中東の窓

長年、日本の外交官として中東に深く関与。中東から見た国際関係を日々発信するブログ。

南イエメン情勢

南イエメン情勢については、これまでのところ分離主義者が先般の戦闘で占拠した政府の建物や基地等からの撤退を拒否していることは、昨日だったかに報告しましたが、今度はアデンに隣接するアブヤン県で同様の事態が生じている模様です。
al jazeera net によると、イエメン情報省は、アブヤン県(首都はサーレハ時代に一時アルカイダに占拠されたジンジバール)で、分離主義勢力軍が、治安部隊の特殊部隊を包囲し、その降伏を求めている由。
現在地方の部族有力者や地元勢力が調停している由

更に2日ほど前には、ずいぶん前からhothy勢力が包囲(更に彼らを政府軍支持の民兵等が包囲するという複雑な関係にあった)していたタエズでも、分離主義者が同じような動きをしているとのニュースがありました。
https://www.aljazeera.net/news/politics/2019/8/19/%D8%A7%D9%84%D8%AA%D8%AD%D8%A7%D9%84%D9%81-%D8%A7%D9%84%D8%B3%D8%B9%D9%88%D8%AF%D9%8A%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D8%A5%D9%85%D8%A7%D8%B1%D8%A7%D8%AA-%D8%A7%D9%84%D9%8A%D9%85%D9%86-%D8%B2%D9%86%D8%AC%D8%A8%D8%A7%D8%B1-%D8%B5%D9%86%D8%B9%D8%A7%D8%A1
これらで見る限り、南イエメンは実質的に北から分離しつつある感じもしますが、今後hadi,サウディ、UAEはどうするのでしょうか?




北イエメン情勢

イエメンに関しては、hothy軍がサウディの東部の油田地帯をドローンで攻撃したために、原油市場が若干高騰していますが、どうやらこのようなhothy軍の戦力向上に対処するためか、サウディ主導のアラブ連合軍は17日夕、首都サナアと周辺に対して大規模な空爆を行いました。
サウディ等の発表によると、サナア南部の軍事基地とミサイル基地に対し7回の空爆、また周辺に対して3回の空爆を行ったよし。
このため、サナアでは上げしい爆発音が聞かれ、噴煙が立ち上ったのがもくげきされたよし。
但し、戦果のほどは不明

他方サウディのメディア等によると、サウディの南部国境方面で、hothy軍との戦いでサウディ兵士5名が死亡した由。
更にもう一名の死亡の報道もあるが、事件の場所、日時と言う詳しい情報はない由
https://www.aljazeera.net/news/politics/2019/8/19/%D8%A7%D9%84%D8%B3%D8%B9%D9%88%D8%AF%D9%8A%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D9%8A%D9%85%D9%86-%D9%85%D9%82%D8%AA%D9%84-%D8%AC%D9%86%D9%88%D8%AF-%D8%B3%D8%B9%D9%88%D8%AF%D9%8A%D9%8A%D9%86-%D8%A7%D8%B4%D8%AA%D8%A8%D8%A7%D9%83%D8%A7%D8%AA-%D9%85%D8%B9-%D8%A7%D9%84%D8%AD%D9%88%D8%AB%D9%8A%D9%8A%D9%86
https://www.aljazeera.net/news/politics/2019/8/19/%D8%A7%D9%84%D8%AA%D8%AD%D8%A7%D9%84%D9%81-%D8%A7%D9%84%D8%B3%D8%B9%D9%88%D8%AF%D9%8A%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D8%A5%D9%85%D8%A7%D8%B1%D8%A7%D8%AA-%D8%A7%D9%84%D9%8A%D9%85%D9%86-%D8%B2%D9%86%D8%AC%D8%A8%D8%A7%D8%B1-%D8%B5%D9%86%D8%B9%D8%A7%D8%A1





イドリブ情勢(トルコ軍車列に対する攻撃)

