シリアでは連日政府の弾圧で死者が出ていますが、12日付のal jazeerah net の記事によれば、12日シリアでは13名が殺害されたとのことです。
このうち12名がホムスおよびその近郊で殺され、1名がハマで殺されたとのことです。
また、シリア軍は全土で鎮圧活動を続け、特にdir al zurでは一軒一軒虱潰しに捜索し、また家屋やモスクに向けての銃砲撃があったとのことです。
なお、シリア政府報道官はシリアの死者は一般に言われている数の半数で1400だと語ったとのことです(この数字にしても既に常識を超えて高すぎますが、どうせそのうちの多くが武装勢力に殺された治安関係者だ、などとぬけぬけと弁解するのでしょうね)
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/351358BA-7861-4A74-9843-EDAA3EB0026C.htm?GoogleStatID=1

記事の要点は以上ですが、確か13日は、先日ダマスを訪問した事務局長の報告を聞くためのアラブ連盟会合(外相レベルの会合と思われるが、不明)が開かれる予定ですが、シリア政府のいわゆるアラブ連盟の調停案に対する実際の回答は上に書いた、治安当局のやむことのない殺害行為だということではないでしょうか(要するにいくら口できれいごとを言っても、実際にやっていることは、アラブ諸国の要求することに反し得いるという意味で)。
アラブ連盟の反応が注目されます。
しかし、現実的に考えれば、アサド政権というか、シリアのバース党政権にとっては弾圧を続けて、抗議運動を圧殺する以外には選択肢がなく、弾圧をやめたら即政権がつぶれるという状況で、またアサドにしても弾圧をやめようとしたら、政権内の強硬派の宮中クーデターで失脚ということになるのでしょうね。
非常に遺憾ですが、当面シリアの情勢は、上に書いたような悲惨な状況が続くことになるのでしょうか?