トルコのAhmet Davutoğlu外相は9日シリアを訪れアサド大統領と会談した後帰国しましたが、その結果についてトルコ紙及びアラビア語紙は、トルコ外相の長い会談(9日付のtoday's zaman netは6時間超のマラソン会談と表現。同じ日付のalqods al arabi net紙は2時間半の会談と報道。)の内容について、同外相は多くを語らないが、流血をやめるための具体的な方策について話し合ったと報じています。
また上記ネットはともに、流血をやめるためのシリア政府の施策は近日中(週単位ではなく日単位と表現)に実行されるはずとも報じています。
また同外相の訪問に際してはクリントン長官のメッセージを携帯したと伝えられたことから、トルコ外相は米国のメッセンジャーであると批判されたことを意識してか、Ahmet Davutoğlu外相は訪問ではトルコ政府のメッセージを伝えたが、それ以外の国のメッセージは伝達していない、として米国のメッセンジャー説を否定したとのことです、
today's zaman 紙は、外相の政府への報告前なので、外相は多くを語りたがらなかったと報じており、そのうち「マラソン会談」の内容、シリア政府の反応等も徐々に外に出てくるものと思われますが、同紙は同じ記事の中で、アサド大統領は改革を進めるとしながらも、同時に反政府勢力に対しては鎮圧の手を緩めないとしており、現にシリア各地における弾圧行為のためさらに数十人が死亡した、とも報じており、言外にシリア政府がトルコの説得に応じている様子はないことを臭わせているようにも思えます。
いずれにしても、現段階で情報もなしに推測しても意味はなく、今後の情勢を見守る必要があると思いますが、いずれにしても今回の訪問と会談は、シリア情勢の中では極めて重要な意味を持つことになるのでは無いかという気がします。
http://www.todayszaman.com/news-253275-turkey-to-monitor-syrias-actions-after-marathon-talks-in-damascus.html
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-08-09-13-04-27.htm