イドリブ地域における戦闘の激化については、先ほどお伝えしたところですが、どうやら状況はトルコ軍の車列に対する攻撃と死傷者の発生と言う、深刻な状況になりつつ模様です。
なお、朝方はトルコとシリア政府とが、同地域について合意する可能性が強いとの報道が流れていましたが、どうやら本日19日のうちに状況は一転した模様です。

とりあえず、al jazeera net とal sharq al awsat net とal hurryiet net から状況を取りまとめて見ますが、状況は流動的な模様ですので、その後もまた代わっているあ可能性があるので、ご注意ください

・シリアの政府系サナ通信は、トルコ軍車列がテロ組織を支援するために国境を越えて、イドリブ地方へ入ったと伝えている。
またシリア人権監視網は、高速道路に近い所で、シリア軍機が車列の近くを攻撃したと語った。人権網によれば、トルコ軍に随伴した反政府軍兵士2名が死亡し、他複数名が負傷した。

・これに対してトルコ国防省は、19日トルコの監視所への補給及び民間人の被害を阻止するために、トルコの車列がイドリブに入ったが、0835にシリア軍機が攻撃し、随伴している民間人3名が死亡し、他12名が負傷したと発表した。
国防省は、ロシアとの合意に基づくトルコの動きに対するこの攻撃を非難するとした由。

・他方al jazeera net 特派員は、トルコ軍車列は複数の戦車、大砲運搬車、数十名の兵士を含む40台の車両からなっているとしている
またトルコ軍に随伴する反政府軍兵士複数名が死傷し、トルコ兵2名が負傷したよし
・この攻撃に伴い、戦闘機及び偵察機を伴う、トルコ軍増派部隊が送り込まれた由
・トルコ車列の軍筋によれば、トルコはこれまでの戦闘の中心たるkhan shikhanに2か所の監視所を設けるために、同市に集結する予定の由。
https://www.aljazeera.net/news/politics/2019/8/19/سوريا-تركيا-خان-شيخون-إدلب-روسيا-قوات-النظام
https://aawsat.com/home/article/1862921/%D8%A2%D9%84%D9%8A%D8%A7%D8%AA-%D8%AA%D8%B1%D9%83%D9%8A%D8%A9-%D8%AA%D8%AF%D8%AE%D9%84-%D8%A5%D8%AF%D9%84%D8%A8-%D9%88%D8%B6%D8%B1%D8%A8%D8%A7%D8%AA-%D8%AC%D9%88%D9%8A%D8%A9-%D8%B9%D9%84%D9%89-%D9%85%D9%88%D8%A7%D9%82%D8%B9-%D9%82%D8%B1%D8%A8%D9%87%D8%A7
http://www.hurriyetdailynews.com/turkish-convoy-attacked-in-syria-three-civilians-killed-defense-ministry-145891

情勢はいまだ流動的ではあるも、トルコ軍の介入はトルコ国防省も認めており、間違いないものと思われるが、トルコとしてはロシアとの非戦闘地域に関する合意に基づくものとの立場をとっています
これに対してロシアはトルコとの合意では、ヌスラ戦線等の過激派を排除することになていると主張していることは何度か報告した通り
それはともかく、トルコ軍が現実に戦車等も含むその部隊を派遣した以上、ロシアがこれまでのようにこの地域にたする猛烈な空爆に参加するかは疑問となってきたように思われる。
問題は政府軍機が攻撃を続けるか否かだが、結局はこれもロシアの意向次第で、ロシアとしては大幅に攻撃頻度を減らさせたり、政府軍機に対してより慎重な行動を求める可能性が強そうです。
そうなると、これまでようやくkhan shikhon まで前進した政府軍とその同盟民兵の攻撃も勢いを失う可能性がありそうです。
いずれにしても、今後のイドリブ地域の状況は、基本的にトルコとロシアがいかなる了解に至るかによることになりそうで、トルコが現実に軍を送り込み、航空機も含めた増援部隊を送り込もうとしている状況では、ロシアとしても政府軍を抑える側に回らざるをえなそうです。
矢張りトルコのS400の導入はトルコにとって有利に働いているのかもしれません(その後トランプはこの問題で大人しくしているように見える)













南部イエメン情勢(サウディの介入)

