シリアの抗議運動がますます拡大しダマスカスでも大規模デモが行われたことは、昨日ご紹介しましたが、アサド大統領は16日新内閣との会議で非常事態法の撤廃と改革を約したとのことです。
これは各種メディアが報じているところですが、16日付のal jazeerah net の記事によれば、アサドは来週非常事態法撤廃の決定がされると語ったとのことです。
そして改革に関しては、政党法、選挙法、情報関連の法について、国民が速やかな改革を求めていることに鑑み、工程表を設けて至急作業をするように求めたとのことです・
またシリアが抱えている問題として賄賂、失業、腐敗の問題を上げ、それらの問題の解決についても真剣に取組む必要があることを強調したとのことです。

他方国内では金曜日の全国各地でのデモに引き続き、バニアスで1000人規模のデモが行われたとのことですが、警官との衝突等は報じっれていません。

記事の要点は以上ですが、どうやらアサドが父親流に、口では非常事態の撤廃などの原則を約束しながら、ぐずぐずと実行しない半面、デモ隊に対しては手荒な方法で弾圧するという手法が上手く作用せずに、むしろ全国的に抗議運動が広がるのを受けて、取りあえず大幅譲歩をすることにしたというところでしょうか?
しかしアサドのこれまでのやり口に鑑みれば、本当に改革をやるつもりがあるのかと言う問題があると思います。
他方鉄の統治を誇ってきたシリアのバース党の治世にも遂にガタがきて、崩壊を食い止めるために必死のあがきをしているところでしょうか?
現地の雰囲気が知りたいものです。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/7450F9F3-EF76-4E7F-A36A-402BBB09058E.htm?GoogleStatID=1