7日のシリア情勢、特にdir al zur の大量殺害については、日本の新聞等もかなr詳しく報道していますが、中東のネットから取りまとめると次のようなところです。
・7日シリアでは52名が殺害されたが、そのうち42名がdir al zur で殺害され、同市では100名が負傷した。
・ホムスの近郊のal rustan の郊外で武装勢力の待ち伏せがあり、政府軍の士官1名、兵士2名が死亡し、その他2名が負傷した。これは、政府の発表したところだが、またハマの近郊では治安部隊の兵士を埋めた集団墓地が見つかり、これは武装勢力による政府機関の虐殺の証拠と思われる由
(なお、武装勢力については、その後見つかりませんが、確か7日のal jazeerah netだったかのネットに米国紙からの引用として、シリアで活動している武装勢力は、イラク戦争時にイラクで猛威を振るった宗教過激派であるとの報道がありました。時間がなかったので後で書こうと思っていたのですが、その後消えてしまった模様で、確言はできませんが、もしこの報道が事実ならば、当時シリアがこれら過激派のイラク浸透を意識的に許しているとの非難がありましたが、その勢力が今度はシリア政府に歯向かっている訳で、皮肉なことです)
・シリア政府の発表によると、6日夜レバノンプレートのトラックが多量の武器弾薬を積載しているのが、ホムス県で捕まった。
・アラブ連盟のnabil al arabi 事務局長は7日声明にて、シリアでは即刻暴力の行使をやめるべきであると呼びかけた。これはアラブ連盟として初のシリアの暴力行使に関する初の声明の由
(先日GCCが同様の声明を発したばかりで、これまで沈黙を守ってきたアラブ諸国が批判的な声明を発し始めたことが注目されます)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-08-07-14-24-41.htm
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-08-07-16-29-05.htm
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/7C60F606-3133-4DA3-B086-AB6C6B830395.htm?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-08-07-13-26-59.htm

ここまで書いたら、最新の情報として、サウディのアブダッラ国王がシリアが殺人を止めるように呼びかけ、シリア駐在のサウディ大使を召還したとの情報が8日付のal jazeerah net に出ていましたが、その国王発言の要点は次の通りです。
・シリアは殺人と流血をやめるべきである。
・シリア政府が抗議運動を鎮圧のために行っている弾圧行為は受け入れがたい。
・シリアで現在起こっていることは正当化の範囲を超えており、サウディとしては受け入れられない
・シリア政府は速やかに改革を実行すべきである
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/E0494062-8981-4AFB-94D1-BBD715BDC074.htm?GoogleStatID=9