イエメンのアデンの情勢は極めて不安定です。同地を掌握した分離主義勢力が占拠した官庁等から撤退したとの報道もあれば、撤退していないとの報道もあります。

この南部イエメン問題に関連して、al qods al arabi net はロシアのスプートニク通信を引いて、hadi大統領は、この際反乱の首謀者と目されるUAEに対して、断固たる措置を取る(もちろん軍事力は含まない!!)こととしたが、サウディの国王と皇太子が彼をなだめて、問題収拾のために時間をかけることを説得したが、その期限が来ても、分離主義者の撤退は実行されていないと報じています。
記事の要点は次の通りですが、極めt珍しいのが、元の情報ソースがスプートニクと言うことです。
ロシアはソ連時代に南北両イエメンで大きな影響力を有していたので、この種機微な情報に接する立場にないとは言えませんが、サウディでロシア(ソ連)が大きな影響力を有したことはなく、他に類似の報道もなく、事実関係は確認できません。

「スプートニク通信がイエメンソースから得た情報では、アデンで分離主義者が勝利を博し、政府官庁街を占拠した後、hadi大統領はUAEに対して断固たる措置を取る意向であった。
しかし、さうでいぃの国王と皇太子が介入し、hadiに事件解決めまで5日間の
時間的余裕を与えることを求めた。
この猶予は17日に期限が来たが、分離主義者は依然撤退せずに、関連機関を占拠している。
hadi大統領が取ろうとしていた措置は、UAEのイエメン及びアラブ連合からの全面追放、国連安保理への苦情申し立て等である
https://www.alquds.co.uk/%d9%85%d8%b5%d8%af%d8%b1-%d9%8a%d9%85%d9%86%d9%8a-%d8%a7%d9%84%d8%b1%d8%a6%d9%8a%d8%b3-%d9%87%d8%a7%d8%af%d9%8a-%d8%aa%d8%b1%d8%a7%d8%ac%d8%b9-%d8%b9%d9%86-%d8%b7%d8%b1%d8%af-%d8%a7%d9%84%d8%a5%d9%85/
確かにサウディ等が呼びかけたアデンにおける関係者の対話に対し、hadi政権は分離主義者の撤退までは応じられないとの立場を堅持しています。
傀儡政権でも居直れば、強者を国際的に困らせることはできるということなのでしょうか?
取り敢えず







https://www.alquds.co.uk/%d9%85%d8%b5%d8%af%d8%b1-%d9%8a%d9%85%d9%86%d9%8a-%d8%a7%d9%84%d8%b1%d8%a6%d9%8a%d8%b3-%d9%87%d8%a7%d8%af%d9%8a-%d8%aa%d8%b1%d8%a7%d8%ac%d8%b9-%d8%b9%d9%86-%d8%b7%d8%b1%d8%af-%d8%a7%d9%84%d8%a5%d9%85/








イランタンカーと米国

ジブラルタルで釈放されたイラン・タンカー(adriyan darya1と改称)については、今後米国がどう出るかの問題があるところ、al qods al arabi net は、イラン外務省が19日、イランは米国に対して、同船を公海にて拘束する等如何なる措置も取らないように警告したと語ったと報じています。
記事によるとタンカーは19日ギリシャ向けに出航する予定の由。

他方、al arabiya net は、イラン通信の伝えるところとして、イラン海軍司令官がイランとして同タンカーに随伴するためにイラン艦船を派遣することもあるべしと語ったと報じています。
同司令官は更に、イランが抑留している英タンカーとの関係について、同船は現在イラン司法当局の手中にありイランタンカー問題とは無関係であると語った由
(これはあくまでも建前の話であるが、イランと言う伝統的な大国は、トランプの指導下の無茶苦茶な米政策に比したら、国際法をうまく利用した巧みな言動をしているように思われます)
https://www.alarabiya.net/ar/iran/2019/08/18/البحرية-الايرانية-تبدي-استعدادها-لمرافقة-ناقلة-جبل-طارق.html
https://www.alquds.co.uk/%d9%85%d9%88%d8%b3%d9%88%d9%8a-%d8%a5%d9%8a%d8%b1%d8%a7%d9%86-%d8%ad%d8%b0%d8%b1%d8%aa-%d8%a7%d9%84%d9%88%d9%84%d8%a7%d9%8a%d8%a7%d8%aa-%d8%a7%d9%84%d9%85%d8%aa%d8%ad%d8%af%d8%a9-%d9%85%d9%86-%d8%a7/

