中東の窓

長年、日本の外交官として中東に深く関与。中東から見た国際関係を日々発信するブログ。

アブダビの女性タクシー

若干社会面の記事を
15日付のal jazeerah はアブダビが最近女性の運転手による女性向けのタクシーサービスを始めたと報じています。アラブ首長国連邦では、これまでも女性用タクシーと言うのはドバイとかフジェイラにも存在したらしいのですが、それらは男性客も拒まずに載せるが、アブダビのタクシーは女性同伴でも男性は乗車禁止だそうです。
男女隔離の激しい湾岸ではいろいろなサービスがありうるのですね。

イエメンのイラン船拘束

15日付al jazeerah はイエメン海軍当局がアフリカの角近辺でイラン船を拘束して取り調べ中であるが、その乗組員は船の所有者と船長を除いてはパキスタン人で、船は麻薬を密輸していた疑いもあると言うことであるが、詳細は未だ不明とのことです。

エジプト内政(汚い取引)

15日付のal qods al arabi は、エジプトの与党と野党がムスリム同胞団議席の割り振りをめぐって裏取引をしたと報じています。このニュースが表に出て双方とも困惑しているとのことですが、エジプト内政のうす汚さが良く表れていますね。矢張りバラダイ元事務局長は大きな脅威なのでしょうかね?
因みにムスリム同胞団は、それ自体としては公式に認められた政党ではないので、これまでも「ムスリム同胞団」としてではなく、野党の名を借りてその一部として立候補してきました。
要点のみ
「与党と野党の裏取引では、野党がエルバラダイを支持しないという条件の元で、ワフド党(ナセル革命前の支配的な政党、自由主義民族主義と言えるか?)に23議席、ナセリスト党とタガンマア党にそれぞれ20議席、その他小政党にそれぞれ5議席の割合で、ムスリム同胞団の議席を配分することとした。
この情報は与党筋から流出したが、特に野党にとってはつい最近エルバラダイが大統領選に出馬できるようにと憲法改正を要求したばかりの時でもあり、情報が公になったことに大きく困惑している。」

ヨーロッパの反ユダヤ感情?

15日付haaretz はポーランドのクラコウにある旧強制収容所前のユダヤ人犠牲者碑に何者かが赤いペンキで英語で「ユダヤ人は出ていけ!ヒットラーは良い奴だった」と書いた落書きが見つかり、警察が調査中と報じていますが、最近の欧州の反ユダヤ感情の一つの表れでしょうか?

イスラエル紙の厳しい論説

米とイスラエルの確執は当分続きそうですが、5日付のhaaretzはその論説のなかで、ネタニアフの2面作戦(すべてのものに対して面従腹背)がイスラエルの基本的利害を損なおうとしていると言うこれまでにない厳しい調子でネタニアフを非難しているところ、こう言う正直なところがこの新聞の良い所だと思います。
要点のみ
「ネタニアフは2面背反の政策をとって上手くすり抜けられるとかんがえてきた。
一方で2国家平和方式に賛成しながら、パレスチナ国家設立能力を潰し、米副大統領を歓迎しながら後ろで策を弄し、米国にアッバスを交渉に戻すように要請しながら戻ってきたら腰の下から椅子を引いた。
米国の怒りがまっすぐイスラエルに向けられている時、彼は「手続きのミスでした」とニコニコすれば収まると考えている。
しかし格好良いことを言って実際の政策では別なことをする、という彼の政策がイスラエルの生存を危うくしている。
皆が間違っているが、イスラエルは米国にとって不可欠の戦略的存在ではない。米こそがイスラエルの生存に不可欠なのである。
米国は巨大戦艦なので突然の進路方針はできないが、徐々に氷河のように変化していく。気がついた時にはもう遅い。
米国はなにも1600戸の建設だけについてシグナルを送っているのではない。米・イスラエル関係全体について危険信号をおくっているのである。
早急にネタニアフのlunacy(日本語では「きちがいさた」だと思うが、どうしても転換できない。差別用語だからでしょうか?)を止めなければならない・」

お騒がせしました

先ほどははしたない所をお見せしましたが、いろいろと聞いて回ったら解決方法が解りました。お騒がせしました。

otasuke kou

kochira no pasokonn de totuzen hiragananyuuryoku  de mattaku kankeinonai bungadetekite bunshouga tukurenaku narimasita
ro-maji nohouha ugoiteirunodesuga tatoeba   aiueo
wo hiraganadeututo ちにないらto narimasu
.dokoka hennna tokoro wosawatta (yokuarimasu)toomoimasuga
,dousitara naorudeshoiuka osietekudasai
.
abu_mustafa 

イラン制裁

15日付のal qods al arabiは、仏外相が14日、イランの核開発に対する強化された制裁に関して、国連で意見がまとまらなければ(注:安保理の実質問題の決議には拒否権が適用されるが、中国は制裁強化に反対と伝えられる)欧州連合が一方的な制裁を行う用意があると述べたと報じています。
同紙によれば、EU内に本件につき合意はあるのかとの記者の質問に対して、同外相は勿論、ただし具体的な内容についてはさらに議論が必要と述べたと言うことです。
題名自体は若干刺激的ですが、後の方を読めば大した話でもなさそうです。用は具体的内容如何ですから。

労働党議員の最後通告

ネタニアフのトラブルをもう一つ。
同じく15日付のjerusalem post は、労働党の閣僚(複数)がネタニアフに対して、この9月の入植地凍結解除の時までにパレスチナかシリアとの実質的な和平の進展がなければ、連立から離脱するとの最後通告を送ったと報じ得ています。
確か若干前に国防大臣のバラクも連立離脱をほのめかしていましたね。

barghoutiの博士論文

同じく15日付のjerusalem post は、第2次インティファーダでイスラエル人(複数)を殺して5回の終身刑(注:外国にはこういう判決があるみたいです。要するに死刑がないので、恩赦とか何かの理由で絶対に釈放されないためだと思います)を受けたmarwan barghoutiが獄中で、341ページの「1996年〜2008年のパレスチナ議会の司法及び政治的動きとそのパレスチナ民主主義への貢献」と題する博士論文を書いて、近くカイロ大学に提出されると報じています。
自分のなまけ者さと比べてみると世の中には立派な人が居るものだと感心します。
尤もそう言えば外務省員で鈴木宗雄氏とともに捕まったなんとかと言う人も監獄の中は勉強には最適だとか言っていませんでしたっけ?
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