24日付のal jazeerah net とかの中東関係のネットは、24日シリアの各地で治安機関が一斉に人権運動家等23日の大規模抗議デモに関係したと思われる人物の逮捕に乗り出したと報じていました。
しかるに25日付の記事では、24日シリアの北部の地中海に面した町jablaで抗議運動をしていた9名を殺したと報じています(同じニュースは24日のアンマン発のjerusalem post  net の記事も報じています)。
記事では、このjabla と言う町の住民の多数派はアラウィ教徒だが、治安部隊は旧市街のスンニ派の居住地区を包囲したうえで、抗議運動を鎮圧しようとしたと目撃者談を伝えています。
同記事はまた、バニアスの人権活動家が、このjablaに対する弾圧がとまらなければ、バニアスから同市に通じる道路を閉鎖すると警告したとも報じています。
また同記事は人権活動家によれば、5週間目に始まった抗議運動の死者は少なくとも340名に達したとのことです。

記事の要点は以上ですが、記事は特にjabla市の多数派はアラウィ教徒であるとして、アサド大統領もアラウィ派であるが、アラウィ派の大部分はこれまで今回の抗議運動からは距離をとってきたとのコメントを付しています。シリアの少数派のアラウィ派がバース党と軍隊とを通じてスンニ派が大多数を占めるシリアを支配してきたというのが、シリアの基本的な権力構造ですが、この問題にそろそろ焦点が当てられてきたのでしょうか?

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/2EFA7158-0556-4B6C-8858-1F3E5CD062DB.htm?GoogleStatID=1
http://www.jpost.com/MiddleEast/Article.aspx?id=217734