中東を覆う民主化運動の中で次はシリアかと言う疑問が良く聞かれ、げんにal jazeerah ne 等の報道ではシリアでも、facebook等のネットが抗議集会を呼び掛けたことが報じられました。しかしこれまでは集まった人数も少なく容易に解散させられた模様です。
この問題について13日付のjerusalem post net はシリアは次の革命の発祥地にはならないと題して、シリアのアサド政権は鉄のグリップで国内を抑えており、民主化運動は起きにくいとの分析を載せています。
興味ありと思われるので主要点のみ

「現在民主かの波に襲われていないのは、小さくて裕福なカタールとUAEとシリアくらいである。シリアは結構石油、ガスの埋蔵があるが、その国民はイエメンと同じくらいに貧しい。
貧しいことは民主化に繋がらない、チュニジアやエジプトと違い、シリアでは殆ど皆が貧しく、ものすごい貧富の格差はない。アラウィ教徒は別だが、彼らはアンタチャッブルである。
アサド政権はアラウィ派の独占政権で、彼らは軍、政府、秘密警察を網の目のような支配もうで繋いでいる。
その秘密警察は過酷なことで有名である。反抗しようと思うものは彼らが1984年ムスリム同胞団の蜂起を潰すためにハマの町を全壊させ一万から四万の間の人間を殺したことを思い出すだろう。
またシリアの多人種社会がアサドを助けている。最大のグループはスンニ派だが、彼らの中にはクルドやトルコマン等の少数派がいる。
少数派にはアラウィ派の他にドゥルーズ、ギリシャ正教徒等がいて、皆少数民族問題でレバノンやイラクで何が起きたかを知っている。
マアツィリアでは完全に外国の報道は封じられていて、国民は外国のことを知らない。
またエジプトなどのように限定的ではあっても市民生活もなかったので、NGOなどは存在しない。
アサド政権は野蛮で後進的であるが、シリアの特殊性が民主化運動の動きを阻止する役割を果たしている」
http://www.jpost.com/Features/FrontLines/Article.aspx?id=211678