国連は3日シリア政府の市民に対する暴力行使と広範な人権無視を非難する議長声明を採択しました。
実は4日朝起きて寝ぼけ眼でCNNとBBCを覗いたら、安保理が始めてシリアを非難したが、これまでロシアはシリア非難の決議案には拒否権を行使すると警告していた、と報じていたので、これはてっきりシリア非難の決議の採択かと早とちりしましたが、後でbBC net とかal jazeerh net で確認したら、議長声明でした。
前日このブログで予測した通りの結末となった訳で、確かにロシア、中国、インド、レバノン等これまでシリア非難反対してきた国も含めて(議長声明は全会一致が原則)シリアを(可なり強い調子で)非難したことには、それなりの意味があるとは思いますが、議長声明と言うのは単なる意思の表明であって、法的に意味のある安保理決議とは次元が違います。
シリア政府の人道無視の状況からすれば、国際社会が如何にも及び腰であることが明らかです。BBC放送が大騒ぎするほどの意味のある措置ではないでしょう。
但し、シリアに対する国際社会の非難の第1歩としてならば、それなりに意味のある措置であることは勿論で、バアス党や軍や治安関係者の一部に、ロシアはもとより、あの中国でさえ非難声明に加わらざるを得なかったと言う事実が警告として伝われば、大きな意味が出てくると思います。
 http://www.aljazeera.net/NR/exeres/3D48B7F3-AE9D-484D-BDB9-CB47CBF83FC7.htm?GoogleStatID=1
http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-14396703