10日のシリアに関する若干のニュースは先ほどお伝えしましたが、10日付のal qods al arabi net の記事は、エジプトのムスリム同胞団がシリア軍の行動はイスラエル占領軍の行動となんら変わるところがないとして、これを激しく非難するとともに、イランのシリア支援中止を要求したと報じています。
またエジプト政府に対してもサウディ等の大使引上げを見習うように要求したとのことです。
同胞団は、そもそも82年 に同胞団シリア支部の蜂起がアサド(父)により激しく弾圧された恨みを持っているはずですが、それにしてもイスラム勢力、アラブ組織がシリア軍の行動をイスラエル軍の行動と変わりがない、と表現するのは極めて異例のことで、注目されます。
記事の要点のみ
「ムスリム同胞団は10日の声明で、シリア軍の民衆に対する弾圧は平和的な民衆に対する野蛮な行動であるとしてとして改めて厳しく非難した。
声明は町を破壊し、住民を殺害する大規模な弾圧行為は、イスラエル軍の行動とどこが違うのか疑問を呈さざるを得ないとしてこれを激しく非難した。
声明はまた大使を召還するとのサウディ及び湾岸諸国の対応は、アラブ諸国、イスラム諸国がシリア政府の蛮行を認めないとの明確なシグナルであるとして、これを称賛するとともに、エジプト革命政府も、それ以上とまでは言わなくとも、最低同じような対応を行うべきであると述べた。
声明はまた、外国勢力の介入を防ぐためにも、近隣諸国は問題解決に協力すべきであると強調し、特にイランに対してはシリア政府が民衆に対する犯罪行為を犯すのを支援することを中止すべきであると要求した。」
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-08-10-13-41-07.htm