ac%d9%88%d9%85-%d9%84%d9%82%d9%88%d8%a7%d8%aa-%d8%ae%d8%a7%d8%b5%d8%a9-%d8%b1%d9%88%d8%b3%d9%8a%d8%a9-%d9%81%d9%8a-%d8%b1%d9%8a%d9%81-%d8%a7%d9%84%d9%84%d8%a7%d8%b0%d9%82%d9%8a%d8%a9/

事柄の性質上、事実関係は確認できないも、事実問題として、この地域でかなり前から激しい空爆と地上戦が行われて、多数の難民が生じていることは事実なので、取りあえずご参考まで
また上記報道が基本的に正しければ、シリア政府軍は相変わらず弱体で、ロシア軍及び革命防衛隊等の支援がなければ、、やっていけない実態に変化はないということでしょうかね?








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