シリア情勢に関しては先ほどレバノンからの武器・弾薬の密輸問題に関する記事をご紹介しましたが、18日付のal qods al arabi net の記事によれば、政府の弾圧活強化のため、シリアにおける犠牲者は更に増え、17日の死亡者は36名に達した(一日の死者としてはシリアとしても極めて大きい数字)とのことですが、そのうち27名の民間人がホムス県で死亡したが、シリア軍はその後も同県での鎮圧行動を続けている由(BBC放送は朝からその特派員が隠密にホムスに入ったとして、映像も交えて、ホムスの住民が戦術を変えて、抗議デモは夜間デモとして、昼間のデモは金曜礼拝後のみにとどめながら、政権の弾圧に抵抗している様子を報告していました)。
また、シリア軍兵士9名がシリア各地で死亡したが、軍人の損害が増えている背景には、軍からの逃亡兵士の戦術変更があるとして、士官1名と兵士3名が爆弾の遠隔操作爆破で死亡した例を挙げ、逃亡兵士はますますこの手の戦術を使うようになり、それに伴い軍の被害も増大していると報じています
(数的、装備的に劣勢な方が使う戦術がゲリラ戦であることは、洋の東西、歴史の古い新しいを問わず、共通のところで、その意味ではこの報道は特に驚くべきものではないと思うが、シリア軍の損害の増加との関係で注目されます。このような状況が続いて行くと、少数政権であるアサド政権は苦しい立場に追い込まれる訳で、苦し紛れに更に弾圧の強化を図ることも考えられます)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2011-10-18-04-21-48.htm