シリア治安当局のトルコ国境地帯での活動が、両国間の緊張をもたらしていましたが、今度はレバノンとの国境です。
17日付のal qods al arabi  netの記事は、シリアとの国境に近いレバノンのal kanisah 村の住民が、シリア軍の銃撃から村民を守るために、レバノン軍の派遣を要求したと報じています。
記事によると、この要請はシリア軍が過去2日間で村に対して銃撃し、村民ひとりが負傷したためとのことで、その後情勢は沈静化しているが、村民はまたいつ同じことが起きるかもわからない、と危惧している由。
なお、シリア軍は村民を逃亡シリア軍兵士と誤認したためと説明しているとのことです。

記事の要点は以上ですが、最近シリア軍がレバノン国境付近で活動を強めていて、レバノンへの避難民が3580人に上ったことは、先日ご報告した通りです。
国境を越えて銃撃してまで逃亡兵狩りをしている背景は不明(逃亡兵が増加し続けているので強硬策に出たのか、シリア国内ではほぼ制圧してしまったのか等)ですが、もともとシリア軍はレバノンを真の独立国としては認識していないので、国境線などあまり気にしなかった可能性もあります。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-09-17-08-45-28.htm