案の定と言うべきか、遂にと言うべきか、アラブ連盟は6日シリアがアラブ連盟の和平案を実行していないとして、この12日にカイロに手外相レベルの緊急記号を開くことになりました。

6日付のal jazeerah net の記事によれば、同日シリア各地で抗議デモがあり、これに対する軍、治安関係の発砲で16名が死亡したとのことです。うち11名がホムス(大部分がババ・アムル地区で)、3名がイドリブ、2名がハマ(1名は女子児童)とのことです。
抗議デモh特にホムス、ハマ、バニアス等で大きかったとのことですが、これまで余りデモの報道のなかったアレッポでも3つの広場に抗議運動が集まったとのことです(この点に関し、確か5日付だったかと思いますが、al jzeerah net はシリア軍が多くの都市で検問所、障害物を設けて、反政府派が市に中心に合流することを阻止しており、ダマスカスでも市の中心には抗議運動が集まれない仕組みになっている為にデモが分散していると報じるとともに、政府支持者に対してはあらゆる便宜が与えられているとも報じていました)。

これに対して、アラブ連盟は6日公式の声明で、シリアで暴力が中止されず、シリア政府がその義務を果たしていない現状に鑑み、カタールの首相が12日緊急会合を呼び掛けたと発表しました。

また仏外相も、シリア政府はこれまでも何度も改革を約束しながら、全く実行しておらず、今後ともシリアが何らかの改革を実行することは全く期待していないと発言したが、安保理からの指示なしでは仏として何らかの軍事行動をとる考えはないとも述べたとのことです・

以上取りあえずの報道からですが、いくらイードだと言っても、アラブ連盟の反応はいささかのんびりしているきhしますが、仮に会議を開いたところで、連盟として何ができるでしょうか?
せいぜいシリア非難と資格の凍結くらいでしょうか?この時点で連盟が飛行禁止地域の設定を要請するとも思えませんが、仮に安保理に要請があってもロシア、中国が拒否権行使をする見通しが強く、当分安保理が動けるとも思いません。
おまけにリビアの時と大きく違うのは、欧米、特に欧州がギリシャ発の金融危機の連鎖防止に必死で、なにかをする余裕が全く無いことです。
暫くはシリアはこのような情勢が続くのでしょうかね?
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/7667CADE-767D-437D-9A11-E82B038E9932.htm?GoogleStatID=1