日本の新聞は相変わらずビンラーデンの話でもちきりですが、その間も中東ではシリアとか相変わらず政権側の弾圧が続いている模様です。
3日付のal jazeerah net の記事によれば、シリア当局は全国的に人権運動家、作家、知識人等の逮捕を進めており、18歳から40歳までの市民多数が逮捕されているとのことです。
特に南部の都市ダラアでは1000名が逮捕され、町の競技場に収容されているが、その中には女性数百人も含まれているとのことです(この21世紀の世の中でシリア当局がそこまで残虐になれるとも思いませんが、競技場に政治犯をおしこめるというのは、昔のチリとかアルゼンチンの軍事政権による弾圧を思い出してぞっとします。競技場に集めた青年たちを虐殺しましたから)また消えた人物もいるとのことです(殺されたのか別の監獄にでも送られたのかは不明です)。
これに対して治安当局では2日ダラアで499明の不穏分子を逮捕したと発表したとのことで、シリアのことですから治安当局が約500名の逮捕といえば、実数がその倍以上であっても驚きません。
これに対して、人権運動家の方では、政権に対する抗議運動の継続を呼び掛けて、今後とも全国的な抗議行進等を継続する方針とのことです。人権運動のネットによれば、ホムス、ハマ、ダマスカス、ダラア近郊で電があったとのことです。

このような状況に対して、同じく3日の同じネットの別な記事は、米欧が態度を硬化させており、米政府はダラアで起きていることは集団全員に対する懲罰であり野蛮なやり方だと非難したほか、英仏が欧州諸国の制裁についてイニシアティブをとりつつあると報じています。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/9C9910F3-4538-4DD8-8DFA-438F042A72FF.htm?GoogleStatID=1
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/6E9679C2-2F71-43CF-B024-24A6B3A84307.htm?GoogleStatID=1