12日付のal jazeera net の記事は、バハレンの内務省が12日、バハレン国内で破壊活動を計画していたテロ細胞を発見したと発表したと報じています。
記事によると内務省の報道官が、カタール治安当局からサウディとの国境からカタールに入国しようといていた4名のバハレン人を逮捕したとの連絡を受けたと発表したとのことですが、彼等はテロ計画に関する情報とシリア向けの航空機の予約と多額の米ドル等を所持していたとのことです。
また、カタール当局の捜査によれば、彼らは非合法にバハレンを出国し、カタール、シリア経由でイランに赴く途中で、彼等の所有物の中にテロ計画の資料があったとのことです。
彼等はバハレンの重要建造物等の爆破、破壊及び重要人物の暗殺を計画していたとのことで、狙われた建造物としてはサウディとバハレンを結ぶコーズウェイ、バハレン内務省、サウディ大使館等が含まれていた由にて、
要人多数の暗殺も計画していたとのことですが、対象は不明です。
また、彼等からの情報に基づいて5人めのメンバーがバハレンで逮捕されたとのことです。

記事の要点は以上で、その信ぴょう性(逮捕は確実でしょうが、彼らが本当にバハレンでの大規模なテロを計画していたのか等)は不明で、イランとの関係も不明ですが、行く先がシリア経由のイランと言うことはイランの関与を示唆しています。
因みにバハレン外相は1日エジプトでイランの内政干渉に対いて警告を発していました(このブログでも既報告)。

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/ACE528AB-951A-4503-B105-B5F8ED997FA6.htm?GoogleStatID=9