先日ダマスカス訪問を延期したアラブ連盟の事務局長に関し、アラブ連盟は10日ダマスカスを訪問会うることになったと発表しました(7日付のal jazeerah net の記事より)。
記事は延期の理由について、シリアが事務局長がカイロでシリアの活動家と会ったこと及びアラブ連盟の調停案が報じられたことが内政干渉であるとしている、と外交筋の見方を伝えています。
事務局長は、アラブ外相より、その調停案をアサドに提示することを求められて、シリアに赴くもので、アサドとの間でどのようなやり取りがあるのか、もしかすればシリア情勢の転換点になる可能性もありそうで(この見方は甘すぎるとは思いますが)、訪問の成果が注目されます。
それにしてもシリアとしても流石にアラブ連盟事務局長の門前払いは、アラブ政治の中で得策ではないと考えて、取り敢えずは受け入れることに決めたのでしょう。

他方arujazeerah net の同日付の別の記事は、7日もシリア軍の多くの町での弾圧活動が続けられ、多くの死傷者が出たが、特にハマ、ホムスでは34名が死亡した(うち22名がホムス)と報じています。
また、シリア政権の弾圧に関して、仏外相が人道法違反の犯罪行為であると非難した一方、ロシア外相は相変わらずシリアに対するいかなる非難及び制裁(国連安保理の制裁と思われる)にも反対との立場を表明したとおことです。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/8BE74925-E0A9-4B35-BB0D-D24D050ADFFC.htm?GoogleStatID=1
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/CB5E11A3-3F73-4D78-802B-90E8E16D14F6.htm?GoogleStatID=9