シリアからの多量の難民のトルコ流入以来両国関係が緊張していることは、何度かご紹介したところですが、このような関係は国民同士、と言うか経済の面にも影響を与え始めているようです。
トルコの運送会社はシリアのみならず、ヨルダンやイラクへのトラック輸送にもシリアを経由していて、トルコからシリアへ通じる道路は中東の大動脈の感がありますが、そこを毎日通過するトルコ人運転手がシリア側の変化を敏感に感じているとのことです。
トルコ人運転手は、シリア側の官憲の態度が極めて冷たく非協力的になったのみならず、これまでは何処でも極めて友好的であったシリア人が話をしたがらなくなり、給油をしようとしても石油があるにもかかわらず、売り切れだとして断られるケースも増えているとのことです。

トルコ政府としてはシリア軍が国境近くで行動することに伴う不測の事態や、難民に紛れ込んでトルコ内に入ってきたしりあ情報関係者がトラブルを巻き起こす可能性もあり、更に難民の世話に加えて、自国民のトラックの自由通行の問題が生じるとトルコ経済に対する影響も少なくない、と言うことで誠に頭の痛いことと思います。
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