シリア情勢に関し、27日付のal qods al arabi net の記事は、レバノン地方当局筋の情報として、シリア軍が北部レバノンとの国境地帯のシリア領内に27日朝から地雷の敷設を始めたと伝えています。
それ以上の情報はありませんが、記事も最近レバノンとの国境でシリア側からの発砲、シリア軍の越境等の事件が頻発しており、シリア軍としてはレバノンからの武器等の密輸を警戒していると伝えていますが、国境への地雷敷設となると、事態はアサド政権にとって相当深刻化しているのではないかと思われます。

他方、al jazeerah net の27日付記事は、シリア軍が各地で弾圧活動を続け、各地で合わせて14名の市民が殺害されたと報じています。
その記事の中で、ちょっと注目されたのが、中国が中東向けの特使を派遣していて、彼はダマスカスでの記者会見で、人民の正当な願望は尊重しなければならない、として暴力の停止と対話を訴えたことです。
彼の発言自体は、一般論であれば当たり前の話ですが、見方によっては中国がGCC並みの立場に政策変更する可能性を示唆していると解されなくもなく、いずれにしても中国が中東に対して特使を派遣すると言うのはかなり珍しく、注目されます。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-10-27-13-50-49.htm
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/2F2CD4F4-335B-4745-B063-011795E87766.htm?GoogleStatID=1