10日付のal jazeerah net とal qods al arabi net の記事は、10日ダマスカスにて国民対話の初会合が開かれ、副大統領のシャラが、今対話は先例にない{大胆な)試みで、シリアを民主的多党制国家に転換することを目的としていると挨拶したとのことです。
対話には約200名の独立系、学者、文化人等が出席したとのことですが、反政府はボイコットしたとのことです。
なお、この対話集会と同じ時に、今度はホムスに治安部隊が突入し、実弾を発砲し、多くの者を逮捕したとのことです。また8,9日にはバニアスで25名を逮捕したとも報じています。
この為か、反政府派の中には、国民対話とは[血の上でのダンス」に過ぎないと評する者もいるとのことです。

この対話については昨夜仏le monde 紙の論説をご紹介しましたが(アサドの時間稼ぎと反対派分裂と外部に対する融和的姿勢の印象付け以外の何ものでもない、という厳しいもの)、アサドのイエスマンのシャラがトクトクと挨拶をして、殆どの反政府組織がボイコットしている、この対話の性格をよくあらわしているように思います。
因みに仏はその昔のシリアの宗主国であり、昔はシリアも仏語系{今では第1外国語は英語)であったことから、仏はシリアの内状にも詳しく、また関心も深いので、その代表的な高級紙le mondeの記事をご紹介した次第です。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/C3BB3D67-1D20-405D-8BA4-64840E43BDF1.htm?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2011-07-10-11-24-57.htm