チュニジアで始まったアラブの抗議運動が、エジプトその他親米諸国に広がって行くのが大きく取り上げられていますが、独裁政権の本場となると(何でもって比較するかは難しいが、秘密警察の野蛮さ、逮捕者の数とその待遇、殺した者の数等になりますかね)かってのイラク、現在のシリア、イラン等の反米国家ではなかろうかと思います。

何しろ町一つを潰したことがあり、レバノン首相の暗殺にも関係した疑いがあるシリア、バース党の党員も多数粛清したサッダムのイラク、死刑執行の対国民比が世界一のイランですから、チュニジア、エジプトなど足元にも及ばないと言う訳です。

ところが今回の運動が、何しろ民主化の要求、独裁政権反対の動きなのですから、これら反米諸国に波及して悪いはずはなく、現にシリアでも!ネットで国会前で4日、改革要求、エジプトとの連帯を叫ぶデモが呼びかけられていると言うニュースはご紹介しました。

ところが5日のal qods al arabi net によれば、案の定というか国会前は私服、制服の警官隊で完全に固められ、集まった少数のデモ隊は簡単に排除され、その後広場には警官隊以外の姿は見られないとのことです。

またシリアでは1月29日にもエジプト大使館前で、エジプトの抗議デモへの連帯のデモが呼びかけられたが、この時も警官隊に簡単に排除されたとのことです。
さすがシリアですね。

http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=today\04z498.htm&arc=data\2011\02\02-04\04z498.htm