シリアに関する8日及び9日付のal jazeerah net のニュースを取りまとめると次の通りですが、基本的にはシリア政府には暴力、弾圧行為を止める意思は毛頭なく、死者が更に増えているが、中部を中心に脱走兵士達の武力抵抗が強化され、政府軍、民兵の被害も増加していると言う状況で、シリア情勢は更に悪化しつつある状況かと思います。

・国連によればシリアでの抗議運動者の死者の数は3500名に達した。
・シリア軍はホムスをはじめ各地で更に弾圧を強め、過去2日よりさらに多くの死者が出た(死者の数字不明)。国民評議会は、特にホムスのババ・アムル地区では引き続く封鎖のために人道的危機に見舞われていることに注意を呼び掛けた・
・他方イドリブでは脱走兵と見られる一団と軍及び民兵が衝突したが、脱走兵の待ち伏せ攻撃で政府側に8名の死者が出た。また、ホムス、ハマでも同じように激しい衝突があった。
特にホムスに関しては自由シリア軍はその声明で政府軍20名を倒したと発表した。
・国連の人権高等弁務官は9日安保理に対して、シリアの人権状況について口頭報告を行うことになった。
・弁務官事務所によれば、シリア政府のアラブ連盟調停受諾後の、民間及び政府軍の死者は60名に上る。
・同筋によれば、シリア政府は553名の逮捕者を釈放したと発表したが、未だに数万人が逮捕されている。
・同筋によれば、シリア軍は未だにホムスの市街地で戦車及び重火器を使用している。
・同筋が得た情報によれば、ホムスのババ・アムル地区は7日間連続で封鎖されていて、住民は水、電気、食料もなく、悲惨な状況にある由。

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/F2E8743F-623D-41C8-ACED-32505D5242EE.htm?GoogleStatID=1
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/2F9F5D4D-E0BA-410C-8B61-27CB07B7E67D.htm?GoogleStatID=9