PLOとハマスとの和解に対してイスラエルが危惧の念を有していることは先日ご報告した通りですが、早速その反応(報復とのコメントあり)が出ました。資金面からの締め上げです。
1日付のhaaretz net の記事および同日付のal qods al arabi net の記事は、イスラエルの蔵相yuval steinitz がパレスチナ暫定政権に引き渡し予定の資金の凍結を命じたと報じています。
問題の資金はイスラエルがパレスチナ人から集めた税金および関税収入等で、オスロ合意に基づき、定期的にパレスチナ側に引き渡されることになっている金額です。今回引き渡しが予定されていた金額は約89百万ドルとのことです。
蔵相は彼の指示について、パレスチナ側に引き渡される資金がハマスの敵対分子に引き渡されることがないことが確認できるまでであるとしている由。
al qods al arabi の記事は、このイスラエルからパレスチナへの資金は年間10〜15億ドルにのぼり、パレスチナ政府の財政の3分の一を占めているとのことです。
また同紙はイスラエルはハマスが2006年のガザの選挙で勝利を占めた時にも、同じような戦術を使ったことがるともコメントしています。

このようなイスラエルの措置に対して、パレスチナ側が反発するのは当然予測されるところですが、オスロ合意を最終的にホワイトハウスで署名させた謂わば保証人的な米国は、いかなる態度をとるのでしょうか?