シリアの情勢は益々悪化しつつあるように見えます。
20日の死者はその後44名に上ったと言うニュースが流れていますが、そのうち13名が死亡したホムスでは21日葬儀の列への参加者に対して治安部隊が発砲して、最低5名が死亡し、数十人が負傷したと中東の21日付ネットが報じています。
CNNやBBCも素人ビデオで、局としては確認できないとしながら、葬儀の列に発砲を加える銃声が轟き、民衆が車の下に隠れたり、腹ばいになって弾を避ける様子を放映していました。

いずれにしても外国報道者が一切入国を認められていないので、真相は不明ですが、どうも流れてくるニュースを見れば、シリア政府の強硬な姿勢(アサドが発砲を禁止したと伝えられたが、嘘か誤報か、治安部隊が命令に従っていないかのいずれか)にも拘らず、中東のパターンの抗議運動に死者が出て、その葬儀の列に発砲してさらに死者が増えると言う悪循環に陥っている感じがします。
しかし、シリア政府の自由の抑圧と言うのは徹底したものですね。イエメンでさえ、と言ったらイエメンに失礼だが、中東で最も遅れて保守的と言われるイエメンでさえ、al jzeerah 等の特派員がかなり自由に動いています。
それを言えば、悪名高いリビアだって、一応警護と言うか監視員付きではあるが、外国特派員を受け入れています。
シリアの場合、よほど見せたくないことが多いのでしょうね!
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2011-05-21-18-01-45.htm
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/4FC636EB-12E7-43CA-A04F-A6658A33C846.htm?GoogleStatID=1