昨日ハマスの軍事部門の要員がドバイで暗殺されたと言う話を書きましたが、31日のaljazeerah は、英国のタイムズからの引用で、「イスラエル情報機関と軍のパレスチナ人暗殺の歴史」と言う記事を載せています。
その記事は今回の事件との関係には何も触れていませんが、言外に匂わせていることは明らかで、どうも火に油の感じが強いですね。
「タイムズ紙によると、イスラエルのモサド(対外情報機関)と軍の特殊部隊はこれまで長いパレスチナ人指導者暗殺の歴史を有している。また軍と空軍は暗殺予定者のリストを有している。
最も有名な暗殺事件は1988年チュニジアでPLOのNo2のアブージハード(本名ハリール・アル・ワジール)の暗殺で、その事件の時は偽造のレバノン旅券を有するモサド要員が事前にチュニジアに潜入し、対象者の詳しい情報を集めたうえで、特殊部隊からなる暗殺隊員がゴムボートで上陸し、TVでインティファーダ(西岸における青年の不服従、イスラエル軍に対する投石による抵抗)の映像を見ていたアブジハードを殺害した。
もう一つ有名な事件はアンマンでハマスの政治局長ハーリド・ミシャイルの暗殺未遂事件で、この時は毒薬が使用され、モサド要員が路上で彼の耳に毒薬を入れたが、犯人はヨルダン警察に逮捕された。ミシャイルがまだ存命中であったので、激怒したフセイン国王が解毒剤で彼bの命を救うように伝達し、ミシャイルの命が救われた(彼は現在ダマスカスに滞在)ので、モサド要員は裁判にかけられずに送還された。
またモサドはヒズボラの軍事部門の長アマード・モグニヤのダマスカスでの2008年の暗殺に関係したとされているが、このモグニヤはアルゼンチンでのユダヤ人関係施設の爆破の責任者と見られていた。
イスラエルの暗殺者の中には2004年のハマスの創始者アハマド・ヤシーン他多くのパレスチナ要人が含まれている。