パレスチナのニュースをもう一つ。
12日の中東のネットは中東和平交渉のパレスチナ側担当者のerekatが辞任したと報じています。
al qods al arabi net は、2003年以来パレスチナ側の交渉責任者を務めてきたerekat が11日、彼の事務所から和平交渉の文書が盗まれ、改竄されたりして悪用された(前にご紹介しましたが、al jazeerah 放送がこの文書を入手して、パレスチナ政府の一方的譲歩として報道していました)ことの責任をとって辞任すると語ったと報じています。
彼はまたエルサレム、最終的領土、難民、水問題等に関するパレスチナの立場は国際法と国際的決定(国連のことか?)に完全にかなっていると弁護したとのことです。
またパレスチナ責任者の一人は、erekat の辞任はPAの内部調査の結果に基づくものだと述べたとのことです。

記事は以上ですが、要するに内部調査の結果、漏えいした文書の出所はerekat の事務所であること、改竄とかの主張はあるも報じられた文書の内容がほぼ正確と認定せざるを得なかった(もし大幅な改善であればerekat が責任をとって辞任するはずはない)と言うことではないでしょうか?

これでネタニアフは友人の?ムバラクを失い、また交渉相手のerekatを失うことになる訳ですが、後者の場合にはその責任の相当部分が、一切自分は譲歩せずにパレスチナ側にのみ大幅譲歩を押し付けようとしたネタニアフ自身が負うべきものではないかと思います。
また米国もこれまでの中東和平に対する政策(特に口ではぶつぶつ言いながら、現実にはイスラエルの強硬政策と言うか、和平ボイコットを黙認してきたこと)を全面的に見直すべき時が来ていると思いますが、米国国内政情から見てもそうはならないでしょうね。
誠に残念ですが現実はそうだと思います。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2011-02-12-13-49-49.htm