イドリブの戦い(シリア北西部)

シリア北西部の非戦闘地域での戦いが、最近はイドリブの南に位置するkhan shikhon の町を巡り、激しくたたかわれてきたことは、何度か報告した通りです。

このkhan shikhon の戦いについて、al arabiya net は、シリア人権網等の情報から、政府軍とその同盟者は18日夕、激しい戦闘の中同市に北部から突入したが、市の中では依然激しい戦闘が続いていると報じています。
この町に政府軍が入るのは2014年にこれを喪失して以来、初めての由。
なお、南部からの攻撃は、これまでも報告したところですが、失敗し、反政府軍の中
の最強力部隊の旧ヌスラ戦線は自殺攻撃を試みている由。また政府軍側ではロシア軍も戦っている由。
17〜18日にかけての戦闘で、反政府側では43名を失い、政府軍側では28名を失った由。

このkhan shikhon の町は、アレッポからハマ、さらにダマスに通じる高速道路を抑える戦略的な要点の由にて、政府側ではその奪還に全力を挙げ、いわゆる焦土作戦を展開し、猛烈な砲爆撃をしてきた由にて、そのためにこれまで民間人の死者860名、双方の戦闘員1400名の死者が出ている由
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2019/08/19/خان-شيخون-عقدة-الأسد-والحل-تفاصيل-ما-يحدث-في-ادلب-.html
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2019/08/18/سوريا-قوات-النظام-تدخل-خان-شيخون-وسط-معارك-عنيفة-.html
上記の通り、戦闘は未だ続いている模様ですので、今後どうなるか予断はできないかと思いますが、とにかく戦略的要地に対して、政府軍、ロシア機が民間人の被害を顧みずに猛烈な攻撃をしてきたということは、今後その優勢の余波をかってイドリブ全域の制圧に向かうのではないでしょうか?
尤もロシアはこれまでも旧ヌスラ戦線の排除が目的としているだけに、シリア政府との間で齟齬が生じる可能性もあるかもしれません。もっともヌスラ戦線なしの反政府派と言うのは弱いのでしょうね








ガザ情勢(イスラエル首相の警告)

最近比較的静かであったガザ境界が、この週末にかけて、また緊張してきたことは先に報告しましたが、al qods al arabi net は、このような状況を受けて、ネタニアフ首相が自分のネットで、必要があれば、ガザに対する大規模軍事行動も辞さないと語ったと報じています。
それによるとネタニアフは、人はイスラエルは9月17日のやり直し選挙までは大規模な軍事行動はしないだろうと言うが、それは自分をよく知らないからで、必要があれば軍事行動をためらうことはないと語った由。
またjerusalem post net 等は、トランプ大統領はイスラエル総選挙までは彼の和平プランを明らかにしないであろうと報じています。
他方、haaretz net は、最近のガザの緊張は、ハマスがガザに対する掌握力を失いつつある所為であると解説しています
https://www.alquds.co.uk/%d9%86%d8%aa%d9%86%d9%8a%d8%a7%d9%87%d9%88-%d9%8a%d9%87%d8%af%d8%af-%d8%a8%d8%b4%d9%86-%d8%b9%d9%85%d9%84%d9%8a%d8%a9-%d8%b9%d8%b3%d9%83%d8%b1%d9%8a%d8%a9-%d9%88%d8%a7%d8%b3%d8%b9%d8%a9-%d8%b6%d8%af/
https://www.jpost.com/Breaking-News/Trump-says-he-will-release-Mideast-peace-plan-after-Israel-elections-599019
https://www.haaretz.com/israel-news/.premium-escalating-incidents-on-gaza-israel-border-indicate-hamas-is-losing-its-grip-1.7694701
中々求める記事が出てくれないとかで、若干やっつけ仕事ではありますが、どうやらこれから9月に向けてガザ情勢も注目の必要があるかと言うことで、取り敢えず

