先ほどはこの問題について米、英、独、仏の意見が分かれているというニュースをお伝えしましたが、3日付のalqods al arabi net は、先のアラブ連盟の外相会議での討議から明らかになったアラブ諸国間の意見の差について報じています。
勿論非公開の会議でのことであり、確認は困難と思われますが、なかなか興味あるので、要点のみ次の通り

「先日のアラブ外相会議では、サウディを先頭にして湾岸諸国が飛行禁止地域の設定を支持した。
またヨルダンもその設定に熱心であった。
これに対して強く反対したのが、シリア、アルジェリア、スーダンであった(注:意地の悪い見方をすれば将来自国がその対象となり得る先例を作りたくないというところでしょう)。
その設定を支持しなかったのがエジプトで、エジプトは100万人を超えると言われる自国民の救出を優先したいとしたが、一般論としてもこのような地域の設定には消極的とのことであった。
なお、米国は安保理でこのような問題が討議されることに備えて、湾岸諸国に対してアラブ連盟で禁止地域設定の決議を得るように働きかけたとのことである。
またこれを受け、湾岸諸国はイタリア政府に対して、禁止地域を強制する為の米国またはNATO機の受け入れ方働きかけたとのことである」
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2011-03-03-12-07-33.htm