エジプト革命ではインターネットによる呼びかけが大きな役割を果たし、これに対し政権側では携帯電話等のサービスを中止したことが知られていますが(現在ムバラク大統領とその息子に対する容疑の1つが、携帯等のサービスを中止して国民経済に多大の損失を与えたことです)、シリアでも3日以降インターネットの接続が急激に難しくなっている模様です。

これは4日の仏 le monde net の報じるところですが、それによるとインタ−ネットで twitter 等のソーシャルネットワークへのアクセスが非常に難しくなっているとのことです。

記事はAFPによれば3日朝から、ダマスカス、ラタキアおよび北西部でインターネットが全く機能していないと報じているが、ロシア通信はシリア全土で繋がらなくなっていると報じている由で、またgoogleも3日朝からアクセスが急激に減っていることを確認しているとのことです。

また専門家によれば、現在でも政府関連サイトや政府の宣伝サイト以外へのアクセスは困難とのことです。

以上を見ればシリア政府もムバラクや中国政府を見習ってインターネットのサイトにアクセスすることを制限することで、若者の抗議運動への参加を阻害しようとしているように見えるが、専門家は現在のアサド大統領がインターネットの普及に熱心であったが、シリアのネット網は未だ未発達で、よくアクセス不良を引き起こすので、今回の状況が当局による意図的な妨害か否かはもう少し慎重に検討する必要があるとしているそうです。

http://www.lemonde.fr/technologies/article/2011/06/03/syrie-importante-baisse-du-trafic-internet_1531769_651865.html#ens_id=1481132