イラン・タンカー問題

ジブラルタル当局が抑留していたイランのタンカーgrace 1については、日本のメディアも大きく取り上げているようなので、al qods al arabiより、落穂拾い的にごく短く

・同タンカーはイラン船籍に替え、名前もadrian dariya と替えて、イランメディアによれば18日夕ジブラルタルを離れ始めた。

・それに先立ち、ジブラルタル当局は、米国が同船の差し押さえのために発出した国際捜査令状について、同船はEUの法令に違反していないので、差し押さえる理由はないとして却下した由。

・今後の問題は、イランが抑留している英タンカーをいつ釈放するか(同タンカーはホルムズ海峡でイラン漁船と衝突したとの嫌疑で抑留されているが、特に死傷者等もなくまた沈没等もなかったようなので、イラン当局さえ、その気になればいつでも釈放されると思われる)と思われる
米国の出方によれば、如何にトランプ政権でも今後公海上で、イラン船の臨検等の措置には出ないのではないか?




https://www.alquds.co.uk/%d9%86%d8%a7%d9%82%d9%84%d8%a9-%d8%a7%d9%84%d9%86%d9%81%d8%b7-%d8%a7%d9%84%d8%a5%d9%8a%d8%b1%d8%a7%d9%86%d9%8a%d8%a9-%d8%aa%d8%a8%d8%af%d8%a3-%d9%85%d8%ba%d8%a7%d8%af%d8%b1%d8%a9-%d9%85%d9%8a%d8%a7/
https://www.alquds.co.uk/%d8%a3%d9%85%d8%b1%d9%8a%d9%83%d8%a7-%d8%aa%d8%b9%d8%ac%d8%b2-%d8%b9%d9%86-%d8%a7%d8%ad%d8%aa%d8%ac%d8%a7%d8%b2-%d8%a7%d9%84%d9%86%d8%a7%d9%82%d9%84%d8%a9-%d8%a7%d9%84%d8%a5%d9%8a%d8%b1%d8%a7%d9%86/
https://www.alquds.co.uk/%d8%a3%d9%85%d8%b1%d9%8a%d9%83%d8%a7-%d8%aa%d8%b9%d8%ac%d8%b2-%d8%b9%d9%86-%d8%a7%d8%ad%d8%aa%d8%ac%d8%a7%d8%b2-%d8%a7%d9%84%d9%86%d8%a7%d9%82%d9%84%d8%a9-%d8%a7%d9%84%d8%a5%d9%8a%d8%b1%d8%a7%d9%86/





リビアの空港情勢

リビアではトリポリ攻略戦が依然続いていますが、同時に各地の空港が再開されたり、攻撃されたり、混乱が続いている模様です。

明るい話としては、リビア南部のsibha 空港が2014年以来の閉鎖から、この16日再開され、ベンガジからのリビア航空の航空機が着陸した由。

他方トリポリ周辺では、同じく16日、haftar空軍が、トリポリの西のzawad空港を空爆したとのことですがこれは同空港に対する2度目の攻撃の由。

また先に報告したmuaitiqa空港には、複数の航空機の着陸時に、複数のロケット弾が16日朝、落下した由。
(なんと恐ろしい話かと思うが、幸い被害が出たという報道はない。)

更にhaftar軍は17日早朝、ミスラタ(統一政府軍の最大の支援民兵の根拠地)のトルコ・ドローンの航空基地等に対して13回の空爆を行ったと発表した由。
(戦果のほどは不明)

https://www.alarabiya.net/ar/north-africa/2019/08/18/-%D8%A7%D9%84%D8%AC%D9%8A%D8%B4-%D8%A7%D9%84%D9%88%D8%B7%D9%86%D9%8A-%D9%8A%D9%82%D8%B5%D9%81-%D9%85%D9%88%D8%A7%D9%82%D8%B9%D8%A7%D9%8B-%D8%A8%D9%85%D8%B5%D8%B1%D8%A7%D8%AA%D8%A9-%D8%A8%D9%8A%D9%86%D9%87%D8%A7-%D8%A7%D9%84%D9%83%D9%84%D9%8A%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D8%AC%D9%88%D9%8A%D8%A9.html
https://www.alarabiya.net/ar/north-africa/2019/08/17/ليبيا-فتح-مطار-سبها-بعد-اغلاقه-منذ-عام-2014.html
https://www.alarabiya.net/ar/north-africa/2019/08/16/قصف-على-مطار-معيتيقة-واشتباكات-جنوب-طرابلس.html

スーダンの和平合意署名

すっかり忘れていたわけではありませんが、スーダン問題もありました。

スーダンに関しては軍事評議会と「自由と改革」との間で、移行期間について協議が行われていましたが、なかなか意見が一致せず、これではまた元の木阿弥か?とも思われたのですが、al qods al arabi net は、17日、国際的な賓客も出席して、両者の間で歴史的合意が署名されたと報じています。
またal jazeera net は、合意の主要点10項目を紹介しています。

取り敢えずは良く解らないことをもっともらしく書くよりは、とにかくその合意とやらの要点を紹介しておきます。

合意の内訳

  1. 主権評議会が11名のメンバーから構成される、うち5名は軍事評議会が、うち5名は「自由と改革」が選出し、お降りの1名は双方の合意による。
  2. 主権評議会の期間は3年と3ヵ月で、その決定は全会一致か3分の2の賛成で行われる。
  3. 同評議会の議長は、当初の21ヵ月は軍から、残りの18ヵ月は「自由と改革」から出される。
  4. 改革が首相を選ぶ。
  5. 内閣は首相と閣僚合わせて21名を越えず、閣僚は首相が有能なもののリストから選び、主権評議会が承認するが国防と内務大臣は軍が選ぶ。
  6. 移行期間に主権評議会や内閣にいたのは、移行期間後の選挙には出ることができない。
  7. 主権評議会設置後90日を越えない期間に、立法機関が設立される。
  8. 「自由と改革」は立法機関の67%が割り当てられ、残りの33%は残りの勢力に割り振られる。
  9. これまでの暴力行為等を調査するために独立の委員会が設けられる。
  10. 双方はスーダン共和国は中央集権的政府ではなく、地理的その他の権力の再分がされるべきことに合意した。
https://www.alquds.co.uk/%d8%a7%d9%84%d8%b3%d9%88%d8%af%d8%a7%d9%86-%d8%a8%d8%af%d8%a1-%d9%85%d8%b1%d8%a7%d8%b3%d9%85-%d8%aa%d9%88%d9%82%d9%8a%d8%b9-%d8%a7%d9%84%d9%88%d8%ab%d9%8a%d9%82%d8%a9-%d8%a7%d9%84%d8%af%d8%b3%d8%aa/
https://www.aljazeera.net/news/politics/2019/8/17/%D8%A7%D9%84%D8%B3%D9%88%D8%AF%D8%A7%D9%86-%D8%A7%D9%84%D9%85%D8%B1%D8%AD%D9%84%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D8%A7%D9%86%D8%AA%D9%82%D8%A7%D9%84%D9%8A%D8%A9-%D9%88%D8%AB%D8%A7%D8%A6%D9%82-%D8%A7%D9%84%D9%85%D8%B1%D8%AD%D9%84%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D8%A7%D9%86%D8%AA%D9%82%D8%A7%D9%84%D9%8A%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D8%A7%D8%AA%D9%81%D8%A7%D9%82-%D8%A7%D9%84%D8%B3%D9%8A%D8%A7%D8%B3%D9%8A-%D8%AA%D9%88%D9%82%D9%8A%D8%B9-%D8%A7%D9%84%D8%A7%D8%AA%D9%81%D8%A7%D9%82-%D8%A7%D9%84%D8%B3%D9%8A%D8%A7%D8%B3%D9%8A
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