2007年にシリアの東部砂漠の建物が破壊されましたが、この事件についてはシリアが北朝鮮の協力の下に秘密裏に核開発を進めて居て、これをイスラエル空軍が爆撃で破壊したとの情報が流れていました。
この件についてイスラエル政府は肯定も否定もせず、シリア政府は秘密裏の核開発を否定し、IAEAの調査はシリア政府から十分な協力を得られなかったため、IAEAはこれまで原子炉建設の疑いがあると言う程度までしか発言できなかったと記憶しています。
この事件について28日付のイスラエル紙のネットはいずれも大きく、IAEAの天野事務局長が破壊された建物はシリアが建設中であった原子炉であったと認めたと報じています。
天野事務局長は28日の記者会見で、質問に応え破壊された建物は建設中の原子炉であったと認めたとのことですが、IAEAとしてこのような結論に至ったのは2008年に現地を調査した検査院の資料を詳しく検討した結果とのことです。
それによると破壊された建物の規模が原子炉の規模と一致すること、現場から少量の黒鉛及び天然ウラニュームが検出したとのことで、建物は完成直前であったとのことです。
なお、この記者会見は日本の福島原発事故に関するIAEAの役割についてのものだったそうですが、そこで記者からの質問に応えたものとのことです。

昔からシリアの北朝鮮コネクションは半ば公然のものでしたが、核開発にまで関係していたとなると北朝鮮は極東の不安定要因であるのみならず、全世界的な不安定要因であることが解ります。そう言えばパキスタンの核開発でも北朝鮮の関与が噂されましたね。
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4062001,00.html