シリアでは1日「追放の金曜日」と言う呼びかけに応じ、全土でアサド政権の退陣を求める抗議デモが行われた模様です。
中東のメディアはいずれも数十万人としていますが、同日朝のbbC放送は未確認ながら300万人としており、またal sharq al awsat net は中部のハマ(1982年に最低1万人の人間がアサド・・現在の大統領の叔父・・の率いる特殊部隊により1〜3万人殺され、町は完全に破壊された)で50万人の抗議デモがあったとしつつ、これだけ全土に抗議運動が広まった以上シリア情勢は後戻りでいないところ(situation of no return )へ来たとコメントしています。
これだけの規模の抗議運動の割には、暴力は少なかったようですが、それでも方々で兵が発砲し、住民に相当の被害が出た模様です。確かBBCはハマで9名死亡と伝えていました。

このような状況になって来ると、取りあえず注目されるのが政権内部の問題です。これだけ武力を行使しTも抗議運動を制圧できないことに対して、政権内で責任のなすり合い、と言うか誰かを犠牲にして問題解決を図ろうと言う動きが出てきても不思議ではありません。
いくらバース党が酷いと言っても、彼らは馬鹿ではありません。まさか、自分たちの宣伝を信じて、この一連の事件は米国、イスラエル、トルコなどの陰謀が原因だと信じているとは思えません。宣伝は国民向けであって、政権内部の者は秘密警察の情報を得ているはずです。
優柔不断と言うことでアサドをの首を挿げ替えるのか、強硬派の彼の弟に責任を全部押し付けるかのどちらかがあり得るのではないか、と言う気がしますが、勿論それで問題が解決する訳ではありません。
もしかすると長年のバース党の一党独裁の終わりの始めが始まったのかもしれませんが、長くて困難な道のりになりそうなん気がしています。
また、いつもの早とちりでしょうか?
http://www.aawsat.com//
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/0872E89F-DE58-4807-83AB-9C1BB1336FEE.htm?GoogleStatID=1