シリアでの情勢については2日朝のBBC放送等は
 ホムス県のal rastan では、政府軍が激しい攻防の末、町の大部分を制圧した
 ダマスカスでも町の2か所で爆発があった(詳細不明)
等と伝えていましたが、1日付のal jazeerah net の記事は、al rastan では過去5日間、政府軍と反抗兵士及び武装者の間で戦闘が続いていたが、250台の戦車(多すぎる数字と思うが、記事のママ)とヘリを動員した政府軍が町の80%を制圧したと報じています。
これだけの激しい戦闘があれば、多くの死傷者が出たと思われますが、政府は兵士7名が死亡し32名が負傷したと報じているとのことで、反政府側及び民間の死傷者については不明です。
また記事は分離(逃亡)兵士について、逃亡兵士の筋によればこれまでに約10000人が軍を離れて、多くの者が『自由シリア軍」に参加していると報じていますが、同時にシリア軍筋の話として、シリア軍では反抗分子を摘発する軍情報機関がこれらの逃亡兵の摘発を進めており、軍が制圧した後の地域で、まるでゲリラ戦のように逃亡兵狩りが行われていると語っているとも報じています。
この点に関して、1日付のhaaretz net はal rastan の住民の話として、少なくとも1000名の逃亡兵及び武装した村民が政府軍と戦っていると報じていますが、別の筋は逃亡兵の数は少なく、せいぜい100名で、600名くらいが武装した村民だと話しているとのことです。 
また、逃亡兵の指導者は、逃亡兵は正面切った衝突は避け、ゲリラ戦を行い、主として治安部隊及び情報関係者(秘密警察)を狙っていると語ったとも報じています。

取りあえずの記事は以上ですが、ダマスカスの爆発の記事は見当たりません。
またal rastanと言う町は、ホムス県でもハマ県に最も近いところにあり(と言うことはレバノン国境より可なり遠く、武器の密輸には不便ではないかと思われる)、どうしてこの町がまるで市街戦のような戦場になったのか、若干不思議です。
昔ハマが徹底的に破壊された時には、そこがムスリム同胞団の拠点の一つで、政権に公然と反抗したからですが、今回は未だ事情が解りません。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/A8DC8435-B486-49A0-9AE1-754E08FC37B6.htm?GoogleStatID=1
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/A8DC8435-B486-49A0-9AE1-754E08FC37B6.htm?GoogleStatID=1