朝もお伝えした通り、シリア軍はラタキアを含む複数の都市に対する攻撃を続行しており、特にラタキアでは新しく6名が殺され、3日間の犠牲者は34名に上るとのことですが、このラタキアへの攻撃の一環として南ramul・パレスチナ難民キャンプが攻撃され、犠牲者の数は不明なるも、5000人〜10000人の難民が非難したとのことです。
これは16日付のal jazeerah net とal qods al arabi netの記事が伝えるところですが、この攻撃に対して国連のパレスチナ難民支援機関UNRWAが抗議して、遺憾の意を表したとのことです。
これまでのところ、シリア軍による難民キャンプ攻撃の理由は不明で(単純に難民キャンプが作戦地域内にあったという物理的な理由か、難民キャンプの中の一部の者が民主化運動に加担した等の理由があるのか)ですが、パレスチナキャンプにいる武装パレスチア人は、これまでもレバノン内戦等のアラブの事件に巻き込まれることが少なくなきので、今回も一部のパレスチナ人が何らかの形で民主化運動か、スンニ派の自己防衛等に巻き込まれている可能性も否定できないと思います。
他方PLO執行委員長のabdel rabboはこのシリア軍の難民キャンプ攻撃を激しく非難し、人道に対するはない行為であると述べたとのことです。

以上とりあえずのニュースを取りまとめたところですが、パレスチナ難民キャンプに対する攻撃は、すでにアラブ世界でも孤立しつつあるアサド政権に対するアラブ諸国、アラブ民衆の敵意をさらに強める可能性が強く、さらにはUNRWAが非難しているということは、安保理でも何らかの決議か声明が出される可能性を強めるものだけに、何故シリア軍がこのような刺激的行動をとったかが注目されます。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2011-08-16-05-26-14.htm
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/C54F794D-5A43-4165-82A4-04D8FF04473C.htm?GoogleStatID=1