シリアではその後もホムス、バニアス、ハマ等で戦車を伴った軍、治安関係部隊が、発砲しつつ抗議運動参加者を片っ端から逮捕しているようですが、流石に1〜2の例外を除いては死者等の話は出てきていません。
アラビアメディアのネットでは未だ報じていませんが、10日朝のbBC放送は戦車を伴った部隊が首都ダマスカスの西部地区にも進入してきたと報じていました。
(bBCも特派員がシリアに入れないので、治安関係者の発砲で多数の死者が出たと言う人権団体の主張と、武装勢力が治安部隊に発砲しているとの政府の主張について、どちらが正しいか判断できないと公平さを主張していましたが、都合が悪くなければ外国メディアを締め出す必要もないので、明らかに政府の主張は宣伝だと個人的に思っています)

これを例証するような事件がホムス近郊で起きました。
9日付のal qods al arabi net の記事は、9日早朝レバノンとシリアの国境を越えた、シリア人労働者の車が待ち伏せ攻撃にあって、10名死亡、3名負傷と言う事件がおきたと報じています。
政府によると、これh政府が前から指摘してきた武装勢力による無辜のシリア市民の殺害の実例であるとしているとのことです。
他方、人権団体等では、そもそもシリア軍が戦車を含めて多数集結しているホムスの町の近郊で、このような待ち伏せ攻撃をするような勇気(向こうみずさ)をもった人間などありっこない、として真っ向から否定して、ホムスの町は軍隊の突入前から電気、水等を止められていたと指摘している(明言はしていないが、治安部隊が暗闇の中で走って来る車を盲目撃ちした可能性を示唆)とのことです。
記事の要点は以上ですが、どちらg信憑性があるでしょうか?個人的にはレバノンのハリリ首相その他多数の暗殺を疑われているシリアの情報機関のことを考えると、誤射よりもより悪質な可能性もあると思いますが、勿論当分(永久に?)真相は藪の中です。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2011-05-09-06-29-56.htm