16日付のal jazeerah net  及び15日付のal qods l arabi net の記事は、15日シリア当局の弾圧にも拘わらず、シリアでは100万人の抗議デモが行われたと報じています。
このうちal jzeera の方は、14日ホムス、ハマ、バニヤス、ドウマ、ディールっズール等でゼネストが行われたのを受けて、シリアの多くの都市で抗議行進があったが、その中にはホムス、アレッポ等も含まれ、参加者は100万人を超えたと報じています。
他方al qods al arbi の方では、ハマとディールッズ−ルの2か所及びその近郊で、それぞれ50万人規模の抗議デモが行われたと報じています。

両者の間にかなりの差がありますが、いくら反アサド感情の激しい都市とは言え、ハマ及びその近郊で50万人、もう1か所でも50万人と言うのは少し多すぎる気がします。
それはともかく、日本における政治的デモ活動が盛んであった頃、主催者発表の参加者と警視庁発表の数字に約10倍位の差があるのは普通でした(当時の学生としては悔しいが警視庁の数字の方が実態に近かったと思います)。この数字もおそらくそういう目で見る必要はあるかと思いますが(因みにいちいち断りませんが、数字の出処は人権団体等です)、仮に10分の1と見積もっても、あれだけの弾圧の下で10万人もの人間が公然と抗議運動に参加すると言うことはすごいことだと思います。

他方政権方は相変わらず弾圧を止めず、多数の死者が出ましたが、al jazeeraの方は最低で32名殺害としており、al qods al arabi の方は少なくとも19名死亡と報じています。
前者はそのうち6名はダマスカスで殺害されたと報じています。
それ以上何処で何名とかご報告するのもなんですが、それにしてもこれだけ全土で激しい弾圧を続けてきたにも拘わらず抗議運動が収束する見込みすら立たない、と言うことはクリントンではないがアサド政権が正当性を失っている何よりのあかしだと思います。
アサドは何時まで自国民の血を流すのでしょうか?
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/6687D766-C55B-4A29-A802-8B530920C0B5.htm?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2011-07-15-17-03-18.htm