シリア、特にハマにおける死者はさらに増大した模様で、1日付のal jazeerah net の記事はハマの130名以上を含め、7月31日のシリア治安機関による市民の殺害は150名に上ると報じています。
勿論完全な報道規制のため、この数字を確認することはできず、また各種報道でも数字は微妙に異なっていて、1日朝のBBCおよびCNN放送が死者14名と言う数字を出していた他、イスラエル紙は100名以上とか、取りあえずの数として80名以上と言う数字を出しているところもあります。
また、当然のことながらこれだけ多くの死者が出れば、負傷者も多数出て、ハマでの負傷者300名と言う数字が見られ、ハマの病院では血液の提供を呼び掛けているとのことで、また医薬品も欠乏しているとのことです。
しかし、具体的な数字の差はとも書く、シリア軍、治安当局がはまその他ほぼ全国的に、強烈な弾圧行動に出たことについては、全く意見の差はなく、al jazeerah 等はハマの虐殺と言う言葉を使っており、CNNはラマダン虐殺(その意味はシリア政権がラマダンの開始を前に、抗議運動を力でねじ伏せようとして、暴力に訴えたからということのようです)と言う言葉を使っています。
また今回の虐殺の異常なことはシリア軍が自動小銃や機関銃等の銃器のみならず、戦車砲、更には対空砲等を市民に向けて使用しているらしいことで、al jazeerah は活動家のネットから取った、ハマの炎上する街並みの映像を掲載しています。

本日からラマダンで、シリア当局のもくろみによれば、その前に力の差を誇示しとけば、ラマダン期間中は静かな情勢が続き、1月もすれば平常に復帰すると言うことなのでしょうが、果たしてそのような計算通りに動くのか、注目されるところです。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/5D297618-27F9-4916-AE1A-3A5E04A6E940.htm?GoogleStatID=9