シリアも22日の金曜日は全国的に大規模な抗議デモが行われた模様です。
22日づkのal jazeerah net の記事は全国で120万人がデモに参加し、最も多かったのがハマとホムスであったと報じています。
22日付のal qods al arabi net の記事は、全国で数10万人規模で、ダマスカス、ハマ、ホムス、の他ラタキア、ダラア、ディールっズール等でも公費デモが行われたと報じています。
また政権側の民間人殺害については、前者は9人、後者は少なくとも11人と報じています。これまでの累計民間人の死者は双方とも1400人としています。
またal qods al arabi は、クルド人に対する始めての弾圧として、クルド人居住地域のal kamishliで軍及び民兵がクルド人抗議者に催涙ガスやこん棒を使用して数10人を負傷させたとも報じています。

それにしても殺されても殺されても抗議デモを続けるシリア人の勇気と辛抱強さには感嘆するしかありませんが、どこかの欧米紙が書いていたように、シリアでも『恐怖の壁」が突破されてしまったのかもしれません。
また見方を変えれば、抗議デモで死者が出て、。その葬儀の列でまた死者が出る、という悪循環が続いていますが、この悪循環は1979年のイラン革命の時に、シャーの警察、軍が人を殺せば殺すほど、抗議デモの規模が大きくなって言ったという歴史を思い出させ、アサド政権が中東におけるイランの尤も忠実な同盟国であるだけに歴史の皮肉を感じさせられます。
シリアの今後は解りませんが、これだけ多くの国民を殺したあとでstatus quo anteに戻ると言うことは不可能でしょうね。 
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/3DDFD92F-153E-4C4F-AD30-2C3C1AA80513.htm?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2011-07-22-07-55-13.htm