シリア軍がダラアから撤退したが、ホムスとかハマとかバニアス等の町の周辺に集結して、これらの町を制圧する構えであることは先にご報告しましたが、7日付のal qods al arabi net の記事は、バニアスの町では、市民が人間の楯をつくって、シリア軍の侵入を防ごうとしていると報じています。
それにも拘わらずシリア軍は街に侵入したようで、同じく7日付のal jazeerah net の記事は、バニアスの町でシリア軍の銃撃で6名が死亡したと伝えています。
またバニアス郊外の村では女性約150名が逮捕者の釈放を要求してデモ行進をしていた所を発砲され、婦人4名が死亡したと人権運動家が伝えていると報じています。
またシリアでも抗議運動が始まってからの死者は全体で800名を越えたとのことです(そのうち220名はダラアでの死者の由)。

記事の要点は以上で、シリアの政権は市民の犠牲が増加しようとも、とにかく当面は強硬策で事態乗り切りを図っていこうとしているようにみえます。
なお、記事の中にはシリア政府の公式発表とかで兵士の死者数等も出てきますが、基本的に言論統制g最も厳しいシリアの公式発表は(少なくとも私は)全くく信用していないので、よほどのことがなければ書いてきませんでしたので、その点は割り引いて読んでください。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/80B80C54-E14F-4CB3-BCC2-4D7659B650C2.htm?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2011-05-07-14-00-50.htm