15日付のal qods al arabi net 及び同じ日付のhaaretz net  の記事は、15日イスタンブールでシリア国民評議会の樹立が発表されたと報じています。
記事によれば、評議会の目的はすべてのシリア人を結集して、アサド政権を倒して、民主的な政権を樹立するとのことです。
樹立を発表したスポークスマンは、過去6か月の間に、民主的、多党制の市民国家樹立を目指すシリア民衆の努力は、大きな成果を上げたとして、評議会の目的は平和的な方法で、アサド政権を倒し、市民国家の樹立、シリアの一体性の維持等を目指すとして、現在参加していないすべての政治勢力にもその参加を呼び掛けたとのことです。
また、評議会の行動目標は、3段階で、第1段階がアサド政権の打倒であるとのことです(第2段階以降については不明)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-09-15-13-58-36.htm
http://www.haaretz.com/news/middle-east/syria-opposition-activists-form-national-council-seek-international-support-1.384688
また同じくal qods alarabi netの別の記事は、評議会のメンバーは140名で、そのうち約半数に当たる71名の氏名が発表されたと報じています。
これらのメンバーはシリア内外にいるシリア人が含まれているが、シリア内ムスリム同胞団及びクルド国民グループはまだメンバーの氏名を発表していないとのことです。
(記事の中には71名の氏名が載せられていましたが、興味のある方は下記のネットをご覧下さい)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-09-15-16-10-55.htm

リビアでは国民評議会がますます国際的に承認されているところ、シリアでも国民評議会が結成されましたが、この評議会が今後どの程度の影響力を有して、反アサドの政治勢力を結集していけるかが注目されます。
記事の中では、発表がイスタンブールで行われたことは書いてありましたが、どうも今後その根拠地というか本部がどこに置かれるかは明記してなかったように思われます。やはりイスタンブールでしょうかね?
そうなるとリビアの場合のベンガジとは異なり、シリア国内に本部がないという大きな弱点を抱えることとなるし、またトルコの影響力が大きくなる可能性もありそうです
取り